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22/02/02(水)00:34:04 No.892909288
｢｣「ｽｩ……ｽｩ……」 紅「“心配ないよ 大丈夫だよ ここに味方がひとりいるよ”……」 ｢｣「ん……んんん……いま何時だ？」 紅「４時前よ。１時間ぐらい眠っていたかしら？」 ｢｣「そっかぁ。寝ている間、退屈だったろ。ワンコの動画でも見てれば良かったのに」 紅「｢｣の寝顔をみている方が面白かったわよ。どんな夢を見ているのかしらとか」 ｢｣「それがなぁ…なんでか知らないけどマナー講習の勉強やらされていた」 紅「…また随分と奇妙なものを見ていたね。どんな問題が出ていたの？」 ｢｣「夢の中だから滅茶苦茶だよ。正しい言い方はどれか？とかそんなの」 紅「丁寧語とか謙譲語とかそんなの？」 ｢｣「ならいんだけど、テキストが見る度に書いてあることが変わっていてなんだこりゃってなった」 紅「うふふふっ、残念ね。｢｣がノートに書いていたような可愛い女の子と冒険する夢だったらよかったのに」 ｢｣「ぶほっ！どストレートに黒歴史を抉るのをヤメレっ！」 紅「夢って本来そういうものでしょ？欲望や心の解放や」 ｢｣「時々あんたって子は恐ろしいことを言うよなぁぁ」
1 22/02/02(水)00:34:20 No.892909351
紅「夢には記憶のdefragという機能があるみたいね」 ｢｣「だからあっちの記憶の断片とこっちの記憶の断片が混ざって滅茶苦茶になるのか」 紅「若しくは精神だけが別世界に行っているのかもよ」 ｢｣「だとしたら異世界で？冒険してるの俺？」 紅「そうね。ひょっとしたらその世界では英雄として崇められてるかもよ」 ｢｣「そこっ！笑いながらいうなっ！傷ついたわっ！」 紅「あり得ない話ではないわよ。ここはお人形さんが動いて話をする世界よ」 ｢｣「いや自分の存在を否定しているようにも聞こえるしっ…ここは魔法と生きている人形の世界？」 紅「ねぇ。いまこうしているの夢だったらどうする？」 ｢｣「そうだなぁ。起きたくないのは本音だ。きっと現実はかなり辛いはず」 紅「現実の｢｣は大企業のオーナーで億万長者でも？」 ｢｣「金は大事だけどその世界には真紅はいないんだろ？じゃぁいいよ」 紅「解らないわよ。渡しによく似た１５歳ぐらいの女の子が傍にいてくれていたり」 ｢｣「なんだその細かく生々しい設定はっ…設定だな。こっちが現実は」 紅「頑固ね…そうよ。ここが現実…あなたと私だけがいる真実…のはずなのだわ（ふっ…）」
2 22/02/02(水)01:00:48 No.892915892
またいちゃついてる