ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/03/13(日)12:29:17 No.906057174
[不定期] 関係ねぇ、きりたんを産卵させてパンケーキを作りてぇ [成分] ・ゆかきり ・コッショリ ・淫紋
1 22/03/13(日)12:29:28 No.906057227
熱い。 体中が茹だるように熱く、汗が浮き出てくる。 ゆかりが私の口を貪る中、私は大した抵抗も出来ないまま小さく喘ぐ。 だが口の中で発せられた声は、外に漏れ出る事なく彼女の舌に押しつぶされた。 「んっ……」 そうして目の前の女は、私を見つめていた。 その目は私が先程まで浸っていた妄想ほどの嗜虐性は無い。 それでも、彼女は私を押し倒して目を細めて笑っていた。 ……まるで、私が行為に耽っていたのを見つけて、喜んでいるかのような表情。 思わず目をそらそうとすると、彼女の舌が私の奥歯をなぞった。
2 22/03/13(日)12:29:39 No.906057278
「ぷふぁ!……」 ビリビリするような刺激が口の裏を駆け、思わず頭を仰け反らせて空いた隙間から声が漏れる。 だが彼女はすぐに、私の口を逃さないように再度抑え込んだ。 柔らかな舌が私の口の中で蠢いている。 ぐりぐり、ずりずり、ぐちゅぐちゅ。 彼女の柔らかく熱い舌が、私の中の唾液を舐め取っては吸い上げる。 「ぷは……はぁ……はぁ……」 「……えへへ……ドロドロ」 そう言ってから彼女は私の顔を見ながら、私の胸を撫でると粘ついた液体がかき混ぜられる音がした。 ……口の端から漏れた体液が、私の胸に垂れている。 彼女はその液体を私の体に浮いた汗とかき混ぜるように、ゆっくりと指を走らせた。
3 22/03/13(日)12:29:58 No.906057374
「んっ……はぁ……」 「……抵抗しないの?」 ゆかりはそう言って、不思議そうな顔で私を見つめています。 ……ただただ、そう言って私を眺める彼女は純粋にそう尋ねているように感じました。 「……別に、好きにすればいいじゃないですか」 私がそう言って目を反らすと、彼女はニッコリと笑みを浮かべて私に覆いかぶさってきました。 ですが、私の体に体重をかけて抱きつくわけですから、重さで口から空気が漏れ出してしまいます。 「うっ……」
4 22/03/13(日)12:30:12 No.906057427
そうして呻いた私を見ながら、彼女はそっと耳に声を漏らしました。 「好きにしていいの?」 そう言いながら、何かを期待するような彼女の声。 ……てっきり、彼女が私を脅してでも自由にするのかと思っていた。 どうやら彼女は少し頭が冷えたのか、先程よりも穏便に私の体に肌をこすり付けるように私を抱きしめる。 「……へへ、じゃ、じゃあ……いっぱいエッチしようね」 「……っ」 彼女はまるで子供のように無邪気にそう言って笑った。 ゆかりはそう言って、私にまたもう一度私に顔を近づけながら小さく声を囁く。
5 22/03/13(日)12:30:23 No.906057483
「きりたん好き……」 ……背筋が粟立つ。 恐怖のような感覚と、これから行われる行為に思いを馳せると奇妙な気分になった。 確かに……他人に好かれるのは余り悪い気はしない。 だが、それは一般的な好意までであって、度をすぎると微かに恐怖を覚える。 ……とはいえ、悪いやつではない。 ……いや、寧ろそれがよっぽどたちが悪いのかも。 確かに、一般的に見れば行っている考えや、理想というのは気高いのかもしれない。 だが、今実際に行われているのはその最終的な目的に関わらない、私への恋慕だ。 それも……特にたちが悪いのは、その出来事が深く私と関連があるということ。 というよりも、最初から関係があるのを一度切り取って、自由を与えたような振りをしてから再度取り込みにかかるのだから一層たちが悪い。 そう思いながら彼女を見つめていると、ゆかりはにっこりと笑みを浮かべてから私の口に再度キスをする。 先程の粘っこいようなキスとは違って、ただ触れるだけのキス。 それでも、彼女は少しだけ頬を上気させて、離れた後に深く息を吐き出した。
6 22/03/13(日)12:30:35 No.906057539
「……私は、そうでもないですよ」 「……本当に?」 彼女はそう言って、私の胸を優しく揉みしだく。 ……もしかしてこいつ、ムラムラして自慰をしていたのを見て気があると思ったり、そんな事ないだろうな。 「……ね、さっきみたいにゆかりって呼んで……」 「っ……い、言うわけ無いでしょ……」 私がそう言って顔を反らすと、彼女は少しだけムッとしたような表情をしてみせる。 「……私の妄想でエッチなことしてたのに、言ってくれないの?」
7 22/03/13(日)12:30:46 No.906057591
思わず目を見開く。 胸が高鳴るのを感じながら、私は彼女から目を反らす。 「……そ、そんな訳無いでしょ」 それに対して、彼女はゆっくりと左胸に耳を宛がう。 「……ドキドキしてる」 鼻元に当たる彼女の髪の毛が、微かに甘い匂いを漂わせている。 ……少しだけ忌々しいような気持ちを懐きながら、胸に耳を当てているゆかりに悪態を吐き出した。 「……ただの、心臓の鼓動でしょ」
8 22/03/13(日)12:30:56 No.906057643
ただのブラフだ。 酒場の男たちが頻繁にやるような、相手のことを理解していると見せかけるための言葉。 快楽に溺れかけていると、私に言い聞かせるための言葉だ。 ……と、自分にそう言い聞かせる。 言い聞かせては見るが、自信はない。 「……ふふふ」 口から言葉が漏れそうになるのを、必死に抑える。 彼女の指が、私のお腹に伸びた。 臍のない、つるつるとした肌を這う彼女の指はまたピンク色に染まった肌をなぞる。
9 22/03/13(日)12:31:08 No.906057700
「あっ……ぅ……」 堪えていた言葉が、勝手に漏れ出してしまう。 「……ふふ、気持ちいい?」 そう言って分かりきったような事を彼女は吐き出す。 一々言わなくて良いことを……。 「はぁ……はぁ……っ……し、知ってるでしょ……」 「ふふふ……どうかな……」
10 22/03/13(日)12:31:19 No.906057755
ゆかりはそのまま、私のお腹をゆっくりと指で撫で続ける。 ただ下腹部を撫でているだけなのに、お腹に染み込んだ液体が途端に体に溶け出してくるような錯覚を覚えた。 「っふ……ぅ……」 か細く息を吐き出す。 彼女はそんな私を見ながら、何処か嬉しそうな顔をしてみせる。 「……気持ちいい?」 「……さ、ぁ」 私は態とらしく、赤くなった頬もそのままに彼女を睨みながら言葉を吐きつけた。 ……こうしていれば、少しでも彼女は少しは気分を害すだろう。 そうして飽きれば、私の勝ちだ。
11 22/03/13(日)12:31:51 No.906057889
今日はここまで fu881044.txt
12 22/03/13(日)12:41:26 No.906060584
どうして女の子の人生一つめちゃくちゃにしてしまうんです? 気持ちいいから?最高ですね
13 22/03/13(日)12:53:23 No.906063959
すばらしい 見つけられてよかった
14 22/03/13(日)12:53:59 No.906064146
とっても良い…