虹裏img歴史資料館

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22/05/06(金)23:43:32 「緊急... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1651848212789.png 22/05/06(金)23:43:32 No.924796262

「緊急開店!キタちゃんマッサージの時間ですよ!!」 日も傾いてきた夕刻時、トレーナー室で作業をしていると我が担当バがそう言いながら入室して来る。 「えへへ…今日はオフ日ですけど、いつもがんばってるトレーナーさんの為に来ちゃいました!」 なんて嬉しそうな顔で話しかけてくるキタサンブラック。そんな笑顔を見ているとこっちまで微笑ましくなってくる。 しかしそうだな…お母さん直伝という彼女のマッサージは、座りっぱなしで凝り固まった今の俺にはよく効きそうだ。 作業もひと段落付いたところだし、お言葉に甘えて揉み解してもらう事にしよう。

1 22/05/06(金)23:43:47 No.924796354

「はい!じゃあちょっと横になって目を瞑ってもらっていいですか?」 促されて、備え付けの簡易ベッドに横になる。ふむ、全身マッサージというわけか…。 「実はですね…色々本を読んだりスイープさんに話を聞いたりして、マッサージをもっとこう…スピリチュアル方面に改良してみました!」 「曰く、もっと指先に自分の魂を込めるように解すと、相手は生まれ変わった気分になれるそうです!」 なるほど…それは楽しみだ。

2 22/05/06(金)23:44:02 No.924796465

「さあ、始めますよっ!」 そうしてキタサンは指をパキポキ鳴らすと、その手を寝転がっている俺の顔の側面に滑らせ…両耳をガシっと掴む。 ……え?…耳!? 「全身隈なくやりますからね!まずはトレーナーさんの耳を良くしちゃいます!」 まさかの箇所で驚いていると、そんな嬉しそうな声が握られた耳に入ってくる。 おそらく、彼女なりに考えて編み出したやり方なんだろう…ここは素直に受け入れる事にする。 むにむに…にぎにぎ…ふさふさと…小さな耳が器用に揉み解されていく。 するとどうだろう、今まで聞き取れなかった屋外の喧噪や烏の鳴き声が、ハッキリと聞こえてくるではないか。 おぉ…これは凄いな…。 「ふふっ…このマッサージの真髄に気付きましたね!それでは一旦うつ伏せになってもらえますか?」

3 22/05/06(金)23:44:16 No.924796564

そう言うとキタサンは頭上の耳から手を引き、うつ伏せになったこちらの背中に手を当て、肩甲骨辺りをぐりぐりし始める。 ぐぅっ…!こっちはなかなかに効くな…! 「ふむふむ、かなり凝ってますねぇ…」 その証拠に、彼女が力を入れる度にパキポキと関節が鳴り響き、ぐにぐにと筋肉が形を変えていく。 やがて手を動かす範囲は肩から脇、そして腰へと広がっていき、背中全体がぽかぽか温まっていくような感覚を覚える。 おおっ…?ちょっとづつ心地良くなってきたような…。 そうして彼女の両手は腰から下へと移り…そのまま硬めの尻をむんずと掴まれる。 うっかり声を出しそうになるものの、すぐにパン生地でも捏ねるかのように上下左右に揉みこまれ……おお、意外と悪くない。 「ふぅ…背中はこんなものですかね!あとは…」 彼女はもっちりと柔らかくなったお尻から手を離し、ちょうどその上の…んんっ、なんだこれ…?

4 22/05/06(金)23:44:32 No.924796662

「おっとっと…ちょっと尻尾振るの我慢してくださいね~」 なんて、キタサンに注意されてしまう。いけないいけない…マッサージ中なのに。 力が入らないようにして自分の黒い尻尾を垂らすと、それを手に取り慣れた手捌きで先っぽから丁寧に解していく。 あぅ……こうして人に触られるとなんだかこそばゆいな…。 ふさふさ、さわさわと付け根からゆっくり指圧され、また振ってしまいそうになる感情をグッと堪える。 尻尾マッサージなんて今まで何度もされてるのに…なんだか初めて受けたみたいに気持ち良くて…。 「よしっと…それじゃあもう一度仰向けになってください!」

5 22/05/06(金)23:44:44 No.924796745

そう言われ、尻尾の位置を調節しながら体を再び仰向けに戻すと…はぁン♡ 「えっ……もう!変な声出さないでくださいよ!」 いやいやだって、さすがにいきなり胸を触られたらびっくりしちゃうよ……そりゃぺったんこだけども…。 でも、キタサンの手付きはとても優しくて、そのまま解されていると上半身が背中の時みたいに、少しずつ温かくなっていく。 あぁ、やっぱり気持ちいい……確かにこれは生まれ変わってるような気分……。 そうしてその熱は、彼女の腕を伝って自分の皮膚から筋肉、そして体の中にまで徐々に浸透していく。 心臓が大きくなっていくかのようにパワフルに脈打ち、それに呼応して肺が酸素を求め、自ずと深く呼吸する。 はぁーっ……ふぅーっ……。 全身に血液が巡っていき、体の内側から外側まで熱が満ち渡っていく…。 その感覚に身を任せていると、胃袋も大きさが変わったかのように空腹感が押し寄せてきて、きゅうとお腹が鳴ってしまう。 うぅ、恥ずかしい…。 「えへへ、あとではちみー買いに行きましょうね!」

6 22/05/06(金)23:44:58 No.924796854

やがて揉んでいた手が胸部から離れ、解放された程よい大きさの乳房がぷるんと揺れる。 「あとはこうやって腕もほぐして…」 そう言いながら彼女は腕を手に取りマッサージを始め、指で押される度に皮膚の下の骨と筋肉がミシミシと解されていく。 終わりに手の平をにぎにぎと握られた後、今度はそのまま顔に手を伸ばし、両頬を包み込むようにして触れてくる。 「顔の方も失礼しますね!」 むにゅむにゅと顔を揉まれていると、目元や鼻筋、輪郭に至るまで余す所なく解されていき、まるで粘土細工のように形を変えていく。 「…それにしても、アタシ達ってよく似てますよね~」 顔のマッサージを終え黒い髪を手櫛で整えられながら、そんな事を言われる。 そうそう、二人並んで歩いてたりするとよく双子みたいなんて言われたりして…。

7 22/05/06(金)23:45:15 No.924796959

「あっ、ついでにいつもの髪型にしておきますね!」 キタちゃんが思い出したかのようにそう言うと、テキパキと髪の一部を括ってツーサイドアップにされる。 そっか、そういえば今日は結んでなかったっけ…なんでだろう…? 「よ~し!最後は脚に取り掛かりますよ!」 彼女がそう宣言すると、白いソックスの上からふくらはぎに手を当て、ぐっぐっと力強く押し始める。 「ほっ…ほっ……ついでに速く走れるようにしちゃいますよ~!」 付け根から膝裏、足の裏まで一つ一つをじっくりと揉みこまれると、かっちりした筋肉が程よく刺激され…これは確かに速くなれそう。 …ただまあ私もウマ娘だけど、今は姉であるキタちゃんのトレーナーに専念したいから、速くなる必要は無いんだけどね。 うふふ…でも懐かしいな、昔は私たち姉妹とダイヤちゃんの三人でよく走ってたっけ……。 そうして思い出にふけっていると、彼女の手が靴下の境界を越えて太腿辺りに差し掛かり…。

8 22/05/06(金)23:45:27 No.924797035

「う~んいいトモしてますねぇ~!この脚はあたしと同じ逃げ向きに違いありません!」 なんて、むっちりした私の腿を弄りながら、自分の事のように嬉しそうに言う。 もう…走りの適性まで私が同じ事なんて知ってるクセに! そんな風に思っていると…気が付いたら彼女の腕がスカートの奥にまでぐいぐいと侵入してくる。 えっ、ちょっ…キタちゃん…? 「全身隈なく、ですからね…ちょっとじっとしててもらって……」 えぇっ…そんな、いくら女の子同士だからってそこはっ…!だ、ダメぇ!!

9 22/05/06(金)23:45:44 No.924797147

---- 「……はい!終わりましたよ!」 キタちゃんの声にハッと我に返り、ゴシゴシと目を擦る。 …うーん、凄く気持ち良かった気はするんだけど……なんかあまり覚えてない…。 そう思いながらベッドから体を起こしてローファーを履き、姿見で服装の乱れが無いかチェックする。 スカートの裾をちゃんと直して…蹄鉄の付いたリボンタイも位置を整えて…。 髪型はキタちゃんに結んでもらったから大丈夫……だけど…。

10 22/05/06(金)23:46:03 No.924797268

赤くて大きな目をぱちくりさせながら、ふと顎に手を添える。 んー?…でも何かがおかしいような、そうでもないような…? 前髪の白い流星の部分や、髪飾りのついた左側の髪を弄ったりしてみるも、特に変な部分は見当たらない。 いつもの姉そっくりな私の顔なんだけどなぁ…。そんな感じで一人鏡と睨めっこしていると…。 「ねぇねぇ――ちゃん…じゃなかったトレーナーさん!新しいマッサージはどうでしたか?」 うっかり私の名前を言いつつ、キタちゃんが心配そうに聞いてくる。 いけない、頑張ってマッサージしてくれたんだもんね…しっかりお礼を言わないと。 柔らかな胸に手を重ねてみれば、ドクドクと自分の大きな鼓動を感じて、抱いていた違和感も溶けていく。 ……うん!ちょっと不思議な感じだけど…確かに身体は軽くなった気がするかも! 「えへへ…力になれて良かったです!」 こうして私は、キタちゃんの魂のこもったマッサージに、身も心もほぐれたのだった……。

11 <a href="mailto:s">22/05/06(金)23:46:24</a> [s] No.924797392

みたいにキタちゃんにキタちゃんにされたい

12 22/05/06(金)23:47:39 No.924797867

ウワーッ!

13 22/05/06(金)23:47:49 No.924797931

肩凝りとか腰痛が溜まってくると男だった時の記憶が戻ってきそう

14 22/05/06(金)23:48:20 No.924798123

ああ魂を込めるってそういう…

15 22/05/06(金)23:49:12 No.924798471

ソウル注入されてる…

16 22/05/06(金)23:51:33 No.924799397

ダイヤちゃんのトレーナーもダイヤちゃんそっくりな妹でしたよね?

17 22/05/06(金)23:52:01 No.924799583

鏡とか見て定期的に男だった時の記憶を取り戻してはキタサンにメスに戻されたい…

18 22/05/06(金)23:52:22 No.924799718

>ダイヤちゃんのトレーナーもダイヤちゃんそっくりな妹でしたよね? 何を言ってるんだ? 確かに生まれつき流星はあるけど…

19 22/05/06(金)23:53:51 No.924800288

疑問ッ!なんだか当初予定していた生徒数より妙に数が多いような… それにこの学園に双子がこんなに居ただろうか…たづなは何か知らないか?

20 22/05/06(金)23:54:50 No.924800694

同一化TSいいよね…

21 22/05/06(金)23:55:57 No.924801116

>それにこの学園に双子がこんなに居ただろうか…たづなは何か知らないか? 私は妹の方です

22 22/05/06(金)23:56:08 No.924801175

えっちなやつかと思ったらホラーだった

23 22/05/06(金)23:56:12 No.924801211

妹で生徒なのに姉のトレーナーやってるのが世界の歪みがそのまま残されてる感じがして好き

24 22/05/06(金)23:56:41 No.924801381

>えっちなやつかと思ったらホラーだった ホラーだけどえっちだろ お前もマッサージ受けてこいよ

25 22/05/06(金)23:59:47 No.924802473

こわいけどきもちいい

26 22/05/07(土)00:01:08 No.924803059

>こわいけどきもちいい 大丈夫 怖くないよ お姉ちゃんといっしょだから

27 22/05/07(土)00:05:52 No.924804985

少しずつ変えられていくのいい…

28 22/05/07(土)00:06:59 No.924805403

読んでてあれ?ってなったけど姉と妹のスキンシップで安心した

29 22/05/07(土)00:07:10 No.924805490

エッチなのか怖いのかハートフルなのかはっきりしろ

30 22/05/07(土)00:11:45 No.924807217

コワ~

31 22/05/07(土)00:16:38 No.924809118

ぺったんこ…程よい大きさの乳房…?ん…?

32 22/05/07(土)00:27:13 No.924813355

前にあったダイヤちゃんのTS怪文書と同じ方だろうか? こういうTSしていく描写が丁寧なのとても好き……

33 <a href="mailto:s">22/05/07(土)00:32:27</a> [s] No.924815164

そうですね ねっとり変身過程好きだけど書くと長いね…

34 22/05/07(土)00:34:42 No.924815911

じっくり過程を読みたいから長くても良いよ…

35 22/05/07(土)00:38:43 No.924817303

ねえこれ大分ホラーじゃない?

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