虹裏img歴史資料館

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22/05/11(水)20:13:05 シニア... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1652267585615.jpg 22/05/11(水)20:13:05 No.926484534

シニア期2年目ともなると、余裕というものがそれなりに出てくるものだ。 仕事への慣れ、担当への理解に加え、担当もまた普段のトレーニングをこなすペース配分やレース前の調整に慣れてくれる。 そうなると必然、普段の業務も3年前が嘘のようにスルリと処理できるようになってくる。 そうなれば当然、こういうものがやってくる。 「チーム、か」 たづな秘書から手渡された封筒の中には、3年間の活躍を鑑みてのチーム結成提案書が収められていた。 一通り目を通したトレーナーは、しみじみと思う。 随分と遠くまでやってきたものだ、と。 「組まないの? チーム」 「うーん、悩んでる」 トレーニングを終えた後のフリータイム、寮に戻るでもなくソファに深く腰掛けた愛バ、アイネスフウジンがそう尋ねてくるので、トレーナーもまた腕を組んで唸りを上げた。

1 22/05/11(水)20:18:04 No.926486557

「私は後輩ができるんなら張り切っちゃうんだけどな~」 「うん、俺も新しい担当を持つことには興味があるよ。 君を指導した経験と、君に教わったこと。 それを活かせるのならって」 前向きな考えのアイネスフウジンに、トレーナーもまた前向きな意向を示した。 であれば悩む必要などなさそうなものだが、トレーナーは何を考えているのか、少し寂しげに俯いている。 「これは、完全に俺のわがままなんだけどさ」 「うん」 「君が現役でいる限り、アイネスのことに専念したいって気持ちがあるんだ。 君の走りを特等席で眺める権利を独占したいんだ」 我ながらみっともない、と少し赤くなりながらバツが悪そうに後頭部に手をやるトレーナーに、アイネスフウジンはなにそれ、とひとしきり笑った。

2 22/05/11(水)20:22:51 No.926488485

「……そんなこと気にしなくても、私の隣はトレーナーの特等席なの」 「……そっか」 それだけ言って、沈黙が部屋に満ちた。 何とも気まずい空気に満たされる中、そっとトレーナーが立ち上がって、そして、アイネスフウジンの隣に腰掛ける。 「でも、そうだね。 もーちょっとの間だけ、私だけ見てもらえると、嬉しいの」 「そうか、わかった」 おずおずと手をにじり寄せてくるアイネスフウジンのそれをそっと両手でとり包み込む。 5月の爽やかな風がトレーナー室の中を駆け抜けたが、甘酸っぱい香りばかりはしばらくの間抜け落ちないことになりそうだった。 みたいなやつを見たいから書いたがもっと見たいので誰か頼んだ 馬場適性が合ってないので失礼する

3 22/05/11(水)20:24:35 No.926489155

おい待てい まだ書けるだろ

4 22/05/11(水)20:34:14 No.926492901

おい待てェ 続き気長に待ってぞォ

5 22/05/11(水)20:35:16 No.926493286

>馬場適性が合ってないので失礼する 十分走れていますね 好走が期待できますよ 走れ

6 22/05/11(水)20:35:20 No.926493305

甘酸っぱい話はいくらでもあってよいとされる

7 22/05/11(水)20:37:37 No.926494203

まだ書けるねアンタは 俺の目はごまかせんぞ

8 22/05/11(水)20:51:12 No.926499449

アイネスフウジンの一人称はあたしです それはそれとして好走が期待できますよ

9 22/05/11(水)21:00:59 No.926503434

馬場適正が合ってないのに走りきる人来たわね

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