ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/05/26(木)01:45:40 No.931528221
「マスター、お願いがあります。ベビーパウダーを塗って欲しいのです」 雨音が窓を叩き続ける蒸し暑いトレーナー室。悪天候で屋内のトレーニング施設がどこも満員御礼のため 次のレースに向けての打ち合わせをする事にしたのだが、そんな折、ミホノブルボンは 開口一番とんでもない変化球を投げつけてきた 「ブルボン?今日は汗をかくようなメニューも無いし、そもそも自分でできるんじゃない?」 「そんなことはありません。梅雨の高湿度により、私の発汗作用が促進されています。 シミュレーションの結果、このままではバッドステータス『肌荒れ』の可能性が70%です」 絶妙に話が噛み合わないまま、彼女は、鞄をゴソゴソ探り始め テーブルの上に化粧ポーチやらベビーパウダーの缶詰やらを並べ始めた 更には何と、ジャージまで脱いで椅子に掛けているではないか まってまってブルボンちょっと待ってと説得を続け、彼女がようやく、しかし頭には 疑問符を浮かべたままで動きを止めた頃には、シャツも半分ほどまで捲り上げられてしまっており ブラ越しとはいえ南半球が垣間見えてしまう様な状態であった
1 22/05/26(木)01:46:17 No.931528386
「どうして顔をそむけるのでしょうかマスター。 対象、すなわち私に視線を向けてもらわなければ、作業は遂行できないと判断します」 どうしてと言われても…傍から見ればどうみても誤解しかされないシチュエーションだ しかし、ブルボンはあまりそういった方面への造詣が深くないというか トレーナー室は衆目を憚らないプライベートな空間と認識しているようで 時たまこのように予想外の行動を取ることがある 自分が信頼できる対象と認めて貰えている証左でもあるので、頭ごなしに拒否したくはないし 何よりスイッチが入ってしまった彼女を説得するのは、思ったより大変なのだ じーーーーー。と、脱ぎかけの体勢のまま、ブルボンはまるで遊んで欲しそうな犬のような視線で こちらをずっと見つめてくる。うぐぐ…正直こういうのにはてんで弱い 「わかった。あまり時間をかけるわけにもいかないから、手早く終わらせよう」
2 22/05/26(木)01:47:01 No.931528553
観念してふぅ、と軽くため息をつきながらそう答えると、ミホノブルボンの目許は 先程までとうってかわり、ぱあっと明るく変化した ロボットなどと揶揄される事も少なくないが、彼女も血の通った一人の少女 感情表現がちょっと苦手なだけで、長く付き合えば表情の変化も機敏に感じ取れるようになる 「では、マスター。お願いします…」 ブラジャーのみを残して上半身の衣類を取り去ったミホノブルボンは ウマ耳をへたりと垂らし、頬はまるで林檎のように赤らめ、その瞳には薄っすらと潤いを浮かべていた ブルボン?ブルボン?急に感情表現ステータスがSSまで上がった気がするんだけど? 「気のせいですマスター。ところで私はボディラインが比較的立体的であるため どうしても汗が溜まりやすい場所があるのです。視線も届かないので、そちらのケアをお願いします」 そう言うなり、パチン。と何かホックが外れるような音がした 音に視線誘導された先にはミホノブルボンのたわわな胸。ブラは既にパージが完了しており 大事な部分は彼女の細い腕だけで、半ば押し潰されるように隠されている状態であった
3 22/05/26(木)01:47:41 No.931528718
「梅雨時は特に、谷間や脇に沿った側面、そして下側が蒸れがちです。 就寝前であればフラワーさんに手伝いをお願いする事もあるのですが、日中は困難です」 左腕だけで豊満なブルンボインの先端を隠しつつ、右手に持ったベビーパウダーの缶やパフを こちらにずいっと渡しながら彼女は言い続ける 「ですので、マスターには胸周り、可能であれば次いで、背中のケアもお願いしたいのです」 蒸れボンが上半身の裸体を晒したことで、ムッワァァァァ❤とトレーナー室に充満され続ける濃厚なウマ娘フェロモン 間近で浴びせられたトレーナーは先程から前屈みであり、親御さんから大事な娘を預かっているという立場を 脳内理性担当トレーナーが脳内G7会場で繰り返し演説する事で辛うじて平静を保っているような状態だった 最早まともに返事もできず、コクコクと頷きながら機械的に渡されたパウダーの蓋を開き パフを粉にまぶすのが精一杯である
4 22/05/26(木)01:48:47 No.931528942
「失礼しました、マスター。今の状態では作業が困難と判断しました。フォームチェンジを実行します」 と、ブルボンはパウダーを渡してフリーになった右手を自らの胸元に充てがうと 右の掌で右乳を、左の掌で左乳の先端を覆うと、ぎゅっと乳房全体を持ち上げるかのように動かした 「フラワーさんに教えてもらったオペレーション『手ブラ』を実行しました これでパウダーのぱふぱふ難易度が下がるはずです」 一層乱れるミホノブルボンの呼吸。それと共に、持ち上がったり戻ったりする彼女の両乳房 とても目が乾く。おそらくずっと瞬きができていないせいだが、目蓋も視線も固定されてしまったかのように 自由が効いてくれない 「ぱふ……ぱふ……」 脳内出家トレーナーが開山した脳内寺院から響く読経で自身の理性を律しながら、汗の滲んでいる ブルボンの乳房へパウダーをまぶしていく。力をコントロールできていないせいか パフが当たる度に、胸全体がプリンのようにぷるんって、ぷるんって揺れてしまっている! 「んっ…❤そのまま続けて下さい、マスター❤」 「はい」
5 22/05/26(木)01:49:25 No.931529078
はいじゃないが。とは思ってももう他に適当な言葉が浮かんでこない。何もかもが限界だ、どうしてこうなった 「マスタぁ…次は、次は。腋も、お願いします…」 両乳首を再び片腕で隠し直し、右腕を上げ露出させた腋をこちらにぐいっと向けてくるブルボン どうしたことか缶とパフを持った両手は微動だにせず、代わりに顔が腋へと近づいていき だらしなく開いた口から舌が伸び始め、そのフェロモン分泌点へ――――― バキッ!! と、何かが壊れたような音と共にトレーナー室の扉が勢いよく開き、ライスシャワーが突然入ってきた 「わっ!わわわっ!?ごめんねブルボンさん。ライス、宿題の!宿題のプリントを届けに来ただけなのに ドアの鍵を壊しちゃったし、何だか邪魔しちゃったみたいだし…あっあの!お二人でゆっくりしてていいからね!」 そう言い残すとバシン!と再び扉は閉じられた。傾いているので鍵だけでなく蝶番まで壊されてしまったようだ ついでに補足しておけばプリントも何も置いていかれなかったし、顔を覆った両手の隙間から覗く視線は バッチリこちらの現場を目撃し続けていた
6 22/05/26(木)01:49:58 No.931529188
「……えっと、次は脇。で良いんだっけ?」 「…はい、マスター。その後は背中もお願いします」 突然の闖入者に助けられたのかどうかは分からないが、幸いにもその後は理性が終始優勢に機能し 無事、健全な肌荒れ対策オペレーションを達成できたのであった 終わった頃には、それまでとても艶やかに変化していたブルボンの表情も 普段どおりを通り越して、ややしゅんとしたような表情にまで後退してしまい スイーツデートに誘うまでそんな調子が続いたこととか ライスシャワーのトレーナーから何故か詫びが入ったこととか 後日、何故かブルボンのお義父さんからバーボンを贈られた事については話せば長くなってしまうので割愛する
7 22/05/26(木)01:51:13 [s] No.931529480
あせも対策が必須なシーズンがやってまいりました これは本編とは全く無関係ですが靴が蒸れる人はベビーパウダーを足にまぶしておくと水虫対策になるそうです
8 22/05/26(木)01:55:13 No.931530356
ライスがいたから踏みとどまれた
9 22/05/26(木)01:55:41 No.931530452
>「ばぶ……ばぶ……」 に見えた
10 22/05/26(木)02:00:29 No.931531420
ありがとう漆黒の刺客さん…
11 22/05/26(木)02:01:13 No.931531562
パピー
12 22/05/26(木)02:05:11 No.931532382
いまトレーナー室で桜花賞開催しようとしてませんでしたか
13 22/05/26(木)02:06:02 No.931532559
菊花賞は危ないからね
14 22/05/26(木)02:14:07 No.931533975
ライスはタイミングが分かってるな…
15 22/05/26(木)02:16:31 No.931534354
>いまトレーナー室で桜花賞開催しようとしてませんでしたか >「はい」