22/01/16(日)19:18:13 「ハロ... のスレッド詳細
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22/01/16(日)19:18:13 No.887543566
「ハロハロ~。何してるプ……ほんとに何してるプイ?」 「ああプイ先輩。ちょうど良いとこに来たッスね。珍しいものが見れるッスよ」 ここはプレハブの外 寒さが残る中なぜわざわざ外で作業しているかというと目の前の物が原因である 「ゴルシが鰤持ってきたんスよ。無人島帰りのおみやげだって」 「鰤!鍋が良いプイ!」 「なんでとかは聞かないんスね…」 「ディープブリランテ一派の行動は今更気にしても仕方ないプイ」 プイ先輩の到着とともに誤解プブ~!?とダートコースから大きな悲鳴が聞こえた もしかしたら鰤テロがここ以外にも行われていたのかもしれない
1 22/01/16(日)19:18:45 No.887543765
「でも何だって外でやってるプイ?あ、もしかして寒い中で作って食べたほうが美味しいとか」 「そういうんじゃないッス。見りゃわかるッスよこれ」 「…でっかいプイ」 渡されたのはおおよそ1m前後のでかい寒ブリだった 一本10キロはあるこいつを捌くにはプレハブは少々手狭だ。ついでに生臭いのが移ったら取るのに苦労する 「んじゃ聖剣先輩。初めちゃってくださいッス」 「任された」 そして捌くのを担当されるのは我らがデュランダル先輩 普段手入れしてる刀剣の出番だが生臭くなるであろうことはあえて言ってない
2 22/01/16(日)19:19:07 No.887543911
「あっという間に切り身になっちゃったプイ……」 「手が…手が冷たいッス……」 デュランダル先輩の刃物の取り扱いは素晴らしかった しかしワタを含め処理するのは何故か私だった。外で洗ったせいで手がかじかんでいる 「お鍋借りてきましたあああああああああああ!!!」 「他の具材買ってきたぞ愚昧……何やってんだ?」 お湯で指先をもんでいると買い出し班と借り出し班が帰ってきた 捌いた鰤を保管しておくことも出来なくもないが豪勢に一回で使い切ってしまおうということになった。そうなるとプレハブにある土鍋だけだと小さい 「じゃあ後は野菜とか入れて煮立たせるだけッスね」 「やりまあああああああす!!!!!」
3 22/01/16(日)19:19:30 No.887544062
「そろそろ良いッスかね」 「よし。皆揃っていただきますを」 「あっ待って!器に移したところでウマスタに乗せるから!」 くつくつと煮立った寸動鍋から全員分をよそって準備は完了 カレンの姉御がウマホをいじり終わったのを見て 「「「「「「いただきまーす」」」」」」 「はふはふ……冷えた体に染みるプイ…」 「プイ先輩は何もやってなかったじゃないッスか……」 「プレハブに来る前に今日は地方レース場の視察頑張ってたプイ」 たしかにもうどこもかしこも最近冷え込んでいる 都内では雪だって降ったしこの鰤も渡りに船だったかもしれない。ゴルシだけに
4 22/01/16(日)19:19:48 No.887544186
「おっ!やってんじゃーん!やっぱオルフェに任せて正解だったわ!」 「げっゴルシ……うわ汚ねぇッス!何スかそのジャージの汚れ!」 「先程まで埋められてたんですよ……」 寸動鍋で作ったのに残り半分くらいになったところで噂のディープブリランテ一派が襲来してきた。雪がちらつくこの季節に埋められたからなのかよく見たら震えている 「誤解プブ……鰤だからって関係あるわけじゃないプブ……」 「…ご愁傷さまッス。ほら食べて温まるッスよ」 「えっ。良いんプブか?」 そしてそのリーダー……であることによくされるディープブリランテ。彼女も巻き込まれていたみたいだ 「美味しいプブ~!」 先程までの暗い顔は吹き飛んで舌鼓をうっている。この切り替えの速さがゴルシ達と付き合うのに重要なのかもしれない
5 <a href="mailto:s">22/01/16(日)19:20:35</a> [s] No.887544478
魚が食べたくなったので舎弟した
6 22/01/16(日)19:22:45 No.887545288
「我ら!」 「ディープブリランテ一味!!」 「都合のいいときだけ言ってんじゃねえプブ!!!」
7 22/01/16(日)19:23:56 No.887545766
やはりディープブリランテ一派か…
8 22/01/16(日)19:25:48 No.887546478
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