22/01/03(月)00:26:03 泥の新... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1641137163732.jpg 22/01/03(月)00:26:03 No.883030526
泥の新年の集まり
1 22/01/03(月)00:45:07 No.883038170
集まりとか無くて1人ぼっちな子の話を書きました fu677089.txt
2 22/01/03(月)00:48:35 No.883039436
とてもかなしい
3 22/01/03(月)00:49:07 No.883039605
これは世紀末の…？
4 22/01/03(月)00:51:52 No.883040462
>これは世紀末の…？ 梓さんに殴り負けて死にかけのアーリンちゃんです 時系列的には12月の23～24日くらいなので年越しぼっちというよりはクリぼっちですね
5 <a href="mailto:1/2">22/01/03(月)01:07:07</a> [1/2] No.883044880
年末、暇な私は寮の屋上から里帰りに帰る生徒達の後ろ姿を眺める。 彼女達は嬉しそうに、懐かしそうに、少し煩わしそうに、面倒そうに口から出るのは実家の話、その誰もが一様に口元に笑みを浮かべている。 様々な事情を抱えた者達のモラトリアムと称される綺羅星の学園でも家族に愛され、帰るところのある子達は存在していた。 ……その姿を見て、胸に良くない感情が浮かぶ。 楽しそうだなぁ、良いなぁ、何故私はああじゃないの？ 嫉妬羨望恨み妬み。 バカみたい、そんな感情に意味がある？大きく溜め息をついてネガティブな感情を切り捨てる。ここに来るまでに身に付けた前向きになる方法だ。 人へネガティブな感情を向けるよりは年末年始のパーティーを楽しむ方がよっぽど大事。 そうだ、ステフ先輩がパーティーにピザを焼くって言ってた！ピザの焼き方を教えて貰おう！ステフ先輩のピザはとても美味しいんです と気分を入れ替え、屋上から降りようとすると出入口の扉が開く
6 <a href="mailto:2/2">22/01/03(月)01:08:07</a> [2/2] No.883045167
「なんだ先客がいたのか」 そこにいたのは私の顔を見た途端に心底嫌そうな顔をしたジゼル先輩だった 別にジゼル先輩の場所じゃないじゃないですか！なんて言うと黙って別の場所に行っちゃうのでここは静かにしておこう あ、ジゼル先輩！私はもう降りますからごゆっくり！ 「それは良かった……ピオジアお前、珍しい面してるな」 しっし、と手をひらひらと振るジゼル先輩は、私の顔をじっと見て眉をしかめる そうですか？何時も通りのつもりですけど 胸の内を見透かされたようでどきりとしながらも何時も通り明るく振る舞う。 「表裏あるお前の今の顔は本当に嫌いだから、さっさと行け」 心底不機嫌そうなジゼル先輩の横を通って階段を降りる。 ……ジゼル先輩、良く見てるなぁ 思わず自嘲する。 あれ？って事は普段の顔は本当に嫌いじゃないって事かな？ ふと気付いた冗談を言いに行こうと思ったけど本気で怒られそうだから止めた