22/03/03(木)22:18:30 珍しく... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1646313510385.jpg 22/03/03(木)22:18:30 No.903011133
珍しく、女と歩いているアイツを見かけた。女の方に見覚えはなかった。たぶん抱いたことのない女だ。アイツの方はと言えば、随分と楽しそうに見えた。それが何故か、妙にムカついた。 その女と別れ一人になったところを見計らって、俺はアイツの背後から口を塞ぎ、物陰に連れ込んだ。
1 22/03/03(木)22:18:40 No.903011188
「よぉ英雄サマ。」 「急に何するプイ！離すプイ！」 「誰だ、さっきの女。」 「さっきって…アパパネちゃんのことプイ…？」 「アパパネか…その女、お前の何だ？」 「何って………別にお前みたいに…その…そっちの方の事ばっかり考えてるわけじゃないプイ！」 「へぇ…じゃあ…あの女の事、俺が喰ってもいいって事だよな？」 「そ…それはダメプイ！！」 ムカつく。あの女がそんなに好きか。
2 22/03/03(木)22:18:53 No.903011270
「どうしてだ？別にお前のじゃないんだろう？なんの問題がある？」 「だから…誰のものとかこうとか、そもそもそういう事じゃないプイ！」 イライラが止まらない。俺は壁にあいつの体を押し付け、今までも何度かそうしてきたように、唇に齧り付いた。 最初は抵抗していたが、だんだんと体から力が抜けていくのがわかった。酸欠になりそうなぐらい長い時間が経ち、口を離すと、二人とも当然息が荒くなっていた。 それから俺はアイツの耳元でこう囁いた。 「いいかディープインパクト。少なくともお前は俺の女だ。勝手に誰かの所へ行こうなんて、俺が許さない。」 そう言い終わってから少しして、俺は突き飛ばされた。どうやら抵抗されたらしい。バランスを崩して地面に倒れ込んでしまったままアイツを見ると、顔を赤くしながら口を押さえているのが見えた。
3 22/03/03(木)22:19:05 No.903011358
可愛い。今まで何回もアイツに持ったのと同じ感情を、俺はまた抱いた。
4 <a href="mailto:s">22/03/03(木)22:19:16</a> [s] No.903011405
いいですよね 独占欲
5 22/03/03(木)22:24:39 No.903013181
>「いいかディープインパクト。少なくともお前は俺の女だ。勝手に誰かの所へ行こうなんて、俺が許さない。」 まあ決して手の届かないところに行ってしまうんですけどね