22/04/21(木)00:18:14 注意! ... のスレッド詳細
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22/04/21(木)00:18:14 No.919054846
注意! プイプイは出ません ウマ息子④×ウマ娘余
1 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:18:39</a> [s] No.919055002
ふと気付く。膝の上でうごうごと蠢く物体に。いつの間にこんなものを乗せていたのだろうか。考える暇もなく、バランスを崩して落ちそうになるそれを、俺は慌てて抱え上げた。 それは、まだ自分の足で立つことも覚束無いような赤子だった。服の上からでもわかるくらいどこもかしこも柔らかく、抱えたはいいもののどうすればいいかわからなくて、せめて泣くことのないようにと身を固くする。 それにしても何故俺の膝に赤子が?誰かの親族だろうか…と改めて赤子の顔を確認すれども、この年頃では顔立ちもよくわからず途方に暮れる。ただ、耳は頭の上部についていたため少なくともウマ娘ないしはウマ息子であるということはわかった。 赤子を預かった記憶などないが、ともかくこのままではいけない。何せ俺は育児のスキルが全くないのだ。弟や妹がこのくらいの年齢だった頃は、俺もまだ小さかったし、親戚の子をあやした経験もない。
2 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:19:03</a> [s] No.919055135
されども、赤子を抱えたまま保護者を探しに行くのは相当勇気がいる。ただでさえいつ泣き出すのか戦々恐々としているのだ。下手に動けば動揺して落としてしまうという危険性もある。こんな柔らかくてか弱い生物、下手に扱ったらすぐ死んでしまうだろう。 八方塞がりの状況。俺は早々に音を上げた。保守的な思考だが、この子の親が迎えに来るのを待とう、と。 動かざること山の如しな作戦が功を成したのか、赤子は終始ご機嫌だった。「あー、う、あう」と言葉にもならない声を発し、小さな手で宙を掻く様がやたらと愛らしい。予想以上に元気でいいことだ。きっと強い父と母の間に産まれたのだろう。健やかに育てよ…と他人ながらにそう思った。 腕の中で好き勝手暴れる赤子に困りつつも和んでいると、目の前の扉が不意に開いた。そういえばここは何処なのだろう、と疑問が湧いたが、今はようやく訪れた天の助けに気を取られてしまった。
3 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:19:32</a> [s] No.919055284
「余のご帰還である余!」 そして現れたのは、果たして天の助けか地獄よりの使いか。近頃妙に俺をからかうことに味をしめた宿命のライバル…シャフリヤールだった。 「なんだ…お前か…」 思わず落胆の声が漏れる。同時に分が悪いとも思った。どういう仕組みかは知らんがシャフリヤールは性別を自由に変えられる能力を持っている。目の前にいるシャフリヤールは、例に漏れずウマ娘の姿になっていた。 俺が赤子を抱いているという状況をこいつが見逃してくれるはずがない…と身構える。しかしその警戒は杞憂に終わった。 「よしよし、ちゃんと面倒を見られて偉いぞ。大儀であった」 シャフリヤールはそう言って、俺から赤子を引き受けてくれたのだ。思わぬ行動に面食らう。いとも容易く赤子は俺の手から離れ、久方ぶりの自由を手に入れることが出来た。
4 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:19:53</a> [s] No.919055409
「あの、シャフリヤール…」 「んー?いっぱい遊んでもらったか?面白みのない男であるがゆえ、些か心配だったが…そうかそうか、楽しかったか。それは何よりだ余」 礼を言うつもりで話しかけたが、シャフリヤールは俺に目もくれず赤子に語りかけている。無性に居心地の悪さを感じた。 おそらくだが、この赤子はシャフリヤールの親族であるように思う。優しくあやす手付きがやけに手馴れているし、知らない子どもに対する戸惑いも感じられない。さしずめ下の弟か妹…もしくは姉の子だろうと推測する。いつだったか、まだ幼い甥が宇宙船に攫われそうになったという話を聞いたことがあった。非常に眉唾な話だが。 つまり、俺はライバルから親戚の子どもを託されていた…というのが事の顛末なのだろう。そこに至るまでの記憶が頭からすっぽり抜け落ちていることは気になるけれど。
5 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:20:12</a> [s] No.919055515
赤子はシャフリヤールの無駄に豊満な胸に抱かれてきゃっきゃと嬉しそうだった。大丈夫か、窒息させやしないかと失礼なことを考える。あの胸の凶悪さを俺は身をもって体験している。 しかし流石は純粋無垢な生き物というべきか。赤子が小さな手でたわわなそれをむんずと掴む。自分のことではないのにビクッと肩を跳ねさせてしまった。 「あっ…こら、くふふ…そなたは本当に余の胸が好きだなあ。全く誰に似たのやら」 意味深に笑うシャフリヤールは全く気にしてない様子だった。それもそうだ。こいつは自分の胸を安売りしがちだ。被害者は主に俺だ。 赤子という枷が無くなって、俺は自由に動けるはずなのにどうしてか身体が動かない。この辺りで、何かがおかしいとようやく気付いた。 赤子を抱いたままのシャフリヤールが俺の傍に座り込む。小さな身体だ。なのにそれよりももっと小さな生き物を大事に抱いている様が、妙に庇護欲を誘う。
6 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:20:39</a> [s] No.919055670
「シャフリヤール、あの、その子は…」 「うむ、わかっておる。おおよしよし、可哀想に、こんなに腹を空かせてしまって面目ない余。どれ、たんと乳を与えてやろうなあ」 赤子のことを尋ねようとした俺の声を遮って、おもむろにシャフリヤールが胸をはだけさせた。 「シャフリヤール!?!?!?」 「うるさい余!ややが泣きだしたらどうするんだ余!」 「す、すまない…だが…っ」 強めの叱咤を受けて語気を落とす。その間にシャフリヤールは慣れた手つきで乳房をさらけ出し、薄桃色の突起へ赤子の口を導くと、赤子はそれにしゃぶりつき、んくんくと吸い付き始めた。 俺は目の前の光景に絶句する。何故、シャフリヤールが、赤子にぼ、ぼ、ぼ、母乳を…?! 親戚の子ではなかったのか?それとも、シャフリヤールの家では平等に(?)乳を与える法律でもあるのか?
7 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:20:58</a> [s] No.919055768
冷静に考えるとそんな法律あってたまるか。という話だが、現実逃避をせずにはいられない。 混乱しつつも目が離せない俺に、シャフリヤールがついと流し目を向けてくる。そして、にんまり笑ってこんなことを言う。 「物欲しそうな顔で見るんじゃない余、くふふ、今はややの食事中だぞ?」 「い、いやっ、すまなかった…!不躾だった…決してその、物欲しそうな顔などは…」 「嘘が下手だなあエフフォーリア。さて、ところで余の胸はもう片方空いておるのだが…」 赤子に吸いつかれていない方の乳房が軽くもちあげられ、ほよんと瑞々しく揺れる。ごくりと喉を鳴らしたのは無意識だった。何故だろう。いつもは戸惑うことしか出来ないのに、今日は無性にそれに触りたいと思ってしまう。 「…お前も吸うか?」 「~~ッ!か、からかうのもいい加減にしろ…!」
8 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:21:20</a> [s] No.919055885
うっかり乗ってしまいそうになる誘いを俺は鋼の意思で耐えた。赤子と一緒になってシャフリヤールの胸に吸い付く自分を思い浮かべ、冷静になったというのもある。想像するだけで酷い絵面だ。 「くっ…ふふふ、冗談だ余!そんなムキになられると余の方が照れる余…可愛いなあエフフォーリア」 「かわっ…」 やはりからかってるじゃないか!と抗議しようとすれば。 「それに…お前にそうされたら、余の方が我慢できなくなってしまう…」 一瞬、シャフリヤールが雌の顔をした。なんだ、雌の顔って。理解は追いつかないけれど、俺は本能で確かにそう感じとったのだ。 おかしい。全てがおかしいけど、一番おかしいのは多分俺だ。ぐるぐると思考が回転し、シャフリヤールの言葉に何も返せなくなる。
9 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:21:42</a> [s] No.919055998
気まずい沈黙が流れた後、それを遮ったのはシャフリヤールの方だった。 「…おい、そこは『ならば子どもを寝かしつけた後で思う存分吸ってやる』って言うところだろうが余!!」 「は!?な、なにを言ってるんだお前は!」 「は?はこっちの台詞だ余!全く…いつまで経っても朴念仁が板に着きやがって余…なあややよ、そなたこういうところは父上に似てはならんぞ。せいぜい恵まれた体格だけに…」 「は!?!?」 「うるさい!!!」 再び叱咤されたが、今度は大人しく従ってもいられない。こいつ今何と言った。聞き間違えでなければ、俺のことをち、ち、父上と…。 ふざけた口調のせいで意思疎通が困難なことも多いが、流石にこんな単語が別の意味を持つとも思えない。 ということはつまり…この赤子は、俺の…? 同時に、当たり前のように乳をやるシャフリヤールのことを考え、顔がサーっと青くなる。 改めて、赤子の姿を確認した。美味そうに乳を吸うその頭の上で、嫌という程見覚えのある特徴的な形をした耳が揺らめいていた。
10 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:22:28</a> [s] No.919056250
声ならない悲鳴とともに飛び起きた。心臓が早鐘を打っている。まだ薄暗い明け方、自室のベッドの上。 2500mを全力疾走したときと同じくらい乱れた息が、ここが現実だと教えてくれる。 「ゆめ、か…」 そうだ。当たり前じゃないか。俺とシャフリヤールの子なんてそんな、非科学的な。…シャフリヤールが女になる事実がまず非科学的なのは置いておいて、一旦は大きく息を吐きながら安堵した。そして数秒後、兆してしまったそれの処理をどうするかで頭を悩ませることになる。 …あれから、どうしても気になってシャフリヤール本人に直接聞いてみた。 「シャフリヤール、つかぬことを聞くが」 「なんだ余?」 「例えばの話なんだが…その、お前、女のお前の方…その、こ、子どもを、作れたり…」 シャフリヤールは少し目を丸くしてから、悪戯っぽく笑う。 「ややか…余も詳しくは知らぬがそうだなあ…引退してからなら、試させてやってもいい余?」 夢の中の光景を思い出し、俺の頭は爆発した。
11 <a href="mailto:オワリ">22/04/21(木)00:22:57</a> [オワリ] No.919056382
シャフリヤールの2025(父エフフォーリア)が見たくて書きました この余はまだ「試させるわけねえだろバーカ」と内心では思っているけどそのうち自分の方からえふふくんの子種をねだるようになればいいなあと思いました
12 22/04/21(木)00:24:39 No.919056919
ウワーッ!母父ディープインパクト!
13 22/04/21(木)00:25:45 No.919057272
子種を欲しがったらそれはもう心まで牝なんだよ…
14 22/04/21(木)00:25:52 No.919057302
カタログに関係の無いプイプイが増えてて駄目だった
15 22/04/21(木)00:27:31 No.919057795
今夜はやけにエフ余が多いな…
16 22/04/21(木)00:28:25 No.919058066
夢は願望の現れというが…
17 22/04/21(木)00:29:18 No.919058349
母乳のくだりで動揺しすぎだ余!
18 22/04/21(木)00:30:57 No.919058904
ある日は息子 ある日は娘 1人で2粒美味しい余!
19 22/04/21(木)00:31:50 No.919059158
ボリクリ耳で父親が察せるのなんかえっちだな…
20 22/04/21(木)00:32:11 No.919059271
今日多すぎだろ何人書いてるんだよ
21 22/04/21(木)00:33:03 No.919059557
>カタログに関係の無いプイプイが増えてて駄目だった 風評被害もはなはだしいプイ
22 22/04/21(木)00:40:32 No.919061908
デカい男が赤ちゃんプレイするのは癖に直撃するからやめろもっとやれ
23 22/04/21(木)00:40:37 No.919061933
プイプイは出ません見すぎて④余のスレ画作ってもいい勢い
24 22/04/21(木)00:41:05 No.919062046
エフ余がこんなに流行ってるのここくらいだろ…
25 22/04/21(木)00:42:51 No.919062632
>エフ余がこんなに流行ってるのここくらいだろ… 他で見れたらこの世は地獄すぎるわ…
26 <a href="mailto:s">22/04/21(木)00:43:05</a> [s] No.919062704
先人に倣ってスレ画使わせてもらってたんだけど確かにプイプイに申し訳ないな… すまなかった
27 22/04/21(木)00:43:34 No.919062828
いやこれでもいいんだ
28 22/04/21(木)00:44:14 No.919063016
>先人に倣ってスレ画使わせてもらってたんだけど確かにプイプイに申し訳ないな… >すまなかった 申し訳なく思うならエピプイを書くんだエp…よ!
29 22/04/21(木)00:44:16 No.919063026
「」ダアルコが許してくれるなら描いてくれた手描きのどれかにメモ帳貼り付ける事を考えてた
30 22/04/21(木)00:44:52 No.919063190
>今日多すぎだろ何人書いてるんだよ 少なくとも二人はいる