22/01/09(日)02:42:35 たまに... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1641663755984.png 22/01/09(日)02:42:35 No.884989590
たまに演じていた理想の自分はどこに行ったんですか 「分かってんだよ…」オビトは悲痛な面持ちで呟いた。 分かっている…分かってんだよ…自分が間違えているってことくらい。 この先の未来に救いも希望もない事くらい。リンは帰ってこない。死んだものは帰ってこない。 だがもう引き返せない所にまで来てしまった。仲間を裏切り里を裏切り世界を裏切った。 俺は大罪人だ。それでも、それでもリンが俺を信じてくれたように俺も信じたいんだ。 今度こそ守れると、救えると信じてみたいんだ。たとえそれがどれだけ難しいことでも……。
1 22/01/09(日)02:42:49 No.884989620
「だから、俺はマダラを殺す」 「そう言うと思ったよ」 『…………』 二人は互いの瞳を見つめ合う。 そして―――。 「そろそろ時間だよ」 「あぁ、そうだな」 二人の身体が粒子へと変わり始めた。 「オビト…ナルトを……仲間を……世界を頼んだ」 カカシは最後にそれだけを言い残し、消えていった。 「任せろ……」 一人残されたオビトは拳を強く握りしめ、その決意を口にした。
2 22/01/09(日)02:46:08 No.884990117
なんでお前が残るんだよ
3 22/01/09(日)02:47:40 No.884990355
そっちかー
4 22/01/09(日)02:47:57 No.884990406
カカシ先生が死んでて駄目だった いやまあ本人も死にたいとは思ってるだろうけど…
5 22/01/09(日)02:50:19 No.884990792
>なんでお前が残るんだよ オビトのレス
6 22/01/09(日)02:51:03 No.884990899
カカシ先生死んじゃったよ…
7 22/01/09(日)02:56:11 No.884991564
「オビト!!」ナルトが叫んだ。 「待たせたなナルト!」 今にも崩れそうな体を奮い立たせながら、オビトは精一杯の笑みを浮かべた。 「オビト!!大丈夫なのか!?」 「当たり前だ!見ての通りピンピンしてるぞ!」 嘘である。体はボロボロだしチャクラもほとんど残っていない。しかしそんな事はおくびにも出さない。 「茶番はすんだか?」マダラが口を開いた。 「ああ!おかげさまでなっ!」オビトが答えた。 「では行くぞ!」 オビトの身体から温かいチャクラが立ち上り始め、その身体を優しく包み込む。 闇を孕んでいた右の眼孔に、カカシのものと思われる写輪眼が現れた。 「その眼は……まさか……写輪眼だと!?」
8 22/01/09(日)02:57:41 No.884991766
満足して昇天しそうな本編の空気はあったけど…
9 22/01/09(日)03:03:48 No.884992623
マダラは驚きの声を上げた。 「これがリンとカカシの…俺達の想いだ!」 そう言い放ち、オビトは地面を思いっきり踏みしめ。須佐能乎を纏ったまま跳躍する。 「くっ!」 咄嵯の判断でマダラは印を結び、術を発動させた。刹那、巨大な木の壁が二人の前に立ちふさがり、視界を完全に遮った。 「逃げられると思うなよ!」 オビトは岩壁に向かって突進し「神威!!」 マダラの攻撃を完全に無効化し高速移動により一瞬にして間合いに入り込み、刀を薙いだ。 「舐めるな小僧!」 マダラはそれを須佐能乎で受け止める。 「まだだっ!」 「ぬぅうおおぉ!!」
10 22/01/09(日)03:05:06 No.884992770
オビトの癖に…
11 22/01/09(日)03:09:51 No.884993326
須佐能乎VS須佐能乎は普通に見たい
12 22/01/09(日)03:15:21 No.884993951
でもよォ ここまでやらかしといてオビト生き残っても地獄じゃね? サスケの比じゃないくらい針のむしろどころか大戦後に処刑もありえるんじゃね?
13 22/01/09(日)03:19:02 No.884994372
鍔迫り合いの状態でオビトは須佐能乎の左手でチャクラ手裏剣を投げ、右手に持つ刀を振り下ろした。 「無駄だという事が分からんのか!?」 オビトのチャクラ手裏剣を弾き飛ばした、かのように思えた刹那、マダラの須佐能乎のチャクラ刀が跡形もなく消し飛んだ。 「バカな!?」 「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 刀が直撃したマダラは須佐能乎を突き破りその衝撃に耐え切れず後方へ吹き飛ばされ地面に叩き伏せられた。 「ぐぁっ……!?」 態勢を整え起き上がるが、そこに追撃を加えるべくオビトが迫ってきた。 「マダラ覚悟!!!」 「調子に乗るなぁあ!!!」 振り下ろされたオビトの須佐能乎刀を同じく須佐能乎刀で弾き飛ばす。同時に印を結んだ。 「木遁秘術・樹界降誕!!」 オビトを中心に無数の大樹とその根が出現し、まるで獲物を狙う大蛇のように襲い掛かる。
14 22/01/09(日)03:23:01 No.884994821
なんだよ…普通に見たいじゃねぇか…
15 22/01/09(日)03:25:55 No.884995163
>でもよォ >ここまでやらかしといてオビト生き残っても地獄じゃね? >サスケの比じゃないくらい針のむしろどころか大戦後に処刑もありえるんじゃね? オビトもこの先救いはないって分かってるからな…
16 22/01/09(日)03:54:26 No.884998237
ただしく少年漫画だ…
17 22/01/09(日)04:08:28 No.884999600
「その技は俺には通用せん…ぐぁッ!?」 幾重にも巻き付いた根によってオビトの動きが完全に止まった。 「バカな!?」 「お前の神威空間に輪墓を送った。終わりだ」 その言葉と共に須佐能乎の拳がオビトの腹を捉え、そのまま押しつぶすように須佐能乎を破り大地へと打ち付けた。 「がはっ!」 「オビト!!!」 口から血反吐を吐き出しながら、オビトは力なく横たわった。 「この程度で終わるとは思ってないよな?まだまだ楽しませて貰おうか」 「ぐっ……うっ……」 マダラが歩み寄ろうとしたその時、オビトが震える腕を上げながらゆっくりと立ち上がった。 「まだ立ち上がる気力が残っていたのか」 「当然だ……俺は……諦めが悪いんでね」 オビトは再び立ち上がり、その瞳に闘志を燃やした。
18 22/01/09(日)04:33:54 No.885001676
オビトが遂に自分のスクリプトまで…
19 22/01/09(日)06:05:34 No.885007208
嘘だろここで終わりかよ……
20 22/01/09(日)06:08:47 No.885007371
どうしよう続きが見たい
21 22/01/09(日)06:38:48 No.885008814
「何度やれば気が済むのだ?」 「さあな……だが、そう簡単には死なん」 オビトが不敵に笑うと、その両の瞳が渦巻始めた。 「これは……まさか」マダラはその現象に心あたりがあった。 それはかつてうちは一族の祖と呼ばれる男の姿。うちはの碑文の製作者、六道仙人ハゴロモ。 失念していた。やつもうちは一族、ハゴロモの末裔。 「貴様…輪廻眼を宿す因子まで受け継がれていた…というわけか……」 オビトの両の瞳は渦を巻くだけにとどまらず車輪が現れ巴を結んだ。 「バカな……輪廻写輪眼だと!?」マダラは驚愕の声を上げた。 「ああそうだ!リン、カカシとの約束を果たすために俺は絶対に負けられない!ここで死ぬ訳にはいかないんだ!!」 オビトは力強く叫び、再び印を結ぶ。 「無駄だと言っているだろう!!」 「うおおおおお!!!!」 「「地爆天星!!」」オビトとマダラは同時に術を発動させた。 地中から巨大な岩石が隆起し互いに目掛けてぶつかり合う。