虹裏img歴史資料館

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

22/04/15(金)01:18:07 彼が担... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

画像ファイル名:1649953087411.jpg 22/04/15(金)01:18:07 No.916985111

彼が担当するウマ娘メジロドーベルの実家、メジロ家が所有するホテルを利用した親睦会が開かれていた。 メジロアルダン、ライアン、パーマー、ブライト、マックイーンとそのトレーナーも一緒に招かれていた。 「ねぇ、トレーナーお夕飯も食べ終わったしお風呂はどうするの?」 二人は夕食も食べ終わり今年のレースの思い出話に花を咲かせていた。 広い湯船に浸かりたい気持ちもあるのだがトレーナーには露天風呂に訪れにくい理由があった。 学園で起こったとある事件により、トレーナーの性別はウマ娘と変わっていた。 「俺は部屋の風呂に入るよ。ドーベルはみんなと入ってきなよ」 そう言ってトレーナーは立ち上がり部屋に備え付けられた小さな露天風呂に向かった。

1 22/04/15(金)01:21:17 No.916985945

(まさか自分がウマ娘になるなんて……) 鏡の前に映る自身の姿を見ると豊かな胸元の膨らみ、腰回りは細く、手入れが行き届いた黒い艷やかな尻尾が揺れ動く様はとても美しいものだった。 男であった時の記憶があるからこそ、この体で入浴するのは抵抗感があり温泉にも浸かれずにいたのだ。 手慣れた様子でブラジャーのホックを外すと、肩にはずっしりとした重さが伝わってくる。 初めて女性下着を着けたときは違和感しかなかったのだが、今ではすっかり慣れてしまっており着けていない方が逆に不安になってしまうほどだった。 一糸纏わぬ姿になった自分の裸を見て思わずため息が出る。 (まぁ綺麗だけどさ……。やっぱり違和感しかないな……) 目線をそらし手早くタオルで前を隠しながらそそくさと浴室に入った。そして体を洗い終え浴槽に入ると体が温まるにつれ緊張もほぐれてきたのか自然に笑みを浮かべることができた。

2 22/04/15(金)01:21:45 No.916986067

しかし、シャワーの音と共に聞こえる扉の音に振り返るとそこにはバスタオル一枚巻いた自身の担当バであるメジロドーベルの姿があった。 その姿を見て一瞬思考が停止する。 彼女は何も言わずに黙ってこちらを見ている。その姿はあまりにも美しく艶やかだった。 「ド…ドーベル……なんで入ってくるの?」 「トレーナーとウマ娘は一心同体、裸の付き合いで仲を深めるものだってメジロの家訓。トレーナー背中流してあげるから、尻尾を洗ってあげる」 丁寧に手入れがされた艷やかな黒尻尾を揺らし、手には石鹸を持ちトレーナーに近づいた。 「ちょっと待て!俺にも心の整理をさせて!」 トレーナーは顔を赤く染めて逃げようとするが狭い浴室ではすぐに捕まってしまう。 「ほら早くしないと風邪を引いてしまうわ」 「いやそれは自分でやるよ……」 「遠慮しないで、アタシに任せて」 そう言うとドーベルは泡立てたボディーソープを手に取り優しくトレーナーの体に手を這わせていく。

3 22/04/15(金)01:22:15 No.916986202

彼女の指先はまるで壊れ物を扱うかのように繊細であり、それでいて絶妙の力加減で全身をくまなく洗ってくれる。 あまりの心地良さに自然と声が出てしまうほどだ。 「トレーナーまた胸大きくなったんじゃない?」 彼女の視線はトレーナーの胸元に注がれていた。以前よりも確実に大きさを増しており、形も整っているように見える。 「そ…その…最近下着がキツくなってきたから……大きくなったかも……?というか見過ぎだよドーベル」 視線から身体を隠そうとするが腕をしっかり抑えられてしまっている。 恥ずかしくて顔が熱いのがわかる。 そんな羞恥に耐える姿をドーベルはじっと見つめている。 耳元まで真っ赤に染まった表情を見て満足げな笑みを浮かべた。 「ねぇ……もっとよく見せて」 そう言いトレーナーの両手を掴むと自身の胸に押し付けた。柔らかい感触が手に伝わり体温が上昇していく。

4 22/04/15(金)01:22:40 No.916986296

ドーベルの鼓動を感じ、さらに頬が熱くなる。 (ヤバイこれ……なんか変な気分になってくる) 「どう……?ドキドキしているでしょう……?」 ドーベルは妖艶な雰囲気を放ちながら囁いた。その瞳からは普段の彼女とは違う感情が読み取れる。 「ど……どうだろうね……?」 目を逸らすと顎を持たれ無理やり正面に向かされる。 「…ちゃんと見てよ……アタシのこと」 ドーベルの視線が絡みつくようにトレーナーを見据えると唇を奪われてしまった。 最初は軽く触れる程度だったが次第に舌が入り込み激しくなっていく。 口内を蹂躙され歯茎をなぞられ唾液を流し込まれる。 トレーナーの頭は次第にボーっとしていき、理性が崩れていった。 (もういいや……どうなってもいいや……) 抵抗をやめた瞬間ドーベルの手がトレーナーの腰に回され、抱き寄せられる。 そして二人は長い時間互いの肌を重ね合っていた。 湯船に浸かりながらトレーナーはぼーっと考えていた。あの後、我に帰った時には既に遅く、お互いに正気を失っていた。

5 22/04/15(金)01:23:33 No.916986536

そして、風呂から上がると互いに髪を乾かし合っていた。 ドライヤーの風を浴びていると徐々に冷静さを取り戻してきた。 (あぁ……俺はなんてことをしてしまったんだ……。担当と一線を越えてしまうなんて……) 鏡越しに見えるドーベルの髪はさらりと靡いており、美しい。 「はい、おしまい。トレーナーこっち向いて」 ドーベルの声が聞こえてくると再びドライヤーの音が鳴り始めた。 彼女の優しい手つきは心地良く、眠ってしまいそうになる。しばらくしてドライヤーの音が止むと、トレーナーはゆっくりと立ち上がりドーベルに向き合った。 彼女は嬉しそうな表情でトレーナーを見上げていた。 「……ねぇ……トレーナー……アタシの我儘聞いてくれる?」 上目遣いでこちらを見る彼女の瞳には迷いの色が見え隠れしていた。 「な……なに……?」 トレーナーは恐る恐る尋ねた。

6 22/04/15(金)01:25:01 No.916986902

すると彼女は首筋に手を当てるとそのまま下へ滑らせていき鎖骨に触れると彼女は首元に顔を埋めた。 そして少しして顔を離すとそこには赤い花びらが刻まれていた。 「トレーナーにアタシの印を付けておいたわ。これであなたは私のモノ……他のウマ娘になんて渡さない。絶対に」 そう言ってドーベルはトレーナーの身体を抱きしめるのであった

7 22/04/15(金)01:27:21 No.916987415

ウマ娘の身体になったら温泉とか入るまで戸惑いそうだなと思いましたので…

8 22/04/15(金)01:31:50 No.916988419

トレーナーメジロになる…

9 22/04/15(金)01:41:16 No.916990626

メジロになって着せ替え人形にされてそうだなトレーナー

10 22/04/15(金)01:55:30 No.916993633

かけがえのない絆を感じてしまったか…

11 22/04/15(金)01:59:07 No.916994242

確かに身体変わったら風呂悩むな

12 22/04/15(金)02:02:51 No.916994845

>「トレーナーとウマ娘は一心同体、裸の付き合いで仲を深めるものだってメジロの家訓。 家訓だったのか…

13 22/04/15(金)02:14:14 No.916996797

>>「トレーナーとウマ娘は一心同体、裸の付き合いで仲を深めるものだってメジロの家訓。 >家訓だったのか… マックイーンが一心同体したからな…

14 22/04/15(金)02:37:53 No.917000077

独占欲…いい…

↑Top