虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

22/01/27(木)01:29:32 泥の深夜 のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

22/01/27(木)01:29:32 No.890926172

泥の深夜

1 22/01/27(木)01:32:46 No.890926824

https://zawazawa.jp/kagemiya/topic/18 更新ー

2 22/01/27(木)01:35:18 No.890927332

「───これから私はどうなるんですか」 沈みきった声音で咲は聞いた。 右肩からだらりと垂れ落ちる袖に中身はない。肩から先が消失していた。 右目を覆う眼帯が痛々しい。その奥にある眼球は消失していた。 肉体を欠損した痛々しい姿で所在なさげに椅子へ腰掛ける少女へ、そのシスターは穏やかながら感情のない声で答えた。 「怪我の具合にもよりますが、いずれは修道院へ向かうことになると思われます。  悪魔の影を踏んだあなたは聖堂教会では不浄と見做されます。おそらく一生修道院を出ることは叶わないでしょう」 「………終わらせちゃ、くれないんですか」 「はい。主は全ての罪をお許しになります。あなたの所業、あなたの非道も。  裁きは既に下されました。故、主に祈ることのみがあなたに許されたすべです」 腕組みをして腰掛ける咲を見つめる神父。粛々と事実を伝えるシスター。 ふたりを交互に見た後、まるで刑の確定した罪人のように咲はゆっくりと項垂れた。 天摩市における一連の狂騒、あらゆる物事が結末に導かれた後の、これはほんの些細なエピローグ。 何もかもを失って、知らぬ間に教会へ保護されたとあるマスターの、それが末路だった。

3 22/01/27(木)01:37:14 No.890927778

IFな あくまでIFな

4 22/01/27(木)01:38:36 No.890928090

美しい...

5 22/01/27(木)01:38:41 No.890928109

罰を受けて苦しみ倒してもいいから生きていないとダメだと思う個人的に 心の中のどっかでダメだとは思えるうちはそうした方がいいよ…

6 22/01/27(木)01:39:01 No.890928189

ifはいくらでもあっていい

7 22/01/27(木)01:39:30 No.890928292

>うちは やはり…!!

8 22/01/27(木)01:41:15 No.890928637

スレ間違ってない?

9 22/01/27(木)01:46:10 No.890929550

咲ちゃんの末路は妄想が膨らむ

10 22/01/27(木)01:49:18 No.890930102

>「壊し屋/クラッシャー」 ホムラちゃんだと一瞬思ったがサヱの方だった ...というか壊し屋の二つ名持ち泥モザイク市全体で3人もいるのか...

11 22/01/27(木)01:50:13 No.890930264

泥モザイク市も長いし泥の数も莫大だからな… 被ることもあるだろう

12 22/01/27(木)01:53:46 No.890930922

この深夜の流れなら言える 天摩のえっちなSS捻り出して欲しい

13 22/01/27(木)01:54:28 No.890931059

泥モザイク市の壊し屋三銃士を連れてきたよ! 壊し屋三銃士!? https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C7%A1%B7%EE%A5%B5%A5%F1 “梅田の夜叉”、如月サヱ 「炎を使うサーヴァントに心当たりはない?」 https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%D3%AD%BA%EB%B6%B1%C6%F3 ロリおかん聖女の息子、哭埼 怯二 「俺の拳は炸裂弾」 https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C8%AC%C9%A9%A5%DB%A5%E0%A5%E9 マテリアルスナイパー、八菱ホムラ 「…………私に、撃ち抜けないものはないわ」

14 22/01/27(木)01:55:42 No.890931274

ウオォ懐かしいな…… ホムラちゃんだけあんまり動いてないんだなそういえば

15 <a href="mailto:天魔市の一幕・和食カフェ(1)">22/01/27(木)01:55:48</a> [天魔市の一幕・和食カフェ(1)] No.890931297

私は天埜羽々祢。どこにでもいる普通の女子高生!そしてここは行き付けのカフェ!買い食いとかいっけなーい……と、意気揚々と出掛けていた……はずだった。 自分でもないなとは思っていたくらいのテンションさえあったが、今はその余裕すら恋しい。 というのも、目の前。対面の相席、になるだろうか。見た感じ私より年下の凄く尖った子がいる。見た感じは学生服を着ていて、この時間帯にこの年齢で一人、そして袖口には焦げ後。見るからに不良っぽい。 「……っ、っ!ん、ぐっ……」 ……手が届いていないが、胡椒が欲しいんだなと察する。見ているだけなのはさすがにばつが悪い。これは手伝った方がいいんだろう、と奥の方へ胡椒の瓶を押し出す。……あっ、こっちを睨んでる。 「……何?」 彼女は優しくしたつもりか、と言わんばかりにこっちを見ている。思わず視線をはずし、ふと目に付くのは……茶色いアレだった。 「……っ!そんな目で見ないで」

16 <a href="mailto:天魔市の一幕・カフェ(2)">22/01/27(木)01:56:13</a> [天魔市の一幕・カフェ(2)] No.890931364

……見てきたのはそっちでは、と思いながらも自分の皿に向き直る。こちらにもしいたけ。くっ。 「……強がる割にはそんなのも食べれないんだ?あははっ」 ……むぅ。もう我慢ならない。思わず立ち上がろうとする。……が、先に立ち上がられ、あごをつまむとこちらをじーっと見つめてくる。 え?なんだろう、この気持ち。体が熱い。えっ、私そういう趣味は……いえ、その。優しくお願いしマ── 『熱っ!?』 初めて声を出してしまったが、本当に体が燃えたような……あれ?私のしいたけが焼けてる… 「ふーん?案外可愛い声。あと、苦手なものに強がってもいいことないと思うよ。ついでにこれはさっきの醤油のお礼」

17 <a href="mailto:天魔市の一幕・カフェ(3)">22/01/27(木)01:56:27</a> [天魔市の一幕・カフェ(3)] No.890931404

私は魔法使いだからね、ふふん……といった具合の事を上機嫌に喋っている。そして強がりだなんだとはいうが、 『自分のも焼いてる……』 今度はそれを耳にした彼女が赤くなると、何処かへ走り去ってしまった。……後に彼女と別の形で出会うのだが。ただ、悪い人ではなかったんだと思う。

18 22/01/27(木)01:56:45 No.890931473

>この深夜の流れなら言える >天摩のえっちなSS捻り出して欲しい んー まー んー 「」バネロに怒られるかもだけどー

19 22/01/27(木)01:57:04 No.890931550

しいたけ嫌いガールズの邂逅

20 22/01/27(木)01:58:07 No.890931744

リロード不足で更新見逃して流れを切ってしまった…思い付いて書いただけなのでクオリティは低い それと投下する方はお気になさらずどうぞ

21 <a href="mailto:「」バネロ">22/01/27(木)01:59:07</a> [「」バネロ] No.890931943

いいよ えぐいやつでも何でもいいよ 羽々祢にはみんなの欲望の受け皿という設定があるので許すよ あとこの前の悪夢のssありがとうね

22 <a href="mailto:「」バネロ">22/01/27(木)01:59:54</a> [「」バネロ] No.890932081

カフェのssもありがとうね 更新頑張ります

23 22/01/27(木)02:01:43 No.890932406

嬉しいたけ

24 22/01/27(木)02:12:32 No.890934345

「無念だ」 それは零れ落ちたような言葉だった。 余りに小さく、微かで、邪智の限りを尽くした魔女のそれとはとても思えぬほどに。 「ただ、我が民に、愛し子らに、幸福をと願い、叶わぬ生涯であったからな。今度こそはと思ったが。―――儂には過ぎた願いであったらしい」 輪郭が解け、影は霞んでいく。常の威厳も、不遜も、最早欠片ほども残ってはいない。最早数刻と現界を保つことも叶わぬだろう。 眼前に向ける敵意すら捨てて、魔女は傍らに倒れ伏す少女の姿を見る。 ただ望むものの全てを与えると決めた。それが破滅に向かう道であると知りながら、ただ目の前の幸福だけを与えてきた。 少女の心を守るためのそれが、如何に少女の心を摩耗させたのか。 結局のところ。魔女には人の弱さを理解出来たとしても、それを鍛える術がなかった。正しい道を知らぬ者に、そこに導くことなど叶うはずもない。 もしも。もしも、と魔女は考える。 少女に呼び出されたサーヴァントが、己で無かったのなら。 例えばそれが、信仰に殉ずる、正道の剣士であったなら。 我ながら下らぬ思考に、魔女は小さく苦笑する。

25 22/01/27(木)02:12:56 No.890934423

「どうやら今回も、儂は失敗したようだ」 そうして、ゆるりと片腕を持ち上げた。 「―――だが、死なせはせぬ」 小さく、優しい光が灯って、少女を包み込む。 暗闇の国を統べた、悪しき魔女のそれとはとても思えぬ灯りが、少女の傷を癒やしていく。 「なんと拙いことか。人を癒やすと言うそれだけの事が、儂にはこうも難しいとは」 くつくつと喉を鳴らして魔女は自嘲する。 「生きよ、サキ。苦難と、苦悩と、苦痛に塗れ、それでもお前は生きるが良い。人は生きてこそ、己の幸福を探すことが出来る。遥か遠く、その先に、お前にとっての光があると儂は信じる」 その声は、眠りの中の少女には届かない。 それでも、消えゆく身体で言葉を紡ぐ。 「他の誰がお前を赦さずとも、この儂だけはお前を赦そう。だから、どうか……どうか、お前は……」 届かぬ言葉すら空気に溶けて。 後に残ったのは、浅く息する少女が一人。 少女は未だ幼く、その道は遥かに続く。 道の先にあるものを、未だ誰も知らない。

26 22/01/27(木)02:17:34 No.890935225

「───女の子同士とか」 声は奇妙に上擦っていた。 「不健全、だと、思うん、ですけど───」 ぼやきながらつい視線は強烈にそこへと引き寄せられる。 ふっくらとした唇。前からちょっとえっちだな、とか朧気に思っていた。信じられない。 まさかそこと自分の唇が今触れていたなんて。エルピナさんはまるではにかむようにくすりと微笑んだ。 「淫らとお笑いください。これが私の異能。第八秘蹟会に属する理由。  自らへ触れたものへ自分の命の熱を分け与える力。より深く触れた者にはより強く。感応能力、とそう呼ぶ者もいます」 「感応───」 実感はある。彼女の唇が自分の唇に触れた瞬間、胸の奥の形容しがたい部分がじわりと熱くなった。 ガス欠で喘いでいたボイラーに燃料が投下され、喜び勇んで燃え盛っているみたい。 唇と唇が触れていたのはほんの数秒。たったそれだけで、さっきまで凍えていた指先にまですっかり熱が伝わっていた。 「あの」 「お嫌、でしたよね。人工呼吸を受けたようなものとお思いください。今の私があなたにできる、最大限の支援のつもりです」 そう言ってエルピナさんは困ったように笑った。少し悲しげ、だったかも。

27 22/01/27(木)02:19:02 No.890935468

落差!

28 22/01/27(木)02:22:08 No.890935960

ロウヒおかーさん…

29 22/01/27(木)02:22:43 No.890936037

キス魔!!

30 22/01/27(木)02:23:23 No.890936127

>キス魔!! でもキスしたらいっぱい生命力譲渡できるよ これは効率的にも正解では?

31 22/01/27(木)02:23:50 No.890936194

キス魔は強スキルだからな...

32 22/01/27(木)02:25:08 No.890936384

かわいい女の子たちのSSありがたい…

33 22/01/27(木)02:25:31 No.890936441

今日めっちゃSS多いな…

34 22/01/27(木)02:25:32 No.890936444

戦いのたびにガンガンライフ削るハバネロちゃんをそのたびキスで回復 天魔がいやらしく見えてきたぞ

35 22/01/27(木)02:25:53 No.890936496

ハバネロキスか...

36 22/01/27(木)02:29:27 No.890937029

>ハバネロキスか... そう書くとなんか痛くなりそうでやだ…

37 22/01/27(木)02:33:04 No.890937569

このシスター色んなところがえっちなのに胸はそんなでもないのが好き まず過去が最強にえっち

38 22/01/27(木)03:07:56 No.890941654

>まず過去が最強にえっち ロリ輪姦されてましたはだいぶ強火だ

↑Top