虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

22/03/24(木)01:40:50 「すっ... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

22/03/24(木)01:40:50 No.909575333

「すっごーい、きれー」「ほんとに男の人だったのー?」「見てーおっぱいおっきいよー」 「ちょ……耳はやめて……」 ロブロイとのトレーニングの時間が迫る中、俺は学園の生徒達にもみくちゃにされていた。 原因不明のウマ娘化をしてから一週間を過ぎた頃。突然の性転換に大いに戸惑ったのも今は昔。 学園の手厚いサポートや、担当ウマ娘ロブロイの献身的な協力の甲斐あって、女性としての生活に慣れつつあった。 だが、学園の生徒達からの視線や反応には未だに慣れそうもない。 ウマ娘化した元人間の男の噂はすっかり学園中に広まり、今の俺は良くも悪くも有名人だ。 遠巻きに見られるだけならまだしも、声をかけられるだとか、こうして取り囲まれるのも珍しいことではない。 男なら或いは小躍りして喜ぶ夢のような状況かもしれないが、あいにく今の俺にとっては好ましくない。

1 22/03/24(木)01:41:45 No.909575511

「もう、トレーニングの時間だから……急がないと」 「えー? いいじゃん別にー」「ロブロイさんなら図書委員で忙しいでしょ?」 「いやいやいや、もう待たせちゃってるから、ほんとに……ひゃんっ」 「ひゃんだって! かわいー!」「ほんとに本物だー、耳」 ――左耳の穴に、指を、入れられた。 次いでもう一人に尻尾の付け根を……そしてもう一人が、俺の胸に手を伸ばす。 「やっ……そこ、ダメ……!」 「尻尾もマジモンだよ、これ」「胸パッドじゃなーい。すごーい」 「やめて、っ……やめろよ、君達! こんなの、セクハラだ……!」 「えー? 触り合いっこくらいするよねー? 私達」「うん、するする」 からかうような顔の彼女らから、嘘をついている気配がありありと伝わってくる。 抵抗しようにも、複数人のウマ娘が相手ではどうしようもない。俺は情けなく、迷い子のように震えるばかりだ……

2 22/03/24(木)01:42:11 No.909575590

「――何をしているんですか」 水を打つような、静かな声が廊下に響いた。 俺を取り囲む彼女達の手が止まり、皆が揃って声のしたほうを向く。 俺にとっては聞き馴染んだ声――見慣れた姿の、見慣れない様子のロブロイがそこにあった。 「あ……ロブロイさん……」「ど、どうしたの? こんなところに」 「トレーナーさんを探しに来たんです。いつまで待っても来ないものですから」 「あぁ、そっかぁ……」 周りの彼女達の耳はしきりにバラバラと動いている……これは、不安げな様子を表しているという。 無理もない。ロブロイの表情や声色は努めて平静に見てとれるが、その耳は絞られ、穏やかでない雰囲気をこれでもかと漂わせているのだ。

3 22/03/24(木)01:42:34 No.909575665

「これからトレーニングの時間なんです。トレーナーさん、返してもらっても構いませんよね」 「あ、うん……」「あはは……ごめんね、ロブロイさん……」 彼女達はおずおずと離れ、ようやく俺は自由を取り戻す。だのに、俺は未だ迷い子のようにその場から動けず立ち竦んでいた。 ロブロイはさっと歩み寄ると、所在無さげに浮かせていた俺の手を取って先導する。 「行きましょう、トレーナーさん」 その手に込められた力は決して強くはないが、決して振りほどくことのできない“圧”を感じた。 ~⏰~ 遅れて始まったその日のトレーニングは、それでもつつがなく終わりを迎えた。 ウマ娘になったからだろうか……上気したロブロイから立ち昇る汗の匂い――というより、気配――が、以前より強く感じられる。

4 22/03/24(木)01:43:03 No.909575746

「お疲れ、ロブロイ」 「お疲れ様です、トレーナーさん。それじゃあ一緒に着替えましょうか」 「じゃあ俺は、外で待って――」 不意にロブロイは俺の手を掴み、俺の顔を覗き込んでくる。 「一緒に着替えればいいじゃないですか。トレーナーさんも汗をかいてらっしゃるでしょう?」 彼女の言う通り、俺もロブロイのトレーニングの一環として何本か併走を行っている。着ているジャージもいくらか汗で湿っていた。 「いや、でも……悪いよ。これでも男なんだから、異性の着替えを見るのは……」 「もう……まだそんなこと言っているんですか? あれから一週間ですし、お互いに慣れないと」 「ま、待ってくれ。ロブロイ……!」

5 22/03/24(木)01:43:56 No.909575902

俺の止める声も聞かず、彼女は俺の手を引いてずんずんと先導していく。 小さなロブロイ……ウマ娘化し、小柄となった今の俺から見ても、拳一つ分は小さな彼女。 それでも何故だろう。こうして手を引かれて先導されると、俺は道を失った迷い子のように何も言えなくなってしまうのだ。 ~⏰~ そして俺たちはロッカールームではなく、トレーナー室にやってくる。 俺が他のウマ娘達に囲まれて着替えができないから。そんな俺に付き合うように、ロブロイもここで着替える習慣がついた。 『ロブロイは俺のことなんか気にせず、ロッカールームを使えばいいよ』 あの日、遠慮がちな俺の言葉に対して、珍しく首を強く横に振ったロブロイ。 『今のトレーナーさんを一人で放っておくわけにはいきません!』

6 22/03/24(木)01:44:20 No.909575971

俺より歳も背丈も小さな女の子に強く心配され、のんきに苦笑していた頃が懐かしい。 彼女の言う通り、ウマ娘となった俺の生活に安寧は見当たらない。 学園の生徒達だけではない。どういうわけかこの体は、街を歩けば否が応でも人の視線を集める。 ナンパされたこともあった。無論逃げるように断ったが……それ以来、バスや電車に乗っても落ち着かなくなって、利用しなくなった。 道路を走っていた方が、何かあってもすぐに逃げられるから。 「トレーナーさん」 また、彼女の水を打つような声。 上着を脱いだばかりの俺は、しかし彼女の声を耳にしてピクリとも動けなくなる。 「……ろ、ロブロイ……?」 自分でも笑ってしまいそうなほど、不安に上擦った声。 後ろからロブロイの歩み寄る足音が、俺の耳の中で痛く響いている。

7 22/03/24(木)01:44:44 No.909576055

「今日――他の生徒の人達に囲まれていましたよね」 「う、うん……」 「何を……されていたんですか」 「何、って」 言い淀む俺の腰に、ロブロイが手を添える。 それだけなのに、まるで……鷲掴みされたように身動きが取れなくなった。 「教えてください。ひとつずつ」 ひとつずつ……された、ことを…… 「……み、耳を……触られました」 「どちらの耳をですか?」 「ひ……左耳、です」

8 22/03/24(木)01:45:03 No.909576102

それを聞くと、彼女はそっと俺の左耳に手を伸ばす。 「ひぁ……っ」 左耳――ロブロイが付けてくれた耳飾りが敏感に反応し、反射的にそれを揺らす。 「他には? 何をされましたか?」 「えっ……そ、その……尻尾、を……」 「尻尾を?」 「さ、触られ、ました……根本、を……やぁっ」 無遠慮に、尻を掴まれた。 彼女と一緒にトレーニングすると決めた次の日、ロブロイが買って用意してくれたブルマ。 その上からロブロイは、じんわりと湿ったブルマに指を這わせながら尻尾へと昇っていき、根本から指で摘まれ、クリクリとひねられる。

9 22/03/24(木)01:45:17 No.909576141

「く、ぁ……っ、やめ……」 腰が砕けそうになり、崩れ落ちそうな体を、しかしロブロイは支えて倒れることを許してくれなかった。 「他には?」 無情な問いかけ。 小さなロブロイ……ウマ娘化し、小柄となった今の俺から見ても、拳一つ分は小さな彼女。 何故なんだろう。初めて会ったとき、あんなに気弱で心優しく見えた彼女に、こうも逆らえなくなるなんて。 「――胸を、触られました」 その答えは、彼女に対する“同意”だった。 俺の胸を包む、大きなスポーツブラ。ロブロイが貸してくれたスポーツブラ。 彼女は俺の背後から、ブラに包まれた俺の胸をわしづかんだ。

10 22/03/24(木)01:45:50 No.909576241

「あぁ……っ……」 同じほど大きな胸が、俺の背中に当たっている。 その胸が、俺を捕らえている主が誰なのかを雄弁に語っているような気がして、足腰が迷い子のように震えた。 するとロブロイは俺の胸を掴んだまま、促すように俺をその場に膝をつかせる。 幾分楽になり、張り詰めた息を吐き出す。体から力を抜くと、ロブロイは背後から優しく俺を支えてくれた。 ――そして、優しい声で俺に問いかける。 「“他には?”」 問いかけは、先導に変わった。 俺は虚ろな頭で、何をされただろうかと考える。 俺は彼女達に、何をされただろう。 俺はロブロイに――何をされたいのだろう。

11 <a href="mailto:s">22/03/24(木)01:47:35</a> [s] No.909576561

ボスロブロイを書けるのは未実装の今だけですもんね 乗るしかない このTSの波に

12 22/03/24(木)01:49:03 No.909576806

いいよね……ボスロブロイのメスだってことを学園中に喧伝されたい……

13 22/03/24(木)01:49:12 No.909576846

最後はやられてもない事を口走っちゃうんだ…

14 22/03/24(木)01:49:47 No.909576962

極上の繁殖牝バソウルの持ち主なんだな……

15 22/03/24(木)01:55:03 No.909577925

やはり秋シニア三冠は爛れている……

16 22/03/24(木)01:55:07 No.909577937

現状感じられるボス要素は友情トレ時の「私が先導します!」

17 22/03/24(木)02:01:43 No.909579124

助けてオペラオー!

18 22/03/24(木)02:02:21 No.909579242

こういうのが読みたかった……素晴らしい……

19 22/03/24(木)02:08:35 No.909580320

ロブロイさん原作だとめちゃくちゃ俺様系やってたらしいもんね…

20 22/03/24(木)02:16:57 No.909581698

ゴルシジョーダンルドルフロブロイカレンキタサンとボスウマソウルの持ち主に取り合いされたい……

21 22/03/24(木)02:34:08 No.909584142

>助けてオペラオー! はーっはっはっは!勝てない!

22 22/03/24(木)02:52:57 No.909586329

秘めたるボスウマソウルが目覚めつつあるロブロイはいいな…

23 22/03/24(木)02:57:20 No.909586723

フケの来た左リボンは美味しそうに見えてしまうものだからな…

24 22/03/24(木)02:57:39 No.909586753

ボスウマ娘と化したロブロイに何もかも支配されちゃうんだ...!

25 22/03/24(木)03:01:18 No.909587075

ロブロイは俺様系というよりヤクザ系かな… 基本優しいくて穏やかだけど上下関係を勘違いしてる奴にはヒトだろうとウマだろうと容赦しないタイプの…

26 22/03/24(木)03:09:13 No.909587791

(怯えるボリクリのウマソウル)

27 22/03/24(木)03:11:25 No.909587929

可愛い顔してるけど結構冷たいところもありそうなロブロイさん良いよね

28 22/03/24(木)03:14:58 No.909588218

わざわざロブロイに耳飾りとブルマ着けさせられてお手付きだって見た目してても寄って来るモブ娘…

29 22/03/24(木)03:22:55 No.909588747

すごく良い… トレーナーが牝になったことでボスとしての一面が出てくるの良い…

30 22/03/24(木)03:24:55 No.909588867

すき…

31 22/03/24(木)03:25:45 No.909588928

ウマ男だったらロバート・デ・ニーロみたいな顔してそうなエピソード持ちだしなロブロイ…

32 22/03/24(木)03:27:22 No.909589025

>わざわざロブロイに耳飾りとブルマ着けさせられてお手付きだって見た目してても寄って来るモブ娘… とてつもなくエロいかフェロモン出してるか常にパンツ丸出しレベルで無防備なんだろう…

33 22/03/24(木)03:29:01 No.909589136

あの見た目からは想像できないほどの魂を秘めてるんだよなロブロイ…

34 22/03/24(木)03:30:47 No.909589262

深々と椅子に座ったロブロイの足元で飼われてるトレーナー…

35 22/03/24(木)03:39:51 No.909589854

ロブロイさんのブラが合ってるってどんなスケベなんだ…

36 22/03/24(木)03:43:21 No.909590065

そんなスケベな胸ぶら下げてたらナンパもされるしバスや電車で視姦もされる

37 22/03/24(木)03:59:53 No.909590931

ウマネストあるしTSトレいけるはずだし公式頑張ってくれ

38 22/03/24(木)04:32:34 No.909592929

デカ乳気弱左耳飾りとかそら半数が男にもう半数が大体右耳飾りの世界だと披捕食者側だよね

↑Top