虹裏img歴史資料館

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22/01/24(月)09:54:35 [不定期... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1642985675280.png 22/01/24(月)09:54:35 No.890032088

[不定期] 会社から逃げて、幼女に拾われようシリーズ [成分] ・きりゆか ・コッショリ ・年上誘い受け

1 22/01/24(月)09:55:17 No.890032226

春が近づいてきている。 そう思い始めたのは窓の外から降り注ぐ陽光が、日増しに早く降り注ぎ始めたからだろう。 あの日から、少女は私の手を握って眠るようになった。 『カサついてるでしょう?』 最初はそう言って断ろうとすると、少女が何処からか少し古ぼけたクリームを取り出して微笑む。 『それなら、保湿しないといけませんね』 私の手にクリームを塗る少女を押しのけることも出来ず、私はただされるがまま彼女に手のひらを預ける。 少女の肌は若々しく、ふにふにとしている。 そんな暖かな手のひらが、私の指を滑るのを感じながらただ黙ってその様子を眺めた。

2 22/01/24(月)09:55:30 No.890032278

『……飽きませんか?』 私がそう言って彼女の顔を見ると、少女は不思議そうな顔を返します。 『どうしてですか?』 ……やはり価値観が根底から違うのだろう。 彼女にとって、やるべきだと思ったからするだけなのだ。 『……別に』 そう言って少女から目を背けた。 彼女を見ていると、どうにも調子が崩されるような気がした。 若くて、キラキラしているとでも言い表せば良いのか? それが眩しくて、どうにも直視する気分にならない。

3 22/01/24(月)09:56:19 No.890032431

『ゆかりさんも暖かくて気持ちいいでしょう?』 そう言って少女はクリームを塗り終わった私の手のひらを、そっと指で撫でた。 彼女の指は私より細くて、短くて……温かい。 大きく異る手のひらが私の肌に触れると、何だかくすぐったいような気がする。 『……そうかもね』 私は反論する気も沸かず、ただそう言って目を反らす。 彼女の健気さは何処から来るのだろうか。 そんな事を考える。 ……私を母親代わりとでも思っているのだろうか? そんな事を思いながら、私の手を触る少女の指が触れる感触を感じ取る。 ……そんな時背筋から這い出てくるのは罪悪感。 私はこんな幼子相手に一体何をしているんだろうか。

4 22/01/24(月)09:56:37 No.890032483

─── そうして少女は今日も私の手を握って、隣で眠りこけている。 私より早くに眠りにつく少女は、何時も私より後に目覚めた。 だから寝る前と起きた後に少女の手が私の手を握っているのを感じながら眠り、そして目覚める。 ……この手のひらの感触は、徐々に覚えることが出来た。 暖かくって、ふにふにとしている。 私が指をそっとなぞると、彼女はくすぐったいのかよく小さく笑い声のような吐息を漏らした。 それが面白くてつい時折こうして指をそっと持ち上げて、指をなぞってみる。 「ふふ……」 すると、こうやって笑い声のような吐息を漏らす。 意趣返しというわけではないが、どうにも振り回され気味の私にはいい気味に思える。

5 22/01/24(月)09:56:48 No.890032515

人差し指からゆっくりと手のひらまで指を滑らせると、少しずつ反応が鈍くなった。 指先に神経が集まっているせいか、手のひらよりも指を擦ったほうがこそばゆいらしい。 何だか楽しい。 眠る時間がすっかり短くなった私は、そうして起き上がるまでの間彼女の反応を楽しむことにした。 ……何だか、犯罪者の思考のようで少し俯瞰して見ると変態みたいだな。 そんな事をぼんやりと思いながら、目をつむっていると少女の声が少し上ずったような声になる。 ……? 変なツボでも触ったかな。 そんな事を思いながら、指を滑らせるが少女の声が何処を触っても上ずっているような気がする。 ……どうしたんだろう、そう思って目を開くと隣の少女が少し気恥ずかしそうにこちらを見ていて目が合ってしまう。 「……おはよう御座います」 「お、おはよう……ございます……」

6 22/01/24(月)09:57:00 No.890032542

どう誤魔化そうかな。 ……いっそ、誤魔化さずにそのまま続けてみようか。 そう思って、少女の指に手のひらを絡める。 「あっ……」 唐突に響く少女の情けない声。 ……何だか、へんなことをしたような気持ちになる。 だがそれとともに、何だかもっとしていたいような気持ちにもなってきた。 柔らかな指を人差し指で撫でる度に、幼い声が漏れ出した。 「あっ、あの……」 そう言って恥ずかしそうに頬を朱に染める少女の顔を見つめながら、小さく笑みを零す。

7 22/01/24(月)09:57:11 No.890032572

「どうかしましたか?」 「そ、そろそろ……んっ……朝ごはんの準備を……」 そう言って私を見上げる少女は、恥ずかしさとくすぐったさに少し目を瞬かせている。 ……どうしようかな。 そんな事を思って彼女の指を掴もうとしたら、少女が手を引いてしまう。 ああ、残念。 流石にずっともて遊ばれる事に我慢ならなかったのか、少女は自身の手をかばうように抱きながら私を目を細めてこちらを見る。 「もう……朝ごはんの用意しますよ」 「……はぁい」 そう言ってこちらを少し恨めしげに睨む少女に、私は態とらしく子供っぽい返事を返してやる。 彼女はそんな私を見て、少し呆れたような顔を返した。 まあ、こんなもんでいいだろう。

8 22/01/24(月)09:57:25 No.890032606

そのまま、ゆっくりと布団から起き上がった。 ……少しだけ寝不足気味なのか、頭が動かない気がする。 だが寝不足だけだろうか、そんな事を思いながら着ていた衣服を着替えた。 木でできた洗濯カゴには、洗濯ものが溜まっている。 確か古い洗濯機が、風呂場の近くの更衣室にあった気がした。 ついでに持っていってやろうと思ったが、どうにも重たい。 以前なら難なく持てたはずの布の入った籠を抱えて、何度か深呼吸をしてから歩きだした。 それでも、どうにも体が意思に沿わないようにふらつく。 ……ここまで筋力が落ちているのか。 それとも、睡眠不足になりつつあるのか。 そんな事を思いながら、私は廊下を歩いた。 ───

9 22/01/24(月)09:57:36 No.890032638

顔を洗って歯を磨いた後、台所に向かうと先に朝の支度を終えた少女がパンを焼いていた。 私が入ってことに気がついたのか、少女が私の方を振り向いてから口を開く。 「ゆかりさん」 「何ですか」 そう言って言葉を返すと、少女は米びつを指差す。 プラスチック製のその箱の中には、米が入れられているはずだが……中は空っぽのように見える。 「最近余り買い物に行けていませんでしたから、そろそろ買い出しに行かないといけません」 「……なるほど付いてきて欲しい、というお話ですか?」 そう言って少女を見ると、彼女は少しだけ私の顔を見つめた後に静かに頷く。

10 22/01/24(月)09:58:01 No.890032716

「まあ、それはそうなんですが……」 「……ですが?」 少女はそれから、少しだけ唇を指で抑えながら何かを考え込むような顔をしてみせた。。 ……それがまるで、私自身を品定めしているようで何となく癪を撫でているような気持ちを感じる。 「……何か、不都合でも?」 少女に問いただすように声を投げかけると、彼女は少しだけ申し訳無さそうな顔を向けてくる。 「……ゆかりさん、少し遠くまで歩けますか?」 「……え?」

11 22/01/24(月)09:58:42 No.890032838

今日はここまで fu740613.txt

12 22/01/24(月)10:04:07 No.890033678

エッチすぎる…

13 22/01/24(月)10:54:34 No.890043219

こいつらセックスするんだ…

14 22/01/24(月)11:12:24 No.890046801

えっち

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