ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/01/05(水)00:46:44 No.883717650
「トレーナーさん、例の新春企画の当てっこは、知っていますか…？」 トレセン学園の冬休みも明けて数日と立たぬうちに、ゼンノロブロイの放ったセリフは 割と衝撃的であった。とあるウマ娘の思いつきで始まった合同新年会の余興は 参加者全員に深い爪痕を残し、未だに担当ウマ娘とまともに目すら合わせられない者もいる始末である 「いや、知らないことは無いけど…」 言葉を濁しながら答えると、ロブロイはふふっと笑いながら信じられないことを口にした 「それは良かったです。これから、トレーナーさんにも それをアレンジしたイベントに参加して頂くのですから」 ・・・・・えっ？
1 22/01/05(水)00:47:04 No.883717731
小一時間後、校舎の小さなミーティングルームに集められたのは自分を含め５人のトレーナー そして我々の各担当ウマ娘であった 全員が揃ったところで、司会を任せられたらしいロブロイがおもむろに口を開く 「それでは、第１回『チキチキ目隠し担当ウマ娘当て選手権』の開催を、ここに宣言します」 ﾋｭｰﾋｭｰ！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！ウマ娘連中だけは大いに盛り上がっているが トレーナー一同は目をぱちくりさせて事情を飲み込めないままである 「あの…まずは確認なんですが、新春目隠しトレーナー検定のルールは皆さんご存知でしょうか…？」 ロブロイからトレーナー陣へ質問のような最終確認が浴びせられる 幸い、まだ理事長やたづなさんには露見していないが、トレーナー界隈では暗黙の了解として その顛末は知れ渡っている 事情通のロブロイであればそれを知らぬ筈がない、ならばなぜこのような狂気の沙汰を…？ ゼンノロブロイは、そんなトレーナー陣の不穏な心境を見透かすかのように 不敵な笑みを浮かべながら、バトルロイヤルの開会宣言を告げた 「今から皆さんには、ボディタッチだけで自身の担当ウマ娘を当てるゲームをしてもらいます」
2 22/01/05(水)00:47:23 No.883717811
「ルールは簡単です。椅子に座り、目隠しをされた状態でランダムに目の前に来るウマ娘に触れて 何番目のウマ娘が自身の担当かを当ててもらいます これなら、今の皆さんのように、男女混合でも気兼ねなくできるはずですからね」 いや、その、ウマ娘がトレーナーにボディタッチする本家の余興でも かなりセクハラギリギリの内容だったと思うんだけど そんな懸念を目線で送ると、ロブロイは「何てひわいな想像をしてるんでしょうね」 と言わんばかりの冷たい視線を一瞬だけこちらに返すと 直ぐにいつもどおりの微笑みへと戻り、なおも続ける 「ご安心ください、皆さんが私達にタッチできるのは二の腕、肩、腰、そして足首だけです」 そのくらいならレース後の体調チェックやトレーニング後の柔軟でも普通に触れ合う範囲内だ だが、集められたウマ娘のメンツを見る限り、正解するのはかなり困難であろう
3 22/01/05(水)00:47:56 No.883717943
というのも、この場にいるのはおおよそロブロイに近い背丈の生徒――― マーベラスサンデー、イナリワン、タマモクロス、ニシノフラワーと小柄なウマ娘ばかりだからである 先の余興でトレーナー側が衣類や香水を交換するなど凝ったトラップを仕掛けた以上 いま眼前にいるウマ娘５人衆も同等以上の幻惑を仕掛けてくるに違いない 「では、皆さんにアイマスクを掛けさせて頂きますね……」 舐めやがって、存分にかかってこい！絶対にあててやるぞ！！ ⏰ 「やったー！！マべちゃん！ハイ・ターッチ！！」「マ～ベラ～ス☆☆☆」 結局、この試練に正解できたのはマーベラスサンデーのトレーナー(♀)だけであった 似たものコンビと普段から評判を得ているだけのことはある
4 22/01/05(水)00:48:28 No.883718083
俺を含む残り４人は、ものの見事に全員が外してしまい そのショックや、担当以外に自らボディタッチをするという羞恥プレイのため 皆が顔を茹でダコのように真っ赤にしてうつむいている 「てやんでぇ！おみっちゃん、間違えたからって気に病む必要はどこにもないんでぇ！」 椅子の上に座り込んだまま、真っ赤な顔を手で覆い隠しプルプル震えている イナリトレーナー(♀)の肩をパンパン叩きながら笑顔で慰めているのはイナリワンだ そんな微笑ましい彼女らとは裏腹に、神妙な面持ちで並んで正座させられているのは 残りの我らトレーナー(♂)三人衆である ３人とも目隠ししながら見知らぬ少女に触れるという背徳的なシチュエーションに反応していまい 仲良く愚息を屹立させてままで、さながら公開処刑となってしまっている
5 22/01/05(水)00:49:03 No.883718253
「お前ホンマ見損なったで！！ニシノやゼンノに触りながらだらしなく鼻の下伸ばしよって！ ウチというものがありながら申し訳ないと思わんかったんかいな！！？？」 半ば惚気話、半ば夫婦漫才となっている賑やかなタマモクロスのとこはまだ良い 残る俺の担当ゼンノロブロイと、横の担当ニシノフラワーの笑みは一見普段どおりだが その空気は完全に凍りついてしまっている 初めに口を開いたのは参加者中でも最年少のニシノフラワーちゃんだった 「トレーナーさん？」 その言葉にニシトレは正座したままﾋﾞｸﾘと体を震わせる 「一番最初の、マーベラスさんの肩に触れたあたりからずぅーっ…と、お元気のようでしたけれど？」 ニシトレは黙ったまま動かない。顔は先程から真っ青だが、股間は引き続き怒張してるのが視界の端からでもわかり この状況を楽しんでやがるなこいつと称賛に近い感情を密かに奴へと送る その間にも小さな奴の担当バの静かな猛攻は終わらない
6 22/01/05(水)00:49:34 No.883718386
「私だけ、と言いながら。その実、誰でも良かったんですか？」 そう言うとすう―――っとフラワーちゃんは大きく息を吸って、ゴミを見るような視線で 更にトドメの一撃を浴びせた 「トレーナーさん、最っっ低ですね」 ニシトレはその視線と罵りを浴びると、土下座をしながらビクンビクンと無言で痙攣を始めた こいつ、無敵か？ などと悠長な事を考えていたら、ついに俺に処刑タイムが廻ってきてしまった 「トレーナーさん？」 先のニシノちゃんとセリフは同じだが、普段どおりに高めで大人しめの声で、しかし一方で 威圧感はたぁーっぷりに。ゼンノロブロイが真正面で俺に向かって問いかける
7 22/01/05(水)00:51:49 No.883718989
あまりの恐ろしさに、ニシトレにならって自分も正座から土下座へと移行し自然と命乞いを始めた だが、その甘い取り繕いはたった一言で吹き飛ばされてしまった 「これから、トレーナー室で『反省会』しましょうね？」 「………はい。」 反論は許されなかった。概ね己が悪いと納得していたからだ その後、引き摺られるように会議室を後にすると ゼンノロブロイによりボディタッチで担当バもとい愛バを見分けられるよう 濃密な特訓に突き合わされる事となってしまった 手首や腕の細さは勿論のこと 胸の大きさや柔らかさ、その先端のコリコリとした感触 腰の細さに引き締まった腹筋のハり、トモの太さ、足首の繊細さ、等々…… 全てを全身全霊で教え込まれ、夜が明ける頃には 俺はヒョロヒョロ、ロブロイはツヤツヤになっていたのであった
8 22/01/05(水)00:53:39 No.883719431
ロブロイさんそれが狙いだったのでは…？
9 22/01/05(水)00:54:15 No.883719579
こいつパイオツ触らせたかっただけなんだ！
10 22/01/05(水)00:55:07 No.883719774
これから毎日トレーニングした後はしっかり全身くまなくチェックしてもらいますからね…って耳元で言われたらそれだけでうまだっちしてしまう…
11 22/01/05(水)00:55:11 No.883719783
全身チンポ野郎が書いた怪文書すぎる…
12 22/01/05(水)00:55:52 No.883719924
ロブロイちゃん大丈夫？目線いる？
13 22/01/05(水)01:06:04 No.883722494
これナカの具合まで教え込まれてない…？
14 22/01/05(水)01:12:13 No.883724029
ニシトレが無敵すぎる…
15 22/01/05(水)01:12:56 No.883724201
巻き添えで被害を受けているトレーナーがいるようだが
16 22/01/05(水)01:16:27 No.883725049
>先の余興でトレーナー側が衣類や香水を交換するなど凝ったトラップを仕掛けた以上 これが全ての元凶だよ…
17 22/01/05(水)01:20:02 No.883725857
スカーレットはなんてことをしてくれたのでしょう
18 22/01/05(水)01:20:05 No.883725871
ニシトレ普段触れないロリを触れるのが嬉しかったのか