22/01/19(水)22:09:26 プレハ... のスレッド詳細
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22/01/19(水)22:09:26 No.888545668
プレハブにはクッソ狭い風呂がある。 控えめに言っても一人で入るものであり複数人でどうこうするものではない。 「狭そうっスね」 ウチは風呂の外で轟音を立てながら回っている洗濯機の前から風呂内を覗いて話しかけた。 「……狭いプイ」 だから風呂釜で窮屈そうにしているプイ先輩はしょうがないし。 「狭いですねえ…」 向かいのエールちゃんが狭そうにしているのもしょうがないのだが。 「ガン見はどうかと思うっスよ」 「krs…」 プイ先輩とでっかいエールちゃんに挟まれてる姉ちゃんがすごい顔してるのもしょうがない事っス。
1 22/01/19(水)22:09:45 No.888545783
どうしてこうなった? というのは語らねばなるまい…というほどの事じゃ無いっス。 怖い話をしようということになった。 ウチがとっておきの怖い話を聞かせた。 そして隠れていた姉ちゃんが背後から二人を脅かした。 それでどうして風呂に?というのは乙女の尊厳がヤバいので内緒っス。 ちょっと黄色いジュースがこぼれただけっスよ。
2 22/01/19(水)22:10:02 No.888545886
「…いやぁ悪い事するもんじゃねぇなぁ」 風呂から上がった姉ちゃんはぐったりしていた。 「プイ~」 「……」 風呂上がりのプイ先輩とエールちゃんの顔がほんのり赤いのはまあ色んな理由なので察するっス。 「っていうか」 二人の着ていたジャージは洗濯して干してるのだが。 「やばいっスね」 流石に二人のサイズのジャージはないのでウチのを着せてるのだけれど、ウチのジャージが悲鳴をあげているっス。 擬音をつけるなら「むちっ❤️むちっ❤️」っス。 「ううう…」 エールちゃんは借りてきた猫のようで気の毒すぎるっス。 「プイィ…プッキュイイ…」 こっちのはたまにこうなるんで放置っス放置。 なんか恍惚としてる気がするけど気のせいっス。
3 22/01/19(水)22:10:14 No.888545970
「…なあ愚妹。この光景を撮影して」 「いやぁ、URAを敵に回すのはイヤっスねえ」 「ままならんなぁ…せっかくジャージ下ノーブラノー…」 「垢BANじゃすまねえっスよ?」 「悪かったって」 問い詰めたところ姉ちゃんは「深いインパクトドッキリ!」という変なビデオを作ってネットにアップしようとしていたらしいのだが。諸所の事情で全削除させた。 URAブチギレ会長卒倒エアグルーヴのやる気が下がった案件っスよマジで。 この姉、ギャンブラーで変な動画好きとかどこのkmiのの悪影響を受けたんスかね? 配信だったら死んでたとこっス。嫌なこと思いだしたっス。後でぶん投げよう。 「だいたいお前が……あ。やべっ」 不意に姉ちゃんが何かに気づいたように耳を動かして外を見た。 「何ス…」 聞く前に気づいた。マジで空気読めないっスねアイツ!