虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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  • 泥の攻撃力 のスレッド詳細

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    22/04/30(土)01:19:24 No.922231896

    泥の攻撃力

    1 22/04/30(土)01:35:03 No.922236194

    誰もいない 寂しい夜だ

    2 22/04/30(土)01:37:16 No.922236751

    だからロンリ・ロンリー 切なくて

    3 22/04/30(土)01:49:51 No.922239505

    壊れそうな夜にさえ

    4 22/04/30(土)02:08:07 [神姉妹怪文書「お祭り」] No.922243186

    雨の日になると、流石に参拝客の数も目に見えて減る。 大きな建物の中にいくつもの社殿や礼拝堂などが寄り集まっている「宗教のマンション」も、この「出雲」にはある。 でも、小さいながらも自前の土地持ちでやっている美輪神社の参道に、屋根やアーケードなんて便利なものはないから、それは仕方がないことだ。 カッパを着て忙しなく拝殿周りを動き回るヨリエとは逆に、タヨリは、ちまちまと御神籤売り場の整理整頓を手伝っていた。 「ヨリエちゃん、雷があまるけん去ぬりぃ!」 「はいよばっちゃー! あとここだけ掃除したら戻るねー!」 姉は雨の中でもああして元気だが、タヨリはというと、そうでもない。 雨の日は友達となかなか遊びにくいというのが、やはり大きい。はっきり言うと、ちょっとつまらないくらいだ。 「タヨリ」 「あっ、神様」 ……そんな時にも、彼女のサーヴァントは、いつも側にいてくれている。それは、タヨリにとってのちょっとした自慢だった。 「仕事に疲れたかい? なら、代わりに僕が」 「ううん、大丈夫! ありがとうございます!」 ふふん、ふふん、と、鼻歌混じりに止まっていた腕を動かす。 ナイノカミは、不思議そうにそれを見ていた。