虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    22/05/24(火)01:31:43 No.930823028

    進展しないものとはつまり、いつまで経っても変わらないものですね。ゆめのきざはしを上り詰めてもう幾年と過ぎたわけですが、二人の仲は青臭いまんまで誰に誇ることも出来やしないのです。まずもって勇気の花は栽培できないのだから、無人の草地から頑張って見つけ出さなきゃなのに、私は見つけるために必要な『探す』っていうプロセスを踏むことすらしていないのです。  あーあ。ねえねえ、どうしてなんでしょう。お星さまにでも聞いてみたら分かるでしょうか。ううん、いいえ、ダメみたい。夜空に祈ってみたりしたけどお生憎様で反応はナシ。なので未だ私は願いを叶える流れ星の下でかわいく、いいやこの状況自体は可愛くはないと思うので、うーうー呻きながらただ無様にたたらを踏んでいる。あ、気づいた。もしかして、もしかしたら。現状満足で見つける気がないだけなのかも。  ええと、でも、どうかなあ。確証がないからあいにくさっぱり分かりません。というよりまあどちらかというと分かりたくもないので、明後日の方向に想いを投げてみたら。遠方の彼の部屋の壁に上手いことあたって跳ね返り、いくつもの恥が私のおでこを直撃した。

    1 22/05/24(火)01:32:17 No.930823143

    がんががん、ごつごつり。ぐうぅ。痛くはないけどまったく大変やるせない。 「はあ……」  高校に大学でいつしか社会人。人生の経過に共働きして手の内から離れていく、安全設計という魔法のコトバ。要塞のようにすら思えていた人生の要所ってのは、近づいてみると意外にかんたんな造りをしていて、私なんかでも割と労せず通行証を獲得できた。  けど、通行証はあくまで通っていいよの証明書。とんとんとん、軽やかなステップを表面上に刻みながら。裏の本心では急勾配の階段を駆け上がる。とってもとっても楽しくて夢みたいに充実した、トレーナーと生徒、ううん、ウマドルみならいとファンいちごうのステキでいびつな時間たち。それが重なっていくにつれて、いちおー私たちは確実に着実に進歩を遂げていった。学生生活から起算して、まず一段階目、手を繋ぐクリア。二段階目、デートに誘うクリア。三段階、四段階と数を増して、恥ずかしがりながらだったけども、つい先日なんて愛のメッセージとも取れるようなフレーズ、もう一歩進みたいよってコトすら伝えきったのに。どうして、なんで、私はまだ―― 「あと一歩、進んでないんだろうなあ……」

    2 22/05/24(火)01:33:10 No.930823319

     気分転換に軽く走ってみたけど、あんまし気分は好転していない。いま私がいるのは、西日がまぶしい市民公園。ご近所って距離からはそこそこ離れてるから、知ってる誰かに会うことはたぶん、おそらく、ほとんどない。なので、ま。とりあえず。かりそめの平穏を享受できてはいるので、お店で買ったソフトクリームをベンチに座って食べながら、私はこれまでの私を思い返している。 「はあ~……」  賢さパワーを動員すればするほど、既視感プラスな溜め息が一回と言わずにこぼれ出る。トゥインクルシリーズの終わりってのは存外早く来るもので、長い長い夢の始まりに思えたのもいまや昔。あんなにも楽しかったウマドル生活は、ドリームトロフィーを駆けた数年と共に終わりを迎えた。私、スマートファルコンは、ただいま休憩中。大学三回生……だったっけ? お酒も飲める歳になってる私は、割と全然忙しくなくて。昼間すぎのゆるやかな熱気に、ソフトクリームの表層を溶かされかけるくらいには手持ちぶさただ。 「……にぶちん」

    3 22/05/24(火)01:33:51 No.930823445

     私もだいぶいい歳になったけど、このむかむかについては胃もたれなんか無関係。市販のおくすりじゃ手の施しようもないから、私個人のチカラでなんとかしなきゃ……なんだけど。時間が経つにしたがってるのか、もたれ具合は悪化の一途を辿ってばかり。むかむか、むかむか。あー、もう。どうしてやろうかな。むかむか、むかむかむか。うらんでやる、うらむぞ、うらみたい…… 「でもなあ……」  うらむだなんて責任転嫁だよ、ファル子の。自分に最も遠い漢字を含んだ四文字熟語が脳裏に浮かんだとき、めいっぱい大きくした風船を押し潰したみたいな、むちゃくちゃおっきなブレスが肺から漏れて出た。オペラ歌手もしないような溜め息の反動につられて顔が下を向く。そうだよ。元をたださなくたって、私が悪いのは良くわかってる。踏み出さなきゃいけないのはこっちからのはずなんだ。あのひとがずうっとファル子のファンであってくれて、私も彼のパートナーとして応え続けてはやいくとせ。愛してるって決まり文句に愛してますって返すだけで、左の薬指はこれまでよりも数グラム重くなる、と思う。学生とかその辺は特に関係なく。

    4 22/05/24(火)01:34:30 No.930823570

     なのにふんぎりがつかないのは……その、大層でもない理由があって、その、笑っちゃうくらいバカバカしい話なんだけど、なんとなーくなんだけど、こういうのって私から言うのはらしくない気がする、から。だから、この場で二の足を踏んでるんだけど、これが正しいのかはトーゼン不明。 「はあ~あ……」  考えを巡らせてたからか妙に疲れたし、なんでだか急に虚しくもなって、足元にあった小石を爪先で蹴飛ばした。私の目の前にはちっちゃい池があって、その端っこあたりに石はぽちゃんと飛び込んだ。もやもや。ダメ、気にしないようにしなきゃ。もくもく。溶けかけのアイスを食べきって、憂鬱のイロに染まった瞳でぼうっと前だけを見続ける。私が嘘を吐いてるんだとすれば。嘘を映す姿見はいつになれば真実を映し出してくれるのか。私の好きにしていいんだよ、じゃあお言葉に甘えまして、どうしたらいいですかと尋ねても構いませんか。あはは、結局ね。自由の名のもとに飛んでいる私の想いは、いつになったら止まり木を見つけることができるのか、ってのが。 「わかんなあい……」

    5 22/05/24(火)01:35:06 No.930823678

     わかんないや、私。私たちが私たちであり続ける限り、本当の自由なんて訪れようもない……のかも知れない。しゃいしゃい。なるようにしかならないよ。色んな気休めが頭の中を駆け回ってるけど、現状で一つ分かることがあるとしたら。チュウはもの凄くおもたくて、やっぱり夢で終わっちゃいそうってことぐらいだろうか。 「だめだめ」  下を向いてばっかりじゃ気が滅入っちゃう。座ってないでちょっと歩こうかな。何とは言わずにベンチを離れ、舗装されたレンガ道の上で身体を伸ばしてみる。ついでに深呼吸。気分を変えなきゃ始まんない。 「あれ?」  気合を入れようとしたとき、ポケットに入れたスマホがぶるりと震えた。手早く取り出して画面をちらり。わ。あ。え。届いてた、メッセージが一件。うわあ、どうしよ。渦中のひとから一言、すっごい無味乾燥なメッセージ。伝えたいことがあるんだ、今から会えないか。今から、いまから。会えないか、会えないか、会えないか――  スマホを握り締めて深く俯く。多分いま、私とんでもない顔してる。あいたい、かも。でも、あいたくない、かも。心を確認、勇気のメモリは十数パーセント。うう、まだダメ。

    6 22/05/24(火)01:35:36 No.930823783

    表示を指で叩かずに、ゆめのかなたへスワイプする。あ、電話のアプリは起動する。既読はゼッタイにつけないように。コールまでの最短ルートをもくもくと辿り、音声通話のパネルをタッチし、まるで縋りつくかなんかみたいに声のするところを耳に押し当てる。  繋がったからって勇気が貰えるとは限らないし、寧ろ残ってた勇気をばきんばきんに砕かれるかもだけど。頼りたくなったんだから、仕方ない。ワンコール、ツーコール、スリーコール。ダメかな、そう想うより前に。アルファベットで構成されるいつもの電子音から、トーンが変わった。 「はい、ええとファルコンさん、どうしたんです突然?」 「あの……フラッシュさん、今いい……?!」 「はあ? 別に構いませんが……ちょっと待ってくださいね」  かちゃり、カトラリーの置かれる音が聞こえる。スピーカーの奥の方から、誰だい? 聞き覚えのある男性の声が聞こえてくる。そこでようやくハッとした。 「あっ、そっか、ご飯中?! ごめんね、時差考えて無かったや失敬失敬……!」 「あなたがそそっかしいのは分かりきってることですから。気にしませんよ今更」

    7 22/05/24(火)01:36:18 No.930823912

     むむ、なんだって。いくらフラッシュさんとはいえ、そこまでの発言は看過できない。いいの、見えずとも関係ない。むっと頬を膨らませ、出来る限りの怒りを表現する。 「フラッシュさーん、ファル……」 「怒ろうとしたってダメです。事実は変えようがありませんからね」  ぐう。ファル子のパンチは届かなかった。仕方ない、本題に移ろう。 「うー……ごめんなしゃい……」  謝罪一言前に置けば、建設的なフラッシュさんは問いかけてくれる。 「それで、どうしたんです?」 「あのね、その、わた、あ、えと、ファル子の、その……」 「ああ、トレーナーさんのことですか」  なんで分かるの?!  そう口にしようとした瞬間、フラッシュさんに二の句を継がれた。 「貴方が言葉に詰まる時は大抵……いいえ九割方あのひと関連だったでしょう。というより昨日の落ち込んだメッセージから今日ですから。どんなに察しが悪くとも気付きますよ」 「あえ、と……それはあ……!」 「まあ図星でしょうから。このまま要点と解消案だけ手早くお伝えしますね。貴方のことですから、会えないかとでもメッセージでも来て、慌てて私に掛けたんでしょう?」

    8 22/05/24(火)01:37:31 No.930824173

     全部全部答えを突かれて、私はもう声も出ない。そんな私を放っておいて、フラッシュさんは続けた。 「ファルコンさん、あなたなら」  覚えていますよね、と前置きしてから。 「青い蒼いこの空に、透ける朱を一滴落とせば……」  この続きを。諭すような口調で、フラッシュさんがそう言った。  だから、私は答えざるを得なくなって、訳も分からないまま、続けた。 「……もう、前を向くことしかできないんだ……」  それはファル子たちがまだ高校生だった頃、大流行したドラマのワンフレーズ。内容自体はありきたりなラブロマンスだったけれど、ちょっとポエミーなセリフたちが話題になって、女の子たちの心を釘付けにしていた。 「でも、それがどうかしたの……?」 「ファルコンさん。言ったんでしょう? 弱気な告白だったとしても」  うん。唇のひとつも動かさないような頷きが、喉の奥から漏れる。 「このフレーズのあと、あの少女はどうしていたかまで、覚えていますか?」 「えーと……あっ……!」  思い出した、あれはそうだ。青い蒼いこの空に……夢に挑戦するか、諦めるかを選ぶ瀬戸際で。迷う女の子へと彼が言い放ったセリフ。

    9 22/05/24(火)01:39:39 No.930824576

    どうしようかと迷って、迷って、そして最後に。彼は女の子の手を取って、緩やかに頷いて。 「言ったんだ、前を向くしか出来ないって……」  ファル子のした呟きに、呆れ混じりの微笑みが返ってくる。 「全く。いつまでドラマやってるんですか。ファルコンさん?」  それは、なんて反駁しようとしたタイミングで。 「友達として言いますね。もうそろそろ進みなさい」  誰も責めやしませんよ。私の耳に届いたのは、ひどく優しい声色だった。まごつく私を置き去りながらフラッシュさんは続ける。 「そうですね……なら、気合が入るように。すみません、あなた。準備は宜しいですか?」 「えっ、えっ、なになに、どういう……」 「ふふ、なるほど。分かりました。いえ、実はですね、ファルコンさん」  厳かに、何か企むように。ゆっくり後ろ、見てください。そう言われて、私は身構え―― 「ですよね、トレーナーさん?」 「えっ?!!」  即、構えが崩れた。いたずらっぽく囁くフラッシュさんに、まさかを想像したのに。振り向いたそこには誰もおらず。ゆるやかな風がそよいでいるだけ。電話越しでくつくつ笑うフラッシュさんに、化かされたんだと理解する。

    10 22/05/24(火)01:40:29 No.930824724

    「もうっ! 驚かせないでよお!」 「うふふ、すみません。でも、少しは緊張が晴れたでしょう?」 「……うん。ありがとう、フラッシュさん。でもちょっと要らないドキドキ、だったけど」 「……ふふ、応援してます。ファルコンさんなら大丈夫ですよ」 「うん。ファル子、がんばる。前向いて、今日は。逃げない」 「ええ、その意気です。どの脚質でも。貴方は勝てますよ。フィール・エアフォルク。スマートファルコン!」  披露宴にはちゃんと呼んで下さいね、そうからかわれたあと、ドイツと日本を繋ぐテロン、なんて終わりの音が耳元で響く。  脱力しきった右手が、もたつく昼の空気を割く。そのあと特に何もなく、私の太もも辺りで宙ぶらりんになる。がんばらなきゃ、ファル子。自分を自分で鼓舞して、何度か首を縦に振ってみる。そしたらなんでか分かり始めるんだ、認識を変えなきゃダメなんだってことを。なるべく見ないようにしていたこれからを見つめなきゃって、何故かいまようやく。

    11 22/05/24(火)01:41:08 No.930824845

     そうだ、もうそろそろ。居心地の良かった今日と以前にさよならしよう。未知はこわい。何があるか分からない。でも、でもさ。さよならしたからって帰ってこれないわけじゃない。私とトレーナーさんだもん、全てがいきなり切れちゃうわけじゃない、絶対。むしろ始まるはずだ、始まらなきゃウソだ。行こうよ、ファル子。がんばれファル子。トレーナーさんもきっと頑張ったんだ、だったなら、もう。進もう!  胸のドキドキに負けないようにスマホをたつたつタッチして。次は日本から日本へ。もう一度ワンコール、ツー……あっ、すぐに繋がっちゃったから、何とか言葉を紡いでいく。 「見た、よ。トレー……うん、行く。うん……えへ、うん……」  あはは。神さまが見てたらきっと笑っちゃうんだろうな。だって、池のほとりでファル子、たどたどしさの集合体になっちゃってるんだもん。でもそれはトレーナーさんも一緒。昨日はごめん。会いたい。決めたんだ。俺。それを、伝えたい。 「うん、うん……わかった。ファル子もね、うじうじやめた!」  だからそろそろ。ずっと前から目の前で咲いてた勇気の花を、手にしようと思うんだ。

    12 22/05/24(火)01:41:52 No.930824990

     次のステップに至るための、私と彼っていうひとりひとりを、二人にまとめるキッカケを。 「カッコよくリードして! ファル子のこと!」  そして渡すんだ、キッカケの花をあなたに。掴んで、束ねて、もりだくさんにして。アフターブーケに出来るくらい夢いっぱいの花々を。ちょっと手間かな、でもだって、ファル子はそうされたいから。そして、その覚悟がいま、出来たから。 「うん、うん、じゃあ、駅で。またね、うん」  緊張する気持ちをみぞおち辺りに何とか隠して。最低限のやり取りを済ませたら、スマホをポケットに仕舞い込む。気合注入だ、空いた両手で頬を挟む。ぱちん、軽い音が空気を揺らして、おまけとばかりに私の視界を明るくした。 「いっくぞーっ!」  ここから目的の駅までは、小走りで行っても大体十分。まちあわせはすぐにめぐりあわせに変わるから。あの二人みたいになれるかは分からないけど。ファル子の1クール目はもうじき終わるってことだから。気付けばくしゃくしゃになっていた、コーンの包み紙をゴミ箱に捨てて。私は駅の方へと向き直る。

    13 22/05/24(火)01:42:38 [おわり] No.930825137

    前を向く。一歩、二歩、三歩と繰り返して、ゆっくりゆっくりペースを上げる。私の世界を変えた彼に、会いに行く。愛を伝えてもらいに、アイを伝えに走っていく。  ああ、なんでだろう。本当にほんとうに不思議なもので、足取りはすごく、とってもすごく、軽かった。

    14 22/05/24(火)01:45:28 [s] No.930825646

    心の中のフラッシュさんがはよ付き合えと囁いたので書きました ちょっと長めで申し訳…

    15 22/05/24(火)01:48:00 No.930826134

    ちょっと成長したファル子いいよね…

    16 22/05/24(火)01:48:14 No.930826179

    これぞファル子という感じでよかった

    17 22/05/24(火)01:49:16 No.930826373

    青くて未熟で新鮮な感情の揺れ動きに身も知らない懐かしさを感じた 軽やかに弾むようなワードチョイスもよかった

    18 22/05/24(火)01:49:33 No.930826433

    ウワーッ大作! 読んでいてキュンキュンしちゃってすごく良かった…

    19 22/05/24(火)01:52:04 No.930826904

    抱け!抱けーッ!

    20 22/05/24(火)01:56:15 No.930827625

    歌詞みたいに語感がいい文章がファル子らしい

    21 22/05/24(火)02:01:52 No.930828603

    式には呼んでくれ

    22 22/05/24(火)02:02:22 No.930828693

    長文はむしろありがたい

    23 22/05/24(火)02:04:55 No.930829112

    寝る前にいいもの見れた!

    24 22/05/24(火)02:06:13 No.930829349

    長すぎて「とってもすごく、軽かった。」までで読むのを止めてしまったよ もう一回読んでくる

    25 22/05/24(火)02:06:39 No.930829424

    いい…気ぶれる…

    26 22/05/24(火)02:11:24 No.930830130

    長いのにリズムよく読める もう二回は読んじゃった

    27 22/05/24(火)02:13:35 No.930830439

    > かちゃり、カトラリーの置かれる音が聞こえる。スピーカーの奥の方から、誰だい? 聞き覚えのある男性の声が聞こえてくる。そこでようやくハッとした。 シレッとこいつら籍入れてドイツ行ってるんだ!!!!

    28 22/05/24(火)02:18:09 No.930831028

    >心の中のフラッシュさんがはよ付き合えと囁いたので書きました >ちょっと長めで申し訳… 続き!続きが見たいわ!!

    29 22/05/24(火)02:29:55 No.930832354

    >シレッとこいつら籍入れてドイツ行ってるんだ!!!! トゥインクルシリーズどころかドリームトロフィーまで終わって引退してるくらい月日が経ってるからね それくらいの月日が経ってもまだ進展してなかったファル子がついに一歩を踏み出すのがいいよね…

    30 22/05/24(火)02:34:03 [s] No.930832756

    >続き!続きが見たいわ!! このあとは解釈の余地ということで許しておくれ トレーナーさんが「カッコよくってなんだ……?!」ってなってパニクってもいいし、駅前で会って言葉少なに手を繋いで「行こうか」「……うんっ」ってなってもいい でもいきさつはどうなったにせよちゃんと結ばれるから そこだけは外せないから

    31 22/05/24(火)02:41:30 No.930833653

    まあフラッシュは卒業とともに旅立つよね

    32 22/05/24(火)02:41:43 No.930833684

    >ちょっと長めで申し訳… まで読んだ

    33 22/05/24(火)02:41:57 No.930833723

    >でもいきさつはどうなったにせよちゃんと結ばれるから >そこだけは外せないから なかなか踏み込めないけど踏み込んだらゴールまで一直線なのいいよね… 本人の脚質とは真逆で後方から一気に追い込んでくるのいいよね…

    34 22/05/24(火)02:58:07 No.930835612

    時間がかかるだけでくっつくのは間違いない

    35 22/05/24(火)03:03:38 No.930836216

    少女漫画のようでいい…

    36 22/05/24(火)03:14:25 No.930837311

    家庭に入るとこまでみたいわ!!

    37 22/05/24(火)03:18:05 No.930837632

    もう地の文ファル子本人が書いてるまであるでしょこれ 良いもん読めたよ...なかなか寝つけずにスマホ開いたかいがあった

    38 22/05/24(火)03:31:30 No.930838877

    心のフラッシュさんもこれにはにっこり