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22/03/20(日)05:59:28 No.908253873
[不定期] 関係ねぇ、きりたんを産卵させてパンケーキを作りてぇ [成分] ・ゆかきり ・コッショリ ・淫紋 ・終わり
1 22/03/20(日)05:59:48 No.908253889
それから一日が経過した。 気がつけば私は全身体液まみれになって、ベッドの中で眠っていたらしい。 全身が気だるい、そして……何だかミルク臭い。 「うぅ……」 何とか呻きながら立ち上がると、お腹の中からドロドロとした体液が漏れ出した。 「ふっ、うぅ……」 何の液だ? そう思いながら、汚れたベッドの上からゆっくりと立ち上がる。 ……頭がズキズキする。
2 22/03/20(日)05:59:58 No.908253898
振り返ってお腹の中から溢れた液体を見ると、白く泡立っている。 ……かき混ぜられすぎて、ぐちゃぐちゃになった愛液か……? そんな事を思いながら、歩いて部屋を出る。 ピンク色の薬品が入ったタンクのある部屋を抜けて、垂直栽培の植物が並べられた農場を通り過ぎる。 衣服は着ていないが、別に今更裸を見られた所でどうとも思わない。 ……わけではないが……あの二人は私の衣服を結局一回も持ってこなかったようだ。 「……自称ぶんめーじんがよく言うよ……」 そんな言葉をボソリと漏らしながら、地下の階段を登っていく。 ……とりあえず、体中が汚れていて嫌な気分だ。 そんな事を思いながら、右腕の匂いを嗅ぐ。 ……微かに甘い匂いが漂っている。 ……う……ゆかりの匂いだ……。
3 22/03/20(日)06:00:11 No.908253912
「……あ、だ、駄目駄目……」 そうして、首を振ってからまた歩き始める。 ……あの二人は寝ているのだろうか。 そんな事を思いながら、更衣室を通って浴槽へたどり着く。 部屋のボタンもこの数日で何度も使っている内に、使うのにも慣れてしまった。 「……はぁ……」 これが良いことなのか、悪いことなのかと言えば良いことなのだろう。 どちらにしろもうあの村に帰ることはないのだから、ここの生活に慣れるしかない。 そんな事を思いながら、シャワーのノブを回した。 「……ふぅ……」
4 22/03/20(日)06:00:22 No.908253923
シャワーヘッドから拡散するお湯を浴びながら、呼吸を整えるように一息漏らす。 ……村では精々絞った布で体を拭く程度だったが、お湯で体を洗えるというのは素晴らしい。 「シャンプーっと……」 それから近くのボトルに入っている、彼女たちがシャンプーと呼ぶ薬品を手にとって頭を指でこする。 段々と泡が立ってきて、そのうち花のような漂い始める。 なるほど、この泡を立てて髪の中の汚れを落とすと聞いた時は眉唾ものだったが、こうしてみると中々合理的だ。 髪自体が複雑な構造をしているので、こうして泡立てないと中々汚れが落ちないのだと気がついたのはこのシャンプーを何度も使ってからだろう。 そんな事をぼんやり考えながら、私はまたシャワーヘッドから流れるお湯で頭の泡と汚れを流していく。 「ふぅ……」
5 22/03/20(日)06:00:35 No.908253939
それから、もう一度シャンプーを手にとって頭の汚れをもう一度落としにかかる。 ……一回ですっきりするものかと思えば、紙が多少長いから二回はしないとちゃんと落ちないのだとゆかりが言っていた。 最初のうちは面倒だな、と思っていたのだが……確かに一回だけで終わらせると頭にフケが残っているような気がした。 ……すっかり、この家の生活に染まっちゃったな。 そんな事をぼんやり考えながら、また髪の毛を泡立てる。 最初は疑っていた彼女たちだが、何だかんだ生活している内に段々と慣れてきてしまった。 ……いや、何かと私を陵辱するのはどうかとは……確かに思うけど……。 けど、悪いやつではない。 ちゃんとご飯も食べさせてくれるし、暖かな布団も用意してくれる。 それに、一応彼女たちも地下の機械について時折教えてくれたりはするのだ。 ……農作業の仕方とか、牛を捌く機械の使い方程度だけど。 ぼんやりとそんな事を思いながら、私は髪の毛についた泡を再度シャワーで流す。 「……はぁ……」
6 22/03/20(日)06:00:54 No.908253958
……後はもう少し、エッチ以外の事をしてくれたらな……。 ……い、いやち、違う……そうじゃない。 「うぅ……」 なんでだか、最近おかしい。 二人が近くにいると、何だかドキドキする。 それに……一緒にご飯を食べていると、安心してしまう。 ……あんなに、エッチでひどい事をされているのに。 「……う、ぅ……考えるのを止めよう」
7 22/03/20(日)06:01:06 No.908253971
思わず顔が赤くなるのを感じながら、私はボディタオルを手にとってボディソープを掛ける。 そのまま手の中で泡立てた後、そっと体を擦り始めた。 ……以前ならゴシゴシと洗っていたのだろうが、最近はそうすると立っていられなくなってしまう。 特に……お腹とか、胸とか。 「……うぅ……こ、今度は……ひどい目に合わせてやるぞ……」 そんなことを考えながら、私は体の汚れも落としていく。 ボディタオルで体を擦る度に、今度は少し濃い果物のような匂いが広がっていく。 ……こういう香水、割と好きだな。 ……あの二人だったら、どういう香水が好きかな。 そんな事を考えながら、体中の汚れを落としてシャワーで体についた泡を落とす。 それから浴槽の蓋を開いて、中の暖かな薄く白色に濁ったお湯に浸かる。
8 22/03/20(日)06:01:19 No.908253983
「っ……はぁ……」 体中がポカポカするような暖かさに包まれ、思わずため息を漏らした。 確か……温泉というものと、同じ成分のお風呂らしい。 りゅーかすいそとか、いおうと言われるものが溶け込むとこういう色になるんだとか。 ……よく分からなかったが、兎に角暫く入っていると体中がポカポカしてきて心地よい。 「……少し、臭いですけどね」 そんな事を呟きつつ、この温泉というものは意外と嫌いじゃない。 体の芯までポカポカして温かいし、気持ちいい。 ……暫くそうしてお湯に浸かりながら、天井を眺める。 「……半分不老不死だもんなぁ……」
9 22/03/20(日)06:01:33 No.908253990
そうして、雫が呟いたことを思い出す。 ……私達は、半永久的に死にはしないらしい。 老化というものがなく、少しだけ成長しかけては若返ると言っていた。 ……じゃあ、この大きくなった胸は何なんだろうか、と少しぼやく。 一応、遺伝的な問題で胸が多少は大きくなったりはすると入っていたが……。 そんな事を思いながら、すっかり両手で軽く持ち上げる程度まで大きくなってしまった胸を見ながらため息を漏らす。 ……これ、二人共時々見てくるけど、そんなに良いものなのだろうか。 正直少し思いから、無くても良いんだけどな。 そんな事を暫く考えた後、私はお風呂から上がる。 そして、シャワーでまた体を軽く流して更衣室に入った後、タオルで優しく水を拭うように体を拭く。 下着を機械から取り出して履いて、一応ブラを胸に巻く。 ……少し大きくなってしまってからというものの、これを巻かないと胸が少し痛い。 「はぁ……」
10 22/03/20(日)06:01:44 No.908254001
またため息を漏らしてしまった。 まあ良い、とりあえず歯を磨きはじめよう。 そうして、私は歯ブラシを使って口の中を磨いた後、初日に渡された衣服と似たような服を体に巻きつける。 最初は悪戦苦闘したものだが、何回か着れば一応慣れるものだ。 そうして衣服をつけ終えると、雫が更衣室のドアを開けて入ってくる。 「ああ、おはようございます」 「……おはようございます」 少しだけ疲れたような雰囲気を出しながら、彼女に声を返す。 「少し疲れてる?」 「……そりゃあ、昨日に二人がかりであんな事されたら、疲れもしますよ」 私はそう言って、ため息を漏らした。
11 22/03/20(日)06:03:48 No.908254113
これでおしまい fu899630.txt 本当に食べてしまったのか?
12 22/03/20(日)06:05:27 No.908254201
書き込みをした人によって削除されました
13 22/03/20(日)06:09:34 [s] No.908254404
誰だよ22話目の先頭に21って書いた馬鹿 俺だったわ……もういいや寝る
14 22/03/20(日)06:38:10 No.908255942
明らかに超えちゃいけない一線超えての 美味しい はきりたん狂ってない?
15 22/03/20(日)06:55:59 No.908257200
>明らかに超えちゃいけない一線超えての >美味しい >はきりたん狂ってない? 文化レベルが中世なら宗教教義的禁忌さえ無ければ、うまければまあ良いか位で行動してるかもしれないし……
16 22/03/20(日)07:09:33 No.908258203
何本もちゃんと完結まで書いてる「」は凄いよ…
17 22/03/20(日)07:34:10 No.908260306
>何本もちゃんと完結まで書いてる「」は凄いよ… ありがたい…… 今書いてるの合わせて、ゆかきりのみ合計90万文字弱になります 何時まで続くかはわからないけど、今後ともゆかきりをどうかよろしゅう頼みます……