21/12/14(火)01:48:27 12月中... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1639414107499.jpg 21/12/14(火)01:48:27 No.876178401
12月中旬、日曜日。香港・シャティンレース場、第8レース。 芝2000m、G1、香港カップ。 天候は曇り。バ場は良。 さぁゲートイン完了…スタートしました!』 けたたましくベルの音が鳴り響き、飛び出す14人のウマ娘。その中にひと際抜群の集中力で飛び出したウマ娘がいた。 『おおっと果敢に行きました!12番のアグネスデジタルです!』 14人中12番、外枠からの発走となったアグネスデジタルである。 勢いよくスタートを切った彼女はそのまま先頭を取らんばかりの勢いで加速し、イン側に進路を定めていく。 香港カップが行われるシャティンレース場のAコースの長さは1899m。ゴール板はホームストレッチのの奥側にある。つまり、最初の直線は自然と短くなり、それが終わればすぐに右回りの第一コーナー。体力の消耗が少ない最短距離を通るには、第一コーナーでインにつけることが肝要となる。
1 21/12/14(火)01:49:11 No.876178522
(うっわ…!!!) (オイオイオイ!!!) 大外から内側に、勢いよく切れ込んでくる動きを見せたアグネスデジタルに、内枠のウマ娘たちが焦りはじめ加速する。 「いいですよ、デジタル」 観客席からその様子を見て、満足そうに頷いている男性がいた。アグネスデジタルのトレーナーである。 「そのライン取りで問題ありません」 そう独り言ちる彼の目の前で、内側のウマ娘達がアグネスデジタルに競りかかり始めた。 「何故なら貴方は」 その瞬間、 「必ず抜かれますから」 第一コーナー直前。内側を通り、4人程度のウマ娘たちがアグネスデジタルを抜いていった。 『おおっとここで!アグネスデジタル!!!3人、いや4人のウマ娘を前にやりました!!!』 そしてアグネスデジタルはそのまま外側にラインを修正する。 オーバースピード気味で突っ込んだ脚色を惰性で流し、目の前には誰もいない、五番手、大外側のポジションを獲得した。
2 21/12/14(火)01:49:46 No.876178615
(これでいいんですよねッ…トレーナーさん…!) 彼女が思い出したのは、レース直前の打ち合わせの記憶だった。 「先行策、ですか」 「はい」 今日のレース、香港カップ。トレーナーからは先行策で行くよう指示を受けるアグネスデジタル。 「今日のメンツを見ますと、目立った逃げウマもいません。長い直線を鑑みるに、おそらく末脚勝負のレースになるでしょう」 「はい」 アグネスデジタルの視線は珍しく闘志に満ちていた。そして声にも張りがある。 別に普段のレースにやる気がないわけではない。ただ今日は、香港に遠征し、キンイロリョテイとプレストンが優勝したこの日については、尚の事レースに対して真剣な気迫で満ち溢れていた。何せ最後の大トリを飾るのは彼女自身。ここで勝てなきゃいつ勝つのだ。G12勝・Jpn11勝のウマ娘として、絶対に負けられないレースとなったと先程気づいたばかりの彼女である。 「デジタル、思い出しませんか?最初の短い直線。すぐに最初のコーナー。そして最後の長い直線。どこかのレースに似ていると」
3 21/12/14(火)01:50:07 No.876178671
少し頭を巡らすアグネスデジタルだが、 「はいッ、天皇賞(秋)です」 すぐにその答えに辿り着いた。 「その通り」 それにトレーナーが頷いて言葉を続ける。 「貴方が優勝した天皇賞ですが、あの時は雨の重バ場でした。さらに逃げウマ不在になったという偶然もありました。ですから、スローペースで終始進んで後方に陣取りしたとしても、パワーに勝るダートウマ娘の貴方に十分勝機がありました」 「はいッ」 「ですが、今日は洋芝が湿気を含んでいるとはいえ良バ場の発表。最後の直線は熾烈なたたき合いになることが予想されます。…後方の位置取りでは、まず届かないでしょう」 トレーナーもアグネスデジタルの実力を信じていない訳ではない。ただ、今日は香港カップ。他のウマ娘も地元香港をはじめとし、世界各国から集まった実力者ばかり。普段、シャティンを走っていないアグネスデジタルは、それだけで十分ハンデを持たされた出走と言っても過言ではないのだ。 「ですから…」
4 21/12/14(火)01:50:39 No.876178766
場面はレースに戻る。第一コーナー中間点。 (だから、最低でも中団につけて前を伺い…!) そして彼女はちらりと右後ろを確認する。見たのは内側に連なるバ群。そして前を向き直ると、4人のウマ娘が内側で彼女の少し前を走り抜けている。 (後続のウマ娘を…閉じ込めるッ!) どのくらいのウマ娘が気づいているだろうか。 内側のバ群は二列縦隊のようになっている。皆が皆、差し切ることを考えようとした場合、重要なのはライン取り。最短距離で、前に障害となるウマ娘がいないこと。内側にいつまでもいてしまえば、いくら足が速くても、いくら体力が有り余っていても、何もできずそのまま沈むしかないことも、重々あり得るのだ。かつ、今回はアグネスデジタルの前に4人のウマ娘が先行している。もし彼女たちの何人かが最後で脚色を伸ばせなかった場合、後続にとってはそのまま蓋となる。 (そしてあたしのこれからの課題は…このポジションを維持すること!!!)
5 21/12/14(火)01:51:59 No.876178951
そしてアグネスデジタルにもリスクがあった。このまま外側を走り続けるということは、走行距離が延びるということ。他のウマ娘より体力を余計に使わざるを得なくなる事実。それをもってして尚、彼女は最後まで粘りきるつもりでいた。 第二コーナーを抜け、向こう正面。相変わらずスローペースで進む展開。そして第三コーナーに差し掛かるころ、状況が俄かに変わり始めた。 内側の二列縦隊が乱れ始める。一部のウマ娘たちが外に出始めようと動き始めたのだ。 アグネスデジタルがふと後ろの様子を確認すると、 (アッ…!) そこに居たのは一人のウマ娘。後続を閉じ込めようとしたアグネスデジタルだが、その彼女もマークされている。更にアグネスデジタルの後ろを通ることで彼女を風よけ替わりにし、スリップストリームで体力を温存する姿勢である。 「まぁ…その位読んでますが」 とつぶやいたのは観客席のトレーナーである。誰だってルートをつぶされることを警戒する。何せここはG1レースの香港カップ。実力有数のウマ娘の集まる場所。
6 21/12/14(火)01:52:23 No.876179012
「さぁ、こういう時はどうするんですか、デジタル」 とつぶやいたその刹那 (こういう時…こういう時はッ…!!!) 外側を必死に走りながらトレーナーからの教えを思い出すアグネスデジタル。 汗をふきだし、歯を食いしばり思い出した彼の言葉、それは 「根性で粘って抜かせない。それだけです」 という一言だった。 「そんなの作戦なんてあるわけないじゃないですが」 「何とか粘って走り抜けるんですよ」 「それをやってこその日本総大将でしょうが」 都合のいい言葉。トレーナーの無茶振り提言がぐるぐるとアグネスデジタルの頭に浮かぶ。 (そんなの…そんなの簡単に出来たら…!!!) そこまで思って (簡単に出来たら苦労しないんですよ!!!ばかーーーーーー!!!!!!) 彼女は叫んだ。心の中で叫んだ。そして第四コーナーへ入りはじめ、彼女の脚色が徐々に輝き始める。
7 21/12/14(火)01:52:53 No.876179081
『さぁ、第四コーナーに入って!アグネスデジタル徐々に前に進出してきた!!!』 弧線を綺麗に外から抜けていく足取りで、前へ前へと位置取りを押し上げていく。ロングスパートをかけるアグネスデジタル。徐々に順位を上げ、四番手に、三番手に、二番手に。そして第四コーナー出口。 遂に先頭のウマ娘と彼女は並びかける中、最後の長い直線が、我慢比べの地獄の残り400mが姿を現した。 『さて、第四コーナーを抜けて!!!アグネスデジタルちょっと振り返った!!!余裕があるのか!?余裕があるのかアグネス!!!!』 勿論そんなはずなどない。 彼女が後ろを振り返ってみたのは虎視眈々と前を伺うウマ娘の集団。 (ひぇっ…) とひるんだのもつかの間すぐに前を向き、一文字に駆けだすアグネスデジタル。 『一気に来た!!!一気にアグネスデジタル先頭だ!!!』 そして残り400m近くを残して、遂に先頭に立つアグネスデジタル。 『リードを一バ身くらい取ったが後続も突っ込んでくる!!!後続も突っ込んでくる!!!』 今まで内側を走っていたウマ娘たちが、アグネスデジタルの後ろに殺到し始める。
8 21/12/14(火)01:53:18 No.876179149
「ん”ん”にににににに!!!!!」 必死に歯を食いしばり走り抜けるアグネスデジタル。 外から内から彼女を抜こうと、ウマ娘たちが必死に追うが、あと僅かな差が縮まらない。 『アグネス粘る!!!アグネス粘る!!!頑張る頑張るアグネスデジタル!!!!!』 その実況の内容通り、必死に前を向いて走り抜けるアグネスデジタル。 『頑張る頑張るアグネスデジタル!!!残り200を通過!!!』 後ろから殺到するウマ娘の脚色も衰えてはいない。しかし尚もアグネスデジタルは先頭に立ち続ける。 (本当はぁ…ひどいことだけどぉ…!!!!!) アグネスデジタルは思った。 (思っちゃいけないことだけどぉ…!!!!!) それはちょっとした雑念。そして煩悩。 (みたいぃぃぃいいい!!!!後ろからウマ娘ちゃんの御身脚みたいぃぃいいいいい!!!!!)
9 21/12/14(火)01:53:42 No.876179214
しかし、それを邪魔するに、煩悩を捨て、レースに真剣に挑む理由が彼女にはあった。 キンイロリョテイのラストラン。それでとった50回目の栄冠の座。 プレストンが自分の入れ込み癖とぶつかり、トレーナーとともにそして手にした実力の証明。 (そんな…そんなの見ちゃったらッ…!!!!!) だからこそ彼女はどこまでも粘る。 『アグネスデジタル頑張っている!!!リードはおよそ4分の3バ身!!!!!』 他のウマ娘がどんどんと迫っても、 『まだ粘る!!!まだ粘る!!!アグネス、リードは半バ身!!!!!』 ゆであがりそうな頭を抱え、マイル並みのスピードで駆ける足が棒のように痛んでも。 (だって…だってわたしが…!!!!!こんなところで負けたら…!!!!!日本総大将失格じゃないですかッ!!!!!) 胸に秘めたド根性を絞り出して、 『アグネス!!!アグネス!!!頑張った頑張ったゴールイン!!!!!』 そのまま一着で、アグネスデジタルはゴール板を駆け抜けた。
10 21/12/14(火)01:54:33 No.876179341
香港国際競争から2日後、12月中旬、火曜日。 東京都、羽田空港。 アグネスデジタルらその一行は東京に帰国した。参加した全員が無事に帰還し、待っていたのは熱烈な歓迎だった。 それもそうだろう、海外G1に挑戦し、3つのG1タイトルを取ってきたのだから、その熱気はとてつもないものである。 そんな中で、一人、明らかに不機嫌な人物が一人いた。アグネスデジタルのトレーナーである。 機嫌が少し悪くなり始めたのは、空港に降り立ちファンの声援を受けた時。 そして、そこから機嫌が急降下したのは、どうやら空港内の売店に寄ったときのようである。 そんな彼であるが、マイペースに過ごすアグネスデジタルを強引に引っ張ると、そそくさと駐車場に向かい、そのままトレセン学園栗東寮へ愛車を走らせ始めた。 無言の車内。重たい沈黙が充満する車の中で (えっ…何…。なんでこんなに怒ってるんですか…) と脂汗をかいて助手席に座り、俯いてマットを見つめるアグネスデジタル。
11 21/12/14(火)01:54:59 No.876179403
(あ、あたしがプレちゃんや他のウマ娘ちゃんとべちゃべちゃずっとしゃべってたから???それともレースに勝って調子にのってヘラヘラしてた???いや他に何か…何か…???) 思い当たる自分の非を必死に探す彼女であるが、どうもこのトレーナーがここまでご機嫌斜めな理由が見つからない。 ただ、このままこの精神と時の部屋状態の空間でしばらく過ごすのも耐えられないアグネスデジタルは 「あ、あのぉ…トレーナー…さん?」 と、上目遣いでびくつきながら遂に彼に話しかけることにした。 「何ですか?」 その声が異常に低く、そして攻撃的なものだった。 (うわっ怖っ!!!!!いつも以上にドスが聞いて目つきがやばい!!!) と声を掛けたことをかなり後悔する彼女。しかし話しかけてしまったのだ。もう、後にはひけない。 「あっ…あのぉ~~~……、あたし、なんか…まずいこと、やっちゃました???すいません、なんかやっちゃましたよね?????」 床に這いつくばるようなへりくだった調子で彼女が話しかける。 「いいえ。全く」 即座に否定するトレーナーだが、じゃあなんでそんなに機嫌悪いんだよと突っ込みたくなるアグネスデジタルである。
12 21/12/14(火)01:55:28 No.876179469
少しだけ沈黙が流れた後、 「後部座席に新聞があります」 と一言トレーナーが言った。 (読めってことですね…) と彼の意図を察し、新聞を取って彼女は一面に目をやる。 そこにあったのは、日本のウマ娘の香港凱旋を称える記事。全くおかしなところはないように思える彼女であるが 「扱いが小さい!!!」 と突然トレーナーが怒声を発した。 「ひぇ……」 と小さな声を漏らすアグネスデジタル。 「貴方の扱いが小さすぎる!!!Jpn1の南部杯を含めたらG13連勝ですよ!!!なのに皆、キンイロリョテイ…キンイロリョテイ!!!!!」 その発言に目が点になったアグネスデジタル。
13 21/12/14(火)01:56:00 No.876179558
まじまじと記事をみれば確かにそうである。一面の写真はキンイロリョテイ。記事の内容もキンイロリョテイ。そういえば空港に訪れたファンの声援もキンイロリョテイのものばかりだった。 (あぁ…、なんだそんなことかぁ) と思ったアグネスデジタル。なんにせよ自分のせいで怒ってる訳ではないと気づき、こっそり安堵のため息をつく彼女。 そして落ち着いて考えると、少し愉快な気分にもなってきたアグネスデジタルである。何せ、このトレーナーが、自分の扱いの小ささに対して怒ってくれているのだから。 どうも強引というか、ドSというか、鬼畜というか、かなり癖の強い人格をしているトレーナーであるが、なんだかんだでこういう所があるから嫌いになれないな、と彼女は思う。それが知らず知らずの間に、トレーナーの機嫌とは裏腹に、彼女自身の心を少し浮かれづかせていることに、アグネスデジタル自身は気づいていなかった。 だから、この時彼女は、素朴な疑問を単純にぶつけてしまったのだ。
14 21/12/14(火)01:56:35 No.876179649
「そういえばトレーナーさん。あたしちょっと考えていたんです」、 「何をですか?」 「次のレース、ひょっとしたら有マ記念じゃないかって」 天皇賞の後、次のレースも必ず勝つと宣言したトレーナー。天皇賞同等以上のレースとなると、近いところでジャパンカップか有マ記念。ジャパンカップはローテーション的にしんどいとすると、消去法からして有マ記念に出るのでは、とアグネスデジタル自身、心の隅で考えていたのだ。 「それはないですね。引退レースなら考えてもいいですが、貴方の距離適性からすると無茶極まりない」 そう言われ、少し驚いたアグネスデジタルである。「芝の1600から2000も走れたんですから500m位延長できるでしょう」と彼なら言いかねないと思い込んでいたからだ。 そんな彼女の心を他所に 「それに…何かよくわかりませんが、あるんでしょう貴方。年末に用事が」 とぼそっと言い放った。 「えっ…」 と目を見開くアグネスデジタル。
15 21/12/14(火)01:58:17 No.876179903
そこから見たトレーナーの顔はいつもと変わらない切れ目の仏頂面。しかし表向きはどうであれ、オタク趣味に一切関わらない彼にも拘わらず、自分が年末に用事があることは知っていたことに彼女は驚いてた。年末の祭典、有明のお祭りのことを言っても彼は一切興味を持ってくれないだろう。だが、それをどうしてか把握し、尊重してくれるというのは、今の発言で察することができたアグネスデジタルである。 「へへぇ…」 「何ですか気持ち悪い」 「何でもありませ~んッ!」 すっかり上機嫌になったアグネスデジタルを乗せて、車は府中へと向かう。 東への旅路は終わりを告げ、いつもの住み慣れた日常へ向けて、西へと車は走り抜けていく。 そしてこんな凸凹コンビのあたし達でも、色々隔たりも辛いこともあるかもしれないけど。なんだかんだでこれからも楽しくやれそうかもね、と思い、窓の外に広がる澄み切った冬の晴れ空を眺めるアグネスデジタルだった。 おしまい
16 21/12/14(火)01:59:55 No.876180173
こんな話を私は読みたい 文章の距離適性があっていないのでこれにて失礼する アグネスデジタルの香港カップはこれにて終了です 長々と駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました 誤字脱字多々ありますがご容赦ください プレちゃんの手書きすごくうれしかったです! まとめ fu613488.txt
17 21/12/14(火)02:00:50 No.876180334
今日もこんな力作書いてる…筆が速い…
18 21/12/14(火)02:08:44 No.876181661
すげえ……
19 21/12/14(火)02:14:08 No.876182531
おい待てェ こんな超長文適性あるのに失礼すんじゃねぇ
20 21/12/14(火)02:21:19 No.876183510
昨日というか一昨日見たばかりだからコースの解像度が高い……
21 21/12/14(火)02:31:54 No.876184905
筆が速いしスタミナもすごい
22 21/12/14(火)02:39:10 No.876185764
トレーナーがライブの舞台に出てくるような人だからマスコミも出しにくいだけなんじゃ
23 21/12/14(火)02:47:44 No.876186619
長い
24 21/12/14(火)03:26:36 No.876190167
満足度が高い…
25 21/12/14(火)03:51:57 No.876191962
史実と違ってトレーナーっていうメディアに出しにくい要因がいることでそんなに不当な扱いって感じがないのいいね
26 画像ファイル名:1639421687995.png 21/12/14(火)03:54:47 No.876192170
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
27 <a href="mailto:す">21/12/14(火)06:03:34</a> [す] No.876197870
>1639421687995.png やったぜ 手書きありがとうございます!