ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/04/22(金)23:45:50 No.919704942
注意！ ウマ息子シャフリヤールウマ娘化
1 22/04/22(金)23:46:23 [s] No.919705107
休日のトレセン学園美浦女子寮。 男子禁制の花園をひっそりとした足取りで歩く一人のウマ娘がいる。 シャフリヤールだ。 誰にも見つからないように目的地へと向かう。 普段の堂々とした態度と真逆で足取りは重たかった。 （むぅ、今はウマ娘娘の姿とはいえ……やはり落ち着かぬ） シャフリヤールは元々ウマ息子だがある日を境にウマ娘に性別を変える事ができるようになった。 もちろんこの事を知っているトレセン学園の生徒は一部しかおらず、シャフリヤールが忍び込んでいる状況でも『こんなウマ娘いたっけ？』で済むような状態だった。 そして、今シャフリヤールが向かっている部屋の主はそんな体質を知っている一人だった。
2 22/04/22(金)23:46:41 [s] No.919705221
しばらくして目的地に到着した。 （うぅ……余は非常に帰りたい） ドアの前に立ちながら、心の中でシャフリヤールはため息をつく。 しかし、約束を反故にするのは大帝としての沽券に関わる。 そう思い、シャフリヤールはドアをノックした。 「余だ、中に入ってもよいか？」 『開いてますよー』 と軽い返事が返ってきた。 ドアノブに手をかける。 レースのゲートは早く開いてほしいが、この扉は開けたくはなかった。 「ようこそ！待ってましたよシャフリヤール君！」 中には青鹿毛のウマ娘、ユーバーレーベンが出迎えてくれた。
3 22/04/22(金)23:46:58 [s] No.919705354
ユーバーレーベン。 シャフリヤールと共にドバイシーマクラシックに挑戦したオークスウマ娘。 シャフリヤールがウマ娘化能力をコントロール出来ていなかった時、何かと世話を焼いてくれてい た。 今もその関係は続いており、服やメイク等の手ほどきをしてくれている。 しかし、その見返りとしてあることをシャフリヤールは頼まれているのだった。 それは 「いいよいいよ〜！可愛いよシャフリヤール君！」 「うぅ……恥ずかしい余……」 ビデオ撮影に協力することだった。 ユーバーレーベンの指定する服を着る。 今回はティアラ路線のウマ娘がレースで着用する体操服だ。 赤いブルマ、上着は少し丈が短いのかヘソがチラリと見えている。
4 22/04/22(金)23:47:20 [s] No.919705478
三冠路線を歩んでいたシャフリヤールにとっては未知の感覚。 G2.G3のレースでは、たしかに体操服を着てレースをするが、ブルマを履くことは魂レベルでゾワゾワする。 だが、その表情が良かったのかユーバーレーベンの注文はどんどんと増えていった。 「次はこのバランスボールに乗ってみよう！」 何処からともなく取り出したバランスボールの上に跨がる。 転けないようにポヨンポヨンと弾みをつけながら体勢を整える。 「この体勢……結構トレーニングになるな」 「そうだね〜。いいトレーニングになりそうだね〜」 カメラを回しながらユーバーレーベンはそういった。 その後も撮影は続き、シャフリヤールは一日中ユーバーレーベンの着せ替え人形になっていたのだった。
5 22/04/22(金)23:47:45 [s] No.919705618
一方その頃。 男子美浦寮、エフフォーリア・タイトルホルダーの部屋。 「タイトルホルダー、見てくれレアカードが出たぞ」 「僕は今G○セルフを作っているんですけど！」 お互い思い思いの休日を過ごしていた時に事件が起こった。 ポコンとエフフォーリアにユーバーレーベンからのメッセージが届いた。 「お裾分け」と短いメッセージと共に動画ファイルが送信される。 動画の中身はバランスボールに跨りながら上下に揺れるシャフリヤールの姿だった。 動画を見た直後、エフフォーリアの意識は彼方へと飛んでいった。
6 22/04/22(金)23:49:30 No.919706329
手塚師にもらった鉄球バランスボールそんなんに使っていいんですかね
7 22/04/22(金)23:50:08 No.919706595
④バ、バランスボールが3つ……