虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/12/20(月)00:16:04 No.878125357

    「……」 朝起きると、目の前に寝ている彼の顔があった。彼はまだ眠っているみたいだ。私はそっと頬を撫でる。 今日は珍しく二人共お休みの日。 いつもより少し遅く起きても問題ないはずなのだけど、私の方が先に目が覚めてしまったらしい。 彼が私の方を向いて横向きになっているからか、その腕の中に入って抱き締められているような感じがする。 普段の私なら冗談じゃないと拒絶するだろう、だが今は寝ぼけたという建前でビートに甘えられる。それに…… (もう少しだけこうして居たい) 私がそう思った瞬間、彼がモゾッとした動きをした。 もしかして起きてしまうのかと思って、焦ったけどまたスヤスヤと眠ってしまったようだった。 私はホッとして胸を撫で下ろす。 それどころか今度は私を引き寄せた。抱きしめられてる……。

    1 21/12/20(月)00:16:22 No.878125470

    ぞわり、と怖気が走ると同時に心地よさも感じる。 彼に触れられるのは嫌だけど、嫌じゃない。複雑な気持ち。 でもこの状態から抜け出したいとも思うし、このままずっとこうしていたい気にもなる。 どうしよう? 迷っているうちにビートの意識が覚醒してきたようだ。 もうすぐビートの目を開けてしまいそうだと思った時、私の身体は飛び退いた。 そしてそのままベッドから離れるように床に降り立つ。 すると、突然後ろから声をかけられた。 「おはようございます」 振り返るとそこにはビートがいた。相変わらず覚醒から起床が速い…。 「あぁ、うん、おはよう」 何事もなかったかのように返事をする。 「何かありました?」 「別に……」 「ふーん……まあいいですけどね」

    2 21/12/20(月)00:16:47 No.878125612

    彼はそう言うとキッチンの方へと歩いて行った。 きっと朝食の準備を始めるつもりなのだろう。 私はそんな彼を目線で追っていたら、テーブルの上に置いてあった雑誌に気づいた。 それは昨日発売したばかりのファッション雑誌だ。表紙には『今年流行りのデートコーデ』と書かれている。 確かこれは最近発売されたものだったはずだ。ということは…… (私とのデートの衣装考えてるな…)多分そうなんだと思う。 まったく、しょうがない奴だ。…………嬉しいなんて思ってない! 「ユウリさん、朝食できましたよ」 今日の朝ごはんはフレンチトーストにサラダ、スープといったメニューになった。 どれも美味しいんだけど、やっぱりパンケーキが一番好きかも。 「ところで、あなたいつまでその格好なんですか?」 「へっ!?︎」自分の格好は寝間着のままだった。 慌てて着替えようと寝室に向かおうとすると、ビートに引き止められた。

    3 21/12/20(月)00:17:06 No.878125712

    「ちょっと待ってください!」 「え?どしたの?」 「いえ、あのですね……せっかくなので今日はその服のままで過ごしてくださいませんか?」 「…変態か」思わず本音が出てしまった。寝間着で1日過ごせってか。 「失礼なこと言わないで下さい。ただ僕はあなたのその服装が見たいだけです」 「寝間着なんて夜ずっと見てるでしょうが」 「丸一日休みだからいいでしょう?」 結局、押し切られてそのまま過ごすことになった。 でも、たまにならこういう休日もいいかもしれない。 そういえば、と私は思い出して聞いてみた。

    4 21/12/20(月)00:17:30 No.878125868

    「ねぇ、ビート。そう言えばさ、私達付き合って結構経つよね。そろそろ呼び方変えてみたりしない?」 「……どういう意味でしょうか?」 「ほら、いつまでも名前呼びじゃなくて、ちゃんと恋人っぽく呼んでみても良いかな〜とか思ったりするわけよ。例えば……そうね……ダーリン♡……みたいな感じで♪」 「ユウリさんには似合ってませんよ。僕をダーリンと呼ぶだなんて」ビートは呆れた顔をする。 「何それ、酷くない!?︎」 「酷いも何も本当のことでしょう。逆に僕があなたをハニーと呼んだらどう思います?」うーん、と少し考える。 「なんか嫌だわ……」 「そういう事ですよ。そもそもどうして急にそんなこと言い出したんですか」 私はビートの問いに対して、ふくざつな顔で答える。 「いやあ…ビートがいつまでも敬語だからさ…」「それがどうかしました?何か問題あります?」

    5 21/12/20(月)00:17:56 No.878126039

    「あるよ!だって私たちもうすぐ付き合い始めて半年になるんだよ?それなのにビートったら全然態度変わらないじゃない?まぁ、確かに私たちはまだお互いの事よく知らないし、仕方ない部分もあるとは思うけど……。」 ビートはしばらく考え込んだ後、「分かりました」と言ってくれた。 そして、私の方を見て微笑む。 「じゃあ、これからもよろしくなユウリ。……これで良いですか?」 私はビートを思わずビンタした。ビンタ理由は私にもわからない。 「いったぁ……いきなり何をするんですか」 「うるさい!このバカ!」 「馬鹿ってなんですか」 「あんたのせいなんだからね!!」そう言って私は寝室に逃げ込む。 ベッドに潜り込んで布団を被る。 「もう、最悪……。」 何やってるんだろう私。自分で自分が嫌になるすると突然ドアの開く音が聞こえた。

    6 21/12/20(月)00:18:24 No.878126190

    「ユウリさん、入りますよ」 「……入ってこないで!」 「そんな冷たいことを言わないでくださいよ」 「絶対に入って来ちゃダメだからね!!︎」 「はい、わかりました」 「あと……ごめんなさい。」と小さな声で呟いた。 それからしばらくして、彼が話しかけてきた。 「ねぇ、ユウリさん」 「何?」 「あなたに一つ聞きたいことがあるのですが」と彼は言う。 「何よ?」

    7 21/12/20(月)00:18:51 No.878126345

    「僕のどこが好きなんでしょうか?」 「は?何その質問」 「いえ、気になりまして」 「別に……そんなのどうでもいいじゃん」 「良くないです。教えてください」 と食い下がってくる。 「…………全部よ」 「え?今なんて言いました?」 「なんでもない!」 「もう一度お願いします」 「何でも無いってば!しつこい男は嫌われるわよ」 「なら、諦めますか」

    8 21/12/20(月)00:19:10 No.878126497

    (……ビートの……優しいところ……とか、ちょっと強引な所も……嫌いじゃないし……それに……いつも一生懸命頑張ってる姿を見ると、すごく応援したくなるっていうか……」 「え?なんて言ったんですか?」 「……だから!好きって事!」 「ありがとうございます。嬉しいですよ」と言ってビートは食卓に戻って行った。 はっ!私は自分の部屋に戻った後、頭を抱えて悶えた。

    9 21/12/20(月)00:20:11 [s] No.878126893

    出典:AIのべりすと https://ai-novel.com/prompt_load.php?pid=0499a23c60fd522be294c653decb7136

    10 21/12/20(月)00:22:48 No.878127971

    最新式のAIの判断によりますと お姉ちゃんは消しておくべきとのことですじゃ

    11 21/12/20(月)00:23:38 No.878128286

    あらあら

    12 21/12/20(月)00:24:52 No.878128761

    >最新式のAIの判断によりますと >お姉ちゃんは消しておくべきとのことですじゃ それはそう

    13 21/12/20(月)00:25:08 No.878128889

    深夜のビト夢助かる

    14 21/12/20(月)00:29:27 No.878130628

    あらり過ぎて消滅しちゃうわね…

    15 21/12/20(月)00:35:31 No.878133135

    夢ちゃんが夢ウリな怪文書久しぶりに見た

    16 21/12/20(月)00:36:24 No.878133555

    枕に真っ赤にした顔埋めてバタバタしてる夢ちゃんいいよね…

    17 21/12/20(月)00:43:17 No.878136616

    いいわ…

    18 21/12/20(月)01:03:44 No.878143575

    お姉ちゃんのことなんだけどね

    19 21/12/20(月)01:05:40 No.878144024

    付き合ってからも気ぶれるカップルはいい…