ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/04/16(土)13:52:52 No.917439359
「なぁ…ダイヤ。これって本当に必要なのか?」 「ええ、トレーナーさんは今ウマ娘なんですから」 鏡の前で困ったような表情をしている俺と、それを見つめながら真剣な眼差しで答える担当サトノダイヤモンド。 今の俺はと言うと、いつも来ているトレーナー用の制服姿ではない。今着ているのは春物の薄手のブラウスにミニスカート。そして左耳には彼女にプレゼントしてもらったお揃いの耳飾りを付けていた。 「まあ確かにさ、見た目は可愛いけど動きにくいし、それに俺はウマ娘になったといっても元は男なんだぞ?」 ウマ娘になった俺が今何をさせられてるかというと、それはメイクアップレッスンだった。 「いえ、これはトレーナーさんの為でもあるんですよ。これから人前に出ていく事になると思うので、その時に身だしなみだけでも綺麗にしておかないと」 それはそうなんだけど……。
1 22/04/16(土)13:53:15 No.917439490
「それに、今のトレーナーさんはとっても愛らしい姿になってますよ」 「うぐっ……」 担当の彼女より小柄になってしまったこの身体。身長はダイヤより低い150cmぐらいまで縮んでしまい、手足も細く華奢なものになっているのだが一部の部分はしっかり主張していた。 「ホントになんでこんな事になっちゃったんだろうな……」 ダイヤはそんな俺の姿を見てクスリと笑うと、後ろから手を回してきた。 「ほんとうに可愛らしくなりましたね」 うっとりとした様子で俺の身体を眺めているダイヤ。その姿はまるで新しいオモチャを買って貰った子供のような無邪気な笑顔をしていた。 「そんなに見られてると恥ずかしいんだが」 「すみません、ついつい見惚れてしまいまして」
2 22/04/16(土)13:54:24 No.917439803
ギュッと抱きしめられたまま耳元に口を寄せると、彼女は囁くようにして言った。 「私が本格化して着れなくなった服が沢山あったので有効活用させて貰いました」 そんな事を言われながら微笑まれると何も言えなくなってしまう。 「ほらほらトレーナーさん次はこれを着て下さい」 「わ、わかったから少し離れてくれないか」 グイグイと迫ってくる彼女に押され、結局今日もされるがままになっしまうのであった。
3 22/04/16(土)13:57:41 No.917440771
ダイヤちゃんより小柄になったトレーナーさんが着せ替え人形になるお話
4 22/04/16(土)14:02:45 No.917442215
ダイヤちゃんのお下がり着るトレーナーさん
5 22/04/16(土)14:05:30 No.917442971
フリルいっぱいのコーデされちゃう…
6 22/04/16(土)14:05:52 No.917443076
左耳に耳飾りか…
7 22/04/16(土)14:14:14 No.917445280
ただでさえ壊れかけの弟の女性観が粉々になっちまうー!
8 22/04/16(土)14:20:47 No.917447169
姉に新しい妹が出来ました…
9 22/04/16(土)14:22:13 No.917447572
お姉ちゃん増えちゃったねえ…
10 22/04/16(土)14:23:10 No.917447828
我慢できず新しいお姉ちゃんでそろぴょいをする弟と 元男だからそろぴょいに理解のあるトレーナーさんが出会う話ですって?
11 22/04/16(土)14:26:17 No.917448723
「トレーナーさん次はこれを着てください」 「はい……」 言われるがまま渡された服を素直に着る。 「トレーナーさん次はこっちをお願いします」 「うっ……はぃ……」 あれから数日経ったが、毎日のように着せ替え人形状態になっていた。 最初はウマ娘の姿での生活に慣れる為に始めたことだったのに、今ではすっかりダイヤのペースに乗せられてしまっている。 元々ダイヤは世話焼きな性格ではあったが、ここまで甘やかしてくるタイプではなかった筈だ。しかし、最近はずっとこうである。
12 22/04/16(土)14:30:42 No.917449969
「ふふふ、よくお似合いです」 白いフリルに彩られたピンクの花柄ワンピースに身を包む俺を見て嬉しそうに微笑む。その視線がチクチクと刺さるが、もう慣れてしまった自分がいた。 ウマ娘化してからというものの、ダイヤは俺に対して過剰なスキンシップを行うようになっていた。以前は頭を撫でたり手を繋ぐだけだったのだが、最近では抱きついて来たり膝の上に座らせてきたりする事が多くなっていた。 そして何より、今の彼女は前よりも積極的になっている気がするのだ。 「ねぇ、トレーナーさん今度新しいお洋服を買おうと思うのですがどの様な物がお好みですか?」 彼女に手にはウマ娘向けのファッションカタログ。本格化中の彼女は服の買い替え頻度が多いのだろう。 「ダイヤには……これが似合うかんじゃないかな…」
13 22/04/16(土)14:32:57 No.917450574
カタログに乗っていた白いブラウスにフレアスカートの組み合わせは彼女にピッタリだと思う。 「そうですね……では、他にはどの様な感じがいいと思いますか?」 「えっと……これなんかどうだろうか」 ページを開いてダイヤに見せる。そこには淡いライムグリーンのノースリーブワンピが載っていた。 「ふふ、それも良いかもしれませんね」 ダイヤは俺の提案に満足してくれたようだ。 「ではトレーナーさん今度はこちらのお洋服をプレゼントいたしますね♪」
14 22/04/16(土)14:33:58 No.917450874
段々クローゼットの中身がダイヤちゃんのお下がりとプレゼントで一杯になるトレーナーさん
15 22/04/16(土)14:34:29 No.917451018
ねえこれ元に戻った時ヤバイ事にならない?
16 22/04/16(土)14:37:58 No.917451931
>ねえこれ元に戻った時ヤバイ事にならない? トレーナーさんはサトノです!
17 22/04/16(土)14:42:24 No.917453123
お洋服の下もお揃いの下着を着せそうだしダイヤちゃんが使ってるお高い化粧品をわたされてそう…
18 22/04/16(土)14:50:08 No.917455143
ハイ…トレーナーは…サトノのウマ娘です…
19 22/04/16(土)14:55:42 No.917456677
里見さんは全然走らなかった馬沢山居るからな…
20 22/04/16(土)14:56:17 No.917456831
お出かけの時には必ずフリフリドレス着せられるんだよね…