22/03/21(月)23:21:10 「はい... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1647872470984.png 22/03/21(月)23:21:10 No.908913709
「はい、どうぞ」 図書室にて高いところの本を取ろうと、必死に手を伸ばしていた子のために一旦荷物を置き、その子の後ろから目当ての本を取って渡してあげる。取ってあげる際、胸が少し当たったかもしれないが、同性ということもありほとんど気にはしなかった。 「あ、ありがとうございます……あの、クリークさんのトレーナーさんですよね?」 「ん、そうだけど何かクリークに伝えたいことでもある?」 「いえ、その、クリークさんのトレーナーさんは少し有名だったので……」 「ああ……」 思わず納得の声が漏れ出てしまう。自分で言ってしまうのはあまりよろしくないのかも知れないが、私とクリークは世間一般が想像するトレーナーとウマ娘の関係とは少しだけ逸脱しているところがある。
1 22/03/21(月)23:22:08 No.908914095
「その、えっと……」 「どうかした?」 「あの!クリークさんとの、そういった行為って、大変じゃないんですか?」 思ってもみなかった質問に、一瞬呆気に取られる。 ただ、質問をした後にすぐてんやわんやしている目の前の子を見たら少しだけ落ち着き、直ぐに現実へと帰還した。 「いや、別にそういった行為がダメって言いたいわけじゃなくてですね。その、あの……」 「ギャップが凄いってこと?」 「はい!それです!……私から見てもクリークさんのトレーナーさんは、何ていうか、かっこいい女性みたいな感じで、えっと……」 物凄く頑張って言葉を選ぼうとしてくれているこの子に、愛らしさを感じながら、いい感じに言いたそうなことをフォローしていく。
2 22/03/21(月)23:22:34 No.908914252
「びっくりしちゃった?」 「その、私実は貴方の事をちょこちょこ見てたりしてて、そうしたら普段の様子とは全く違うことをクリークさんとしてるって聞いて……はい、びっくりしちゃったんです」 耳と尻尾を垂らして、少しだけ俯きがちになっている彼女の目線に合わせて、答えてあげる。 「んー、そんなにおかしなことかな?」 「え?」 「だってさ、私はただ担当がやりたいって言ってることを叶えてるだけなんだよ?」 「……ああ、そっか」 点と点が線で繋がったような、まるでドラマで探偵が謎を解いた時のような表情になった彼女を見て、この伝え方で間違いないことを確信する。
3 22/03/21(月)23:22:56 No.908914386
「このトレセン学園を見てみなよ、担当の願いを叶えようとトレーナーが日々おかしなことになってるでしょ。私もそれと同じってわけ」 「確かに、担当のウマ娘のためにすごいことになってるトレーナーさんよく見ます!……ああ、なるほど!」 もやもやがすっきりして、晴れ晴れとした顔になった彼女からの言葉を優しく受け止めようと、にこにこしながら待つ。 「すいません、難しく考えすぎてました。貴方もその担当のために頑張るトレーナーの一人だったというだけの話だったんですね」 「そういうこと。すっきりした?」 「はい、色々とありがとうございました!」 先程とは打って変わった様子の彼女を見て、心が暖かくなってはきているが、それだけではよろしくないので、発破もかけておくことにした。 「じゃあすっきりしたってことで、来週の模擬レースは期待できそうだね」
4 22/03/21(月)23:23:22 No.908914535
「え?知ってくれてたんですか?」 「うん、もちろん。頑張ってね、応援してるから」 はい!と大きな返事をして、両手に渡した本を抱えて走り出そうとした彼女がロブロイちゃんに怒られているところを眺めていると、記憶の端で何かが蠢いている感覚に襲われた。 「……ああ、そうだクリークとの約束の時間そろそろだった」 約束を思い出したので、足早に図書室内での用事を済ませ、クリークが待つトレーナー室へと早足で歩を進める。 トレーナー室までの道すがら、先程の会話を思い出していた。 「私が担当の願いのために頑張っているトレーナーか……」 ……ああ、その通りだ。 だからあのような行為はクリークのためにしているのであって、私自身には別にクリークが楽しいならいいか以上の感情なんてない、はず。
5 22/03/21(月)23:23:48 No.908914735
何故か、誰に聞かせるというわけでもなく、ひたすらに言い訳をしながらトレーナー室へと向かう。 「──あ、トレーナーさん。待ってましたよ」 トレーナー室の扉を開け、真っ先に目に入ったのは、哺乳瓶とナプキン……いや涎掛けを持ったクリークの姿だった。 「すいませんトレーナーさん、もう我慢できなくて」 「分かった、すぐ準備するよ」 さっきから妙にうるさい鼓動の音を無視して、ジャケットをクリークに渡して準備を整えていく。 涎掛けを着けてクリークの膝に横になった時には、既に鼓動の音は凄いことになっており、身体の内側すら火照ってしまっている状態になっていた。
6 22/03/21(月)23:24:13 No.908914890
「はい、じゃあミルク飲みまちょうねー♡」 「ぅ……んっ♥」 クリークに頭を支えられながら、哺乳瓶でミルクを必死にちゅーちゅーと飲み干す。 「ふふっ、たくさん飲めてえらいでちゅねー♡」 ミルクを飲むだけで褒められるという異常な状況に、何故かお腹の下あたりがぽかぽかとするが、本能的にこれを理解してはいけない気がして何とか冷静を保とうとする。 頭がふわふわしてお腹の中がぐちゃぐちゃになりそうになりながらも、哺乳瓶の中のミルクを飲み干すと、クリークは嬉しそうに私のお腹を撫でてくる。 「いっぱい飲めまちたねー♡」 「んぅ♥」 頭が滅茶苦茶になりそうになりながらも、ようやく終わりだと心を落ち着かせていると、まだ終わりではないと言わんばかりにクリークの口が開いた。
7 22/03/21(月)23:24:39 No.908915076
「──いっぱい飲んだので、げっぷちまちょうねー♡」 「ふぇ?」 今なんと言った?え?げっぷ? 私の素っ頓狂な声を無視してクリークは続ける。 「ほら、背中とんとんするので、げーってしまちょうね♡」 「うぅ、ぁぁ」 私の上体を起こすと、クリークは背中をとんとんとしてきて、私がげっぷするところを今か今かと待っている。 とてつもなく恥ずかしくはあるが、しないと終わらないのは分かりきっているので、どうにか小さくできないかと頑張ってみる。 「ぁぅ……けぷ♥」
8 22/03/21(月)23:25:03 No.908915230
「……んー?まだ全部出切ってないでちゅよねー?ほら、とーんとん♡」 私の必死の努力も虚しく、クリークは背中をとんとんし続ける。 もう誤魔化すのは諦めて、恥ずかしさで目尻に涙が浮かびそうになりながら、ママが望んでいる行為を行う。 「──っ♥げえぇええぇぷ♥♥」 「上手にげっぷできまちたねー♡」 大きなげっぷをして褒められている現状に、頭も臍の下辺りも熱くなっておかしくなってしまいそうになるが、これは全部恥ずかしさのせいだ。そうに違いない、そうじゃないといけない。 ──一通りの行為を行いクリークは満足したのか、私の涎掛けを満面の笑みで外してくる。
9 22/03/21(月)23:25:21 No.908915341
「ありがとうございますトレーナーさん、それでその……今度のお休みにまたしたいんですけど、大丈夫ですか?」 「ぁぅ、う、うん!大丈夫だよ」 流石にこれ以上の事は無いだろうから大丈夫だと返事をする。 ……大丈夫だよね?
10 <a href="mailto:s">22/03/21(月)23:25:48</a> [s] No.908915530
女同士の健全なでちゅねが見たかったので書きました
11 22/03/21(月)23:28:54 No.908916657
健全かな...健全かも...
12 22/03/21(月)23:31:09 No.908917456
うむ
13 22/03/21(月)23:31:12 No.908917477
堕ちてる...
14 22/03/21(月)23:33:46 No.908918371
えっ…健全過ぎる…
15 22/03/21(月)23:35:13 No.908918891
これ期待しちゃって…
16 22/03/21(月)23:50:14 No.908923966
プロだ…プロが来たんだ…!
17 22/03/22(火)00:07:51 No.908929787
アプリストーリー並に倒錯してない?
18 22/03/22(火)00:13:16 No.908931649
>アプリストーリー並に倒錯してない? 正解って事じゃん!