ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/01/06(木)21:52:57 No.884243777
ファントムとレイス サウナでととのう
1 22/01/06(木)21:53:34 No.884243985
きっかけはムネモシュネが温泉に入っていた事だった。陽キャ大作戦の時に冷えた身体を温める為に入ったサウナ室で不思議な高揚感を覚えたファントムとレイスの二人(結局風邪をひいてしまったが…)はそれからもたびたびサウナを利用していた。 その日も二人は、いつものようにサウナ室へと入っていったのだが……。 「今日はいつもより熱いですね……」 そう呟くレイスは全身に汗をかいていた。それはファントムも同じで、二人の顔や首筋には玉のような汗が流れており、「ポルティーヤとイグニスが先に入っていたみたいだ…あの二人は最近仲がいい。司令官の所へも一緒に行くのを見た。」
2 22/01/06(木)21:55:18 No.884244626
そんな会話をしながら二人は熱せられたサウナ室の椅子に腰かけた。しばらくすると、いつもなら長居する事なく出て行くはずの二人が珍しくそのまま居座り始めたのだ。 「今日の水は少し冷たい気がしますね……」 「そうだな、それになんだか身体から疲れが取れていくようだ……」 確かにこの日の水風呂の温度は普段よりも低かった。だがそれでも十分に気持ちよくて、いつまでも入っていられるような温度である事は間違いなかった。
3 22/01/06(木)21:59:21 No.884246138
そこからさらに数分の間、二人は無言のまま並んで水風呂に浸かり続けていた。「陽キャ大作戦の時はひどい目にあったが、サウナの気持ちよさに気づかせてくれたのは良かったな」 「ええ、私もそう思います、先輩」「また二人で来たいものだな……」 「はい、是非!」 そんな事を話しているうちに、二人の口数が少なくなっていった。
4 22/01/06(木)22:00:23 No.884246502
そして最後にファントムが小さくつぶやくように、しかしハッキリとした口調で言った。 「好きだぞ、レイス」 「ふぇ!?」驚いたレイスに、「こんな私を尊敬してくれて本当に嬉しい、それでなんだが…今度、司令官への奉仕の希望を出しているんだ、その…一緒に行ってみないか?」 「いいんですか?」 「ああ、君と一緒に行きたいんだ。駄目かな?」 「いえ!もちろんOKです!」 こうして、この後二人はそろって司令官の部屋に向かうのだった。 end
5 22/01/06(木)22:01:18 [s] No.884246841
AIノベリストすごいね…
6 22/01/06(木)22:04:07 [s] No.884247798
先程読ませて頂いたサウナ怪文書に感銘を受け書かせて頂きました キマシタワー建てようとしたのは困ったけど添削も楽しかったことをご報告いたします
7 22/01/06(木)22:09:11 No.884249481
AIノベリストいいよね… 艦これ怪文書読んだときこんなの出来るんだって興味湧いたからちょくちょく書いてみて思わぬ方向に行くのを笑ってる