虹裏img歴史資料館

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21/11/28(日)03:14:17 [不定期... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1638036857829.jpg 21/11/28(日)03:14:17 No.871018794

[不定期] 俺は結月ゆかりと東北きりたんのロリインピオが見てぇよ [今の予定] ・きりたん5歳とゆかり7歳から満足するまで ・コッショリ ・7歳をどんどんヤバくして遊ぶ

1 21/11/28(日)03:14:37 No.871018825

彼女の不安を聞いてからまた日にちが経った、今や少女は日々私に着いて回っているし、距離感も以前よりずっと近くなった。 少女のことを私が受け入れてくれたと、一応の納得を得て少し落ち着いたのかもしれない。 だが一方の私は、何だか肩透かしを食らったようで納得がいかなかった。 彼女が自分の体を使って、私を誘惑していたのは詰まるところ、好きな人との繋がりが欲しかったということだ。 形あるものとして、体を使ってこちらを誘ってきた。 それはまだ納得できるし、私も不本意ながらドキドキしてしまったのは本当だ。 そして彼女は私が少女の抱きつきを受け入れ、安心して何時ものように振る舞い始めるのも十二分に分かる。 だがそれはそれとして、そのまま私のことを放って置かれるのはどうなんだろうか。 私はそんな事を思いながら、少し悶々としていた。 こうして考えてみると私自身が欲求不満みたいで、何だか嫌になる。

2 21/11/28(日)03:14:49 No.871018846

「はぁ……」 そんな事を考えながら、私は窓の外を眺める。 空調の効いている窓の外では、また木々が緑色の葉を枝木に散らし。 空から降り注ぐ太陽の日差しを浴びて、生き生きとしている。 だが私の気持ちはどうにも晴れやかではない。 何が不満だというのだろうか、少女は衣服をちゃんと着るようになったし、妙な色仕掛けを仕掛けて来ることも無くなった。 精々彼女がわがままを言うとすれば、私を抱きしめて眠ることくらいのものだ。 ……と、精一杯強がりを胸の内で展開するが、答えは分かりきっている。 また、あの少女の妙な色仕掛けを何処かで期待している自分が居るのだ。 少女が少し熱っぽい顔で、妙な色香を精一杯振りまきながら、私に迫ってくるのを心の何処かで期待し、待ちわびているのだ。 だが彼女はふにゃりと笑って私に付き添い、適度な会話を楽しむだけで必要以上の独占欲を見せたりはしていない。 ……これでいいはず、そんな風に思い込んだ。

3 21/11/28(日)03:15:00 No.871018863

「……はぁ」 少女に意識させられたのが先か、それとも自分にそういった感覚が芽生えたのが先か。 外をぼんやりと眺めながら、私は花の落ちた椿を見つめる。 肉厚な葉には少し艷やかな色が輝いており、夏の日差しを浴びながら日光浴を楽しんでいる。 時折風が吹いて、葉が揺れるのをじぃっと私は見つめていた。 「きりたん」 「……何かありましたか?」 私がそう言って振り返ると、彼女が私へ微笑みを返した。 一体どうしたんだろう、そんな事を思いながら彼女の事を見つめる。

4 21/11/28(日)03:15:10 No.871018870

「……ね、きりたんは……キスってしたことある?」 そう言ってこちらを見る少女に、思わず苦笑いを零した。 相変わらずマセた事を聞いてくるな、そんな事を思いつつ。 「ある訳ないじゃないですか」 「……そっか」 そう言って彼女は嬉しそうに微笑んだ。 然し急にどうしたんだろう、そう思って私は口を開く。 「それがどうかしたんですか」 「ううん、ただ……ちょっと気になっただけ」

5 21/11/28(日)03:15:20 No.871018892

そう言って彼女はこちらを見ながら、少しだけ困ったような笑みを浮かべる。 ……聞かれると困る内容なのだろうか。 「まあ、そんな事聞いても今はしませんよ」 「……もう少し、大人になってから?」 「……まあ、そうですね」 そう言ってこちらを少し上目遣いで見る少女に、私は思わず苦笑いした。 彼女はそれから少し考え込むように、首を傾げる。 「……大人って、どうなったら大人なんだろう」

6 21/11/28(日)03:15:36 No.871018918

彼女はそれが純粋に気になったのか、それともキスをしたいから考えたのだろうか。 まあ、どちらにしろ余り大したことを考えている訳ではないでしょう。 とは言え、大人になるということに対して、少し考え込む。 歳を重ねたからお酒を飲んだり、車を運転できる訳ではないでしょう。 詰まり一般的な……10人いれば8人は納得出来る理由として、責任能力の有無が考えられるのではないか。 私はそんな事を考えつつ、少し考え込んでいる少女の方に向き直りました。 「……随分、難しい風に考えていますね」 「……だって、大人になるって分からないもの」 「そうですか?」 私がそう言って少女に言葉を促すように言葉を返すと、少女は頷いてから口を開きます。

7 21/11/28(日)03:15:46 No.871018927

「今より体が大きくなって、色々なことが出来るようになるって……どういう感覚かよく分からないの」 「……そりゃあ自分がしたいことを、自分が責任を取れる範囲で出来るようになるってことじゃないんですか」 「ふぅん……でも、責任って何だろう」 そう言いながら少女はこちらを見ました。 責任って、そりゃあ……と少し考えて、私もふと疑問が浮かび上がります。 自分が取れる責任って、一体なんだろう。 そんな事をぼんやりと思いました。 そもそもとして責任を取るという行為自体、なんだかふわふわとしている言葉のような気がする。 「……いまいち分かりませんね」 「……そっか」

8 21/11/28(日)03:15:57 No.871018942

そう言って少女はまた困ったような笑みを浮かべました。 それから少女は少しこちらを見た後、口を開きます。 「……そっちに並んでもいい?」 そう言って、少女は私の隣を目線で見ました。 「……別にそれくらい、何も言わずに並べば良いじゃないですか」 私はそう言って彼女に苦笑いすると、少女は少しだけ苦笑いを返します。 「……最近、少しだけワガママだった気がするから」 「……まあ、子供なんてそんなもんなんじゃないですか」 「そうかなぁ……」

9 21/11/28(日)03:16:10 No.871018959

そう言いながら、彼女は私の隣に並んで窓の外を眺めます。 少女は窓の外に降り注ぐ日光を浴びて、少し眩しそうに目を細めました。 「……そうですよ」 「……そっか」 そう言いながら、彼女は庭を眺めています。 それから少しして、彼女は不意に口を開きました。 「お父さんも、お母さんもワガママ言いたくなったりするのかな」 「……どうですかね」 そう言って彼女はまた何かを考え込み始めました。 ……ワガママか。

10 21/11/28(日)03:16:20 No.871018976

不意に彼女の言葉になんとなく思いを引きずられました。 ワガママ、それはある意味一番子供が子供らしさを体現しているときに見られるかもしれない。 ……そんな事をふと考えながら、私は少し首をもたげました。 ……ワガママ……親が居たら、もう少しワガママらしいことでもやっていたのかな。 そんな事をぼんやりと思いました。 「……ゆかり」 私が珍しく彼女の名前を呼ぶと、少女はこちらを見て不思議そうな顔をします。 どうしたのだろう、そんな表情でこちらを見る彼女に、私は少しためらいを覚えながらも彼女の顔を見据えました。 「どうしたの、きりたん」 「……あ、いや……その……やっぱり、何でも無いです」 「……そ、そう?」

11 21/11/28(日)03:21:14 No.871019372

つづき:fu565997.txt まとめ:fu565999.txt 甘酸っぺぇ~ 今日はここまで

12 21/11/28(日)06:22:02 No.871029333

早起きしてよかった 見逃すところだ

13 21/11/28(日)07:37:29 No.871034710

酸っぱさ無いよもう チューしちゃったの甘すぎてダメだよ

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