22/03/28(月)19:04:13 「ウマ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1648461853398.jpg 22/03/28(月)19:04:13 No.911131636
「ウマ娘エステというのをご存知でしょうか」 ダイヤちゃんが言うにはウマ娘の筋力を使って日頃体が鈍っていそうなトレーナーをマッサージで癒そうというブームがウマスタかなにかで流行ってるそうな。 「キタちゃんがすっごくマッサージが上手くて、キタちゃんのトレーナーさんに日頃のお返しとしてしているそうなんです」 そういや僕が最後に体を休めたのはいつだったか…。 「私もキタちゃんに教えてもらって、だからトレーナーさん是非私のマッサージを受けてほしいんです」 と約束したのが少し前で、僕は今サトノ家の大きな門をくぐってセガウェイで庭園を移動している。 彼女の担当になってから何度目かの訪問ですっかり慣れた僕だが、今向かっているマッサージルームは初めて向かう場所だ。 なんでもダイヤちゃんがこのために敷地に建てさせたそうなんだが、お金持ちの子は行動力が凄まじい。
1 22/03/28(月)19:04:23 No.911131712
庭園を少し外れたところにある小さな館につくと、緑のサテン生地で作られた、超ミニスカートのチャイナ服を着たダイヤちゃんが出迎えてくれた。 「どうですか?」 「気合入ってるね。似合ってるよ」 「ふふ、ありがとうございます。こういうのは雰囲気が大切ですからね。雰囲気も含めて癒やされてくださいね」 彼女に案内され薄ぼんやりとしたオレンジの照明の館に入る。奥の一室にはマッサージ用に顔の部分に穴が空いたベッドがあった。 「では私はしばらく席を外しますので、こちらに着替えてくださいね」 そう言われダイヤちゃんから籠を受け取ると、僕は早速着替え始める。こういった本格的な按摩を受けるのは初めてで、年甲斐もなくワクワクしているのだ。 「失礼します。あら、似合ってますよ」 用意されていたのは施術用の紙製パンツ。クリーム色のあまりにもスカスカなパンツ一丁で後は裸のスタイルの僕は、パンツから股間が透けてないか不安でもじもじしていた。
2 22/03/28(月)19:04:46 No.911131869
「さあベッドにうつ伏せになってくださいね」 幸い、うつ伏せでマッサージをされるそうなので、ひとまずは安心して施術を受けることが出来るか。 ダイヤちゃんに渡されたホットアイマスクをつけてうつ伏せになる。じんわりと温かいアイマスクに、ツンと痛む目の奥がもみほぐされていくようで、これだけでもう極楽だった。 「少し乗りますよ」 ダイヤちゃんが僕のお尻の上に跨ると、早速グイグイと腰を押してくれる。案外、このウマ娘エステというのは理にかなってるのかもしれない。 マッサージや按摩やストレッチなんかは力を使うので男性が主に行うのだが、成人男性よりも力強く、そして軽いウマ娘ならこういったマッサージも負担が少ないのかも?男性が苦手だという女性客もいるだろうしね。 ダイヤちゃんは腰からグイグイと背骨付近を押し込んで、肩甲骨まで手を差し伸べる。日頃使ってない背中がバキバキと押し込まれてとろけるようだ。 「腕も曲げていきますね」 ダイヤちゃんが僕のお尻の上に乗ったまま、僕の腕を掴んで上下左右、そして背中側に引っ張っていく。肩周りの凝りは頭痛に効くというらしい。
3 22/03/28(月)19:05:01 No.911131964
「あ~」 僕が思わず情けない声をあげると、ダイヤちゃんは嬉しそうにくすくす笑った。 続いて足をマッサージされた後、僕の体は軽々と持ち上げられて仰向けに向きを変えられた。咄嗟のことで反応できず、紙パンツがひらりとめくれて股間が外気にさらされるのを感じる。慌ててアイマスクを取ろうとするとダイヤちゃんに即座に静止された。 「ダメですよ!今ここで中断しては今までのマッサージが全部無駄になってしまいますからね!」 「そ、そういうものなの…?でも恥ずかしいよ…」 僕が股間を手で隠していると、ダイヤちゃんが力強く僕の手を引き剥がした。 「安心してください、これはマッサージであって決して不埒なものではないのです。トレーナーさんだって私の体を触診する時、いやらしい気持ちで触ってませんよね?」 「確かに…」 そう、僕たちは男と女である前に信頼し合うトレーナーとウマ娘なのだ。真剣に何かをしている際に不埒な考えをしてたりするはずがない。僕は諦めて手を離し、まるで何も気にしてませんよというふうに股間をさらけ出した。
4 22/03/28(月)19:05:32 No.911132174
「ではオイルを塗っていきますね」 そう言うと僕の胸にお湯のように温められたオイルがヌルヌルと垂らされて、それをダイヤちゃんの指で胸全体に広げられていく。彼女の指が僕の乳首を弾いたが、引っかかっただけだ。何もそんなことはないと言い聞かせる。 オイルが胸、肩、腕、腰、足、と広げられていくうちに、じんわりと温かい熱が体に染み込むように伝わってきて、血行がよくなっていくのをダイレクトに感じる。 そしてダイヤちゃんのオイルまみれの手が紙パンツの中に入り、優しくオイルを塗り込んでいく。 「あっあっあっ」 「ふふ、かわいい声」 大丈夫、これはマッサージ、いやらしいことじゃない。むしろ僕がなにかそういうことを考えるのは真剣にやってくれているダイヤちゃんに失礼なのでは?そう考えると僕はマッサージに集中することにした。 「環境音を流しますね」 ダイヤちゃんがそういうと、スイッチ音の後、部屋全体に波の音が聞こえてくる。ザザア、ザザア。音楽ではなくただの波の音。それがひどく僕を夢見心地にしてくれた。
5 22/03/28(月)19:05:50 No.911132301
バシャリ、バシャリ。これは波の音か。 ニャアニャア。これは猫?いや海鳥かな。 アイマスクでまったくの暗闇の中、聴覚と触覚だけが研ぎ澄まされていく。 「お香も炊きますね」 コト、となにかを置く音がしたら、鼻にくゆる灰の香り。なんだろうこの香り、植物とも線香ともとれる、わからないがきっとこれもいいものに違いない。どうせ何もわからないならすべて身を委ねてマッサージを堪能してしまおう。 シュルリとサテン生地の擦れる音、パチリとなにかのホックを外す音。ダイヤちゃんが仰向けの僕の上にまたがって、胸のオイルを手で塗り込むようにマッサージしていく。 お香と環境音とオイルとマッサージ。まるで僕の体は『記憶の固執』のようにどろどろに溶けてベッドからこぼれ落ちていくようだ。体中がぽかぽかと温かいまま感覚を失い、意識だけが宙に浮かぶような高揚感。これがマッサージ…。
6 22/03/28(月)19:06:05 No.911132387
ザザア、ザザア。波の音。 ニャアニャア。海鳥の鳴き声。 ビュウビュウ。風の音。 「んっ」 ヌチヌチ。何だこの音? 「すっごいですねトレーナーさん、溜まっていたでしょう?」 「うんまあ…最近は家で勉強ばっかしてたから座りっぱなしで…」 「んふぅ……」 「ダイヤちゃん?」 「硬いですよトレーナーさん…とても…」 「ああうん」
7 22/03/28(月)19:06:35 No.911132601
もはや肩なのか腰なのか胸なのか首なのか、どこをマッサージされているのかわからないくらい、僕の感覚は朦朧としている。アイマスクで塞がれた視界、ザアザアニャアニャアヌチュヌチュパンパンと環境音、そしてダイヤちゃんの息遣い、お香のくすぐるような匂いだけが僕のすべてだった。 「あっ…すご…」 やはりウマ娘といえど体力を使うのか、ダイヤちゃんの息が荒くなっていく。 「ふふ、終わったようですね。ではきれいにしていきますよ」 クチクチとした音がして、その後しばらくして僕を驚かせないようにゆっくりとシャワーを浴びせられ、体中のオイルを流された。 アカスリも出来るようにシャワーと排水床が用意されているとのことらしい。僕はもうここまで来るとダイヤちゃんに全身を委ね、されるがままに体を洗われた。 もはやそこには裸を見られる恥ずかしさなどなくなっていた。ただプロのマッサージを信頼し、邪魔にならないよう指示された動きだけを行う男になっていた。
8 <a href="mailto:オワリ">22/03/28(月)19:06:53</a> [オワリ] No.911132709
「終わりましたよ」 そう言われてアイマスクを取ると、ダイヤちゃんがチャイナ服のスカートをくしくしと伸ばして直していた。僕は申し訳程度に股間を隠しながら背中を向けて、彼女にバスタオルで体の水分を拭き取られた。 まるで体についた重りが外れたように手足が軽い、腰がふわふわしている。僕はすっかり健康な気分だ。 一方ダイヤちゃんは、額に汗を垂らし髪が汗で肌に張り付いている。チャイナ服もこころなしか湿っている。やはりウマ娘といえど成人男性の体を動かし回してマッサージするのは重労働だったか。 「大丈夫?」 「大丈夫ですよ、心配ありがとうございます」 「いや、なんだか悪いなぁ。すっごくよかったけど、お礼になにか埋め合わせさせてよ」 するとダイヤちゃんはお腹に手を当ててはにかみながら、 「いえ、たっぷりいただきましたよ。うふふ」 と笑っていたので、よくわからないけどまあよしとしよう。
9 22/03/28(月)19:08:39 No.911133372
えっちでヨシ!
10 22/03/28(月)19:08:48 No.911133409
このサトイモちゃん絶対ベッドで跳ねてそう