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22/02/05(土)02:25:20 泥のも... のスレッド詳細

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22/02/05(土)02:25:20 No.893847737

泥のもうみんな寝てる

1 22/02/05(土)02:29:14 No.893848314

寝てますよ

2 22/02/05(土)02:33:48 No.893848982

寝てるってば

3 22/02/05(土)02:35:41 No.893849240

寝てるのでSSを

4 22/02/05(土)02:36:25 No.893849331

どんなのがいいの

5 22/02/05(土)02:37:12 No.893849433

メルブラ

6 22/02/05(土)02:40:09 No.893849828

SSSきたし棗でなんか

7 22/02/05(土)02:51:32 No.893851245

恐ろしい人だと、そう感じることがある。 たまにではない。それなりに頻繁に。任地において聖務を彼女が果たす時は、特に。 首に手を添え、ぱきりと関節を鳴らしながらあの人が足元を見つめる。 足元には今まさに塵へと還ろうという異端の灰。命乞いをする暇さえなかった。 その拳で胸郭諸共殴り潰しただけで異端はぐずぐずに溶けてしまうのだ。 珍しいことではなかった。この人にかかれば大抵の異端は瞬殺だ。この人は、強すぎる。 理屈があってどうのこうのという存在ではない。異端にとっての理不尽の体現こそこの人なのだ。 理由あって強くなく。意味があって強くなく。帰結あって強くなく。ただ強いから、強い。 あまりにも極まったその姿は、時に教へ殉ずる立場の者たちにさえ畏れを感じさせる。 この聖堂騎士が恐ろしい───裏でそう呟く殉教者のなんと多いことか。 「…ん?フラムちゃん、どうしたの?」 「いいえ。ご苦労さまです、騎士ナンシー・ディッセンバー」 だから、私は彼女の行いへ涼やかにそう評する。 とっくに私の目は彼女の行いの光輝に灼かれている。故に、何も厭うことはない。 そう心から信ずる時点で私はとうに気狂いなのだろう。

8 22/02/05(土)03:09:17 No.893853181

「マスター。この店より先へ進んだところの店の方が美味そうだった」 「…味なんてどうでもいいよ。入り口からこの席まで見通しが効く。それだけで十分」 会話が聞こえたのか、配膳に来た店員がじろりと睨んでから水の注がれたコップを置いていく。 クラスはセイバーことウーサー・ペンドラゴンはマスターの無味乾燥ぶりにやや辟易を感じつつあった。 それを気にすることなくマスターは鉄板の上であっという間に炒められたチョリソ&エッグへ齧りついてく。 まるで面白みのないマスターだ。髪は脱色、服装はロックに決め、反社会性をこれでもかとアピール。 だというのに彼女は人生の愉しみを一切合切否定するというロックに程遠い姿勢を貫いていた。 まるで世界を愉しむためのチケットなど自分は持ち合わせていないかのように。まさに秩序に対する奴隷だ。 小さく嘆息したセイバーはフォークでチョリソを突き刺したマスターを見つめる。 「食事の奴隷か、奴隷の食事か。君にとってはどちらも変わらないのかな」 「意味分からない。ごちそうさま。すぐ出発するよセイバー」 皿の上にフォークを投げ出して立ち上がるマスター。セイバーは肩をすくめてそれに応じた。

9 22/02/05(土)03:09:55 No.893853225

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