22/04/15(金)23:57:07 よぉフ... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1650034627537.jpg 22/04/15(金)23:57:07 No.917293377
よぉファンの皆！私の名前はダノンザキッド！ あのゴールドシップの弟子をやらせて貰ってるんだ！ 今日はゴル師匠との特訓やすっごく豪華な裏話が聞けちゃうかもしれないぜ！ 皆見ていってくれよな！ 最終回「さらばゴールドシップ。師弟の絆よ永遠に！」 元々汗かきな体質であるが、今はいつも以上に緊張して汗だくになっている。 それは突然のことだった。 敬愛するゴル師匠から無情にも申し渡された。 「アタシから一本取ってみろ。さもなくば破門だ」 緊張のあまり吐きそうになる。 深呼吸しながら汗を拭い精神統一。 眼前にはいつもより増して真剣な顔のゴル師匠。 これまでの師匠からの教えを思い出しながら対峙する。
1 <a href="mailto:s">22/04/15(金)23:57:33</a> [s] No.917293538
一つ.目だけに頼るな、五感全てを駆使しろ 二つ.自分の事だけを考えるな、相手はどう動くかをしっかりと考えろ 三つ.しかしながら自由な発想を活かせ これまでの師匠と過ごした日々。 これら全てが私の糧となっているはずだ。 肉の焼ける音、ソースの匂い、キャベツの歯ごたえ、踊る鰹節に彩りの紅生姜と青のり。 丁寧に盛り付けられた王道を往くスタンダードな焼きそばの完成だ。 これを3人の審査員の前に配膳する。 ジェンティルドンナ、ディープブリランテ、そしてフェノーメノだ。 「「「いただきます」」」 割り箸を割り麺を啜る3人。 「悪くはありませんわね」 「美味しいプブ〜」 「いいんじゃねぇの？」 と好評価。
2 <a href="mailto:s">22/04/15(金)23:57:57</a> [s] No.917293680
続いてゴル師匠の焼きそば。 自分が教えてもらった原典の焼きそばだ。 水を一度口に含んでリセット。 普段からゴル師匠の焼きそば食べ慣れていると思うが、審査員の表情は真剣そのものだ。 一同麺を啜る。 「やっぱりこの味ですわね……。まぁ悪くはありませんわね！」 「美味しいプブ〜」 「私のほうが美味いし！」 と自分のときとは違う反応。 そして運命の結果発表。 上がった札は3vs0でゴル師匠の圧勝だった。 私は膝から崩れ落ち、一体何が悪かったのかを振り返る。 するとジェンティルドンナさんがこう言った。 「貴方の焼きそばも悪くはありませんでしたが、ゴールドシップの焼きそばそのままだったのです」
3 <a href="mailto:s">22/04/15(金)23:58:17</a> [s] No.917293812
その時だった。 「妙に騒がしいと思っていたらシップにキッド君、何をしているんですか」 もうひとりの師匠であるジャスタ師匠がやってきた。 私は合わせる顔がないと思い、その場を立ち去ろうとしたのですが 「待ちなキッド、まだ食材は余っているだろう。アイツにも食わしてやりな」 と元ゴル師匠が言いました。 「いや……何してるんです？」 「黙ってな、今アイツが立ち上がれるかの瀬戸際なんだぜ」 「はぁ……」 とにかく私は再び鉄板の前に立ち、調理に取り掛かりました。 しかしそこで問題が発生。 ソースがなくなっていました。 再び吹き出す汗。 そこで私はふとアイディアが湧いてきました。
4 <a href="mailto:s">22/04/15(金)23:59:35</a> [s] No.917294236
「おまたせしました」 とジャスタ師匠の前に焼きそばを置く。 「これは？」 「海鮮焼きそばです。どうぞ召し上がってください」 「いただきます」 箸を持ち一口。 するとジャスタ師匠が目を見開きました。 「これは……鮭フレークが入ってますね！」 「はい！」 食べる相手の事を考えて作る。 大切なことを私は忘れていた。 「どうだ？美味いかジャス？」 「ええ！」 とゴル師匠とジャスタ師匠が話をしています。
5 <a href="mailto:s">22/04/16(土)00:00:30</a> [s] No.917294594
そして 「合格だ！」 笑顔でゴル師匠はそう言いました。 「もうアタシが教えることは何も無い」 「え？」 「お前はお前だ、ダノンザキッド。それ以上でもそれ以下でもない。お前の道を進め！！」 「ゴル師匠……」 「これからアタシ達はライバルだ！ファン感謝祭の売上、ぜってー負けねぇからな！」 「はいっ！私だって負けませんからね！」 そう言って私達は固い握手をしたのです。 「いや……これなんなんですかね？」 とジャスタ師匠は言っていましたが無視してもいいでしょう。
6 <a href="mailto:s">22/04/16(土)00:01:50</a> [s] No.917295073
シップのことを師匠と慕うダノンザキッドの姿が見えました このあとキッドくんは立ち上がりますがシップはおあしすします ウマ息子だと多分CV畠中祐です
7 22/04/16(土)00:04:56 No.917296129
普通に料理マンガみたいなことやってる…
8 22/04/16(土)00:07:10 No.917296912
ところでレースの特訓は？
9 22/04/16(土)00:07:42 No.917297110
立ち上がるな
10 22/04/16(土)00:11:43 No.917298532
自由に生きろ！
11 22/04/16(土)00:12:16 No.917298716
安田は頑張れよ
12 22/04/16(土)00:14:56 No.917299738
Kッドさん…