ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/03/10(木)06:09:54 No.905028224
[不定期] 関係ねぇ、きりたんを産卵させてパンケーキを作りてぇ [成分] ・ゆかきり ・コッショリ ・淫紋
1 22/03/10(木)06:10:11 No.905028234
ドロドロとした泥沼に浸かったような気分だった。 生ぬるい暖かさと、全身の気だるい疲労感。 思いまぶたを開くと、天井が見える。 木目のようで、同じ様なパターンが続く天井の柄。 一見木材かなにかのように見えるが、恐らく違うのだろう。 地下に作る天板なら、木材は不適当だからだ。 ……体中の筋肉が強張っている、軽い倦怠感を感じて体を伸ばすと声が漏れる。 「んっ……」 ……小さく呻くような声を漏らすと、喉が微かに掠れていることに気がついた。 小さなひりひりするような感覚に、思わず喉を指で抑える。 ……喉は痛みはあまり感じない、だが目が冴えてくるとお腹で熱で疼く。 ……温かいというよりは、少しだけ熱さすら感じるような感覚。 そんな時、不意に隣から声が響いた。
2 22/03/10(木)06:10:28 No.905028252
「あ、起きましたか」 「……一応は」 そう言ってこちらを見つめる女に、私はため息を漏らした。 ……何をしたのかを思い出したのだ。 彼女の手で指に持つ針が体内に押し込められ、腹部に描かれたピンク色のマーク。 私がゆかりに自分の体を見返りに、雫との不和を持ち込もうとした結果、彼女は私の下腹部に淫紋を描いた。 なぜかと言えば、彼女自身に私を気持ちよくさせる自身がなく、私がわかり易く喘いでいないと満足しないかららしい。 ……自業自得といえば、確かにその通りなのだが納得がいかない。 それが今も私の腹部に描かれていて、尚且私の体をじわじわと蝕んでいるのなら尚更だ。 そんな事を思いながらゆかりを睨めつけようとすると、彼女は私の顔を見ながら微笑んでいた。 「……何ですか」 「ふふ、何でも」
3 22/03/10(木)06:11:41 No.905028320
そう言ってこちらを見る女に、私は目を細める。 ……もしかして、こいつ一回私を抱いた位で恋人ヅラしているのか? 「……ね、ねえ……きりたん」 そう言って彼女は放り出していた手をそっとなぞる。 ……背筋がぞくぞくと粟立つ。 思わず昨日の行為を思わず思い出してしまい、下腹部が熱くなってきた。 「……っ、な、何ですか……?」 「……そ、その……隣に行っても良い?」
4 22/03/10(木)06:11:53 No.905028328
そう言ってこちらを見るゆかりの顔は、ギラつくような欲求が垣間見える。 いや、見えているだけなのだろうか。 だが顔立ちが整っている分、そう思わせないだけで彼女はまた昨日みたいな事を期待しているのかもしれない。 ……そう思うと、息が無意識に上がってしまう。 「……い、嫌だって言ったら、どうしますか……?」 少しだけ勇気を振り絞って、そう言って彼女の様子を伺う。 だが、彼女は少しだけ怖じ気ついたような表情でこちらを見ている。 ……何故? そう思いながら彼女を見返していると、彼女はゆっくりと口を動かす。 「……さ、さっきやりすぎちゃった……だけだから……」 そう言って弁明めいた事を言う彼女は、しどろもどろに口を動かした。 そういうことではない、結果は変えられないというのに。
5 22/03/10(木)06:12:08 No.905028347
「……貴女も、雫と一緒の事を考えているんですか?」 私がそう言って尋ねる。 すると、彼女は首を俯かせて小さく頷いた。 ……素直にそれを認めるのは良し、だが何か取り繕わなければ良くはならない。 「……そ、そうですか……」 まさかそこまですんなり認めるとは思っていなかった私は、思わずそう言って言い淀んでしまう。 ……選択肢をやはり間違えたな、とぼんやりと思う。 雫だったら、もう少し紳士的だったのかな、とも。 だが次の瞬間、ゆかりが身を乗り出してこちらに迫る。 「……ふ、へへ」 「あ、あの……?」
6 22/03/10(木)06:12:19 No.905028361
不審な声を漏らしながら近づいてくる彼女に、私は思わず布団の上から後ずさる。 ……衣服すら纏っていない。 そんな事を思いながら、薄い布を手で引く。 「……ね、そんな意地悪言うのはどうして?」 「ひっ……」 そう言って彼女は顔を上げた。 顔には笑みが張り付いている。 ……いや、彼女の目は笑っていない。 笑みを浮かべている表情なのに、目だけが私をじぃっとこちらを見つめている。 「い、意地悪じゃ……」
7 22/03/10(木)06:12:37 No.905028376
そう言いかけて、ゆかりがまた一歩分私に近寄る。 ……怖い。 一体何をしようというのか。 ……いや、することなんて分かりきっている。 「まだ、シたりないって事なのかな」 「ち、違う……止めて……」 「……だって、気持ち良かったんだもんね」 そう言うと、彼女は私の手を掴む。 心臓がドキドキと早鐘うち、お腹がきゅぅっと縮むような感覚。 「い、嫌……」 後悔先に立たず。
8 22/03/10(木)06:12:49 No.905028389
やっぱり悪いことなんて考えるものではない。 だが、そうなるように仕向けた過去の自分に恨み言を言っても仕方ない。 問題はこれからどうするのか、だ。 だが、彼女が私を抑え込んだ後にどうするのか、ましてや誰も助けに来れない状況だとしたら? 「分かってるよ……もっとシてほしいって、ことだもんね」 そう言いながらこちらににじりよる彼女は、私に伸し掛かる。 ……重い……。 そんな事を思っていると、彼女は羽織っていた衣服を脱ぎ捨てた。 彼女の肌は生白く、瑞々しい。 布一枚で擦れる肌に思わず高鳴ってしまう胸。 彼女と触れる行為が、気絶する前の出来事を意識させてしまう。 「また……聴かせて」
9 22/03/10(木)06:13:02 No.905028401
そう言って彼女は、私の両手を片手で抑え込む。 彼女の髪の毛が顔にかかる。 それでも、彼女は私の顔を見ていた。 その目は見開かれており、髪から漂う甘い匂いが鼻に届く。 「じょ、冗談……ですよね……?」 そうして放った言葉は、彼女の耳には届かない。 彼女はただただ小さく笑みを漏らすだけ。 「……どっちだと思う?」 そう言いながら、彼女はゆっくりと指で私のお腹を撫でる。 指の暖かな感触が触れると、私は思わず小さく悲鳴のような声を上げてしまう。
10 22/03/10(木)06:13:14 No.905028416
「や、やめ、止めてください……」 そう言って首を振る。 脳をズキズキと傷ませる感覚は、昨日の行為を思い起こさせた。 乾いた喉、熱い体、口から勝手に漏れる声。 全身の神経がぐちゅぐちゅと音を立てる肉の感触に泡立ち、視界がスパークする。 怖い。 気持ちいいという感覚に溺れるよりも先に、私は強い恐怖を感じ取っていた。 「……ダメだよ」 「……え?」 彼女の言葉の意図が読み取れず、思わず間の抜けた言葉を漏らす。 ゆかりはそう言って、ただただ私の顔を見ている。 その表情はただ潰れた果物を連想させるような、そんな笑みだった。
11 22/03/10(木)06:14:24 No.905028482
今日はここまで fu872838.txt 生意気なきりたん分からせレズセックス大学
12 22/03/10(木)06:16:54 No.905028600
いい…
13 22/03/10(木)06:22:42 No.905028884
エッチすぎる
14 22/03/10(木)06:26:25 No.905029132
結月弟の時からファンだけど女の子を性的に追い込む描写の時なにより筆乗ってると思う
15 22/03/10(木)06:48:42 No.905030471
笑顔から潰れた果物を連想したのはハーメルンのバイオリン弾きくらい