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21/11/25(木)06:00:40 [不定期... のスレッド詳細

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21/11/25(木)06:00:40 No.870043817

[不定期] 俺は結月ゆかりと東北きりたんのロリインピオが見てぇよ [今の予定] ・5歳と7歳から満足するまで ・コッショリ ・7歳をどんどんヤバくして遊ぶ

1 21/11/25(木)06:01:06 No.870043827

視点:東北きりたん それから眠れない間悶々とした気持ちで過ごしました。 何かがあるという訳ではありませんでしたが、それは恐らくきっとこれからなのでしょう。 そして……私は東北家の普段余り使われていない、離れで外を見ながらため息を吐き出しました。 ゆかりさんの幼同婚にOKを出した結月家はきっと阿呆ほどイカれているし、きっと裏であくどい事でもしているに違いないでしょう。 それに家に居る姉様も、地方の大学に行っている姉様も阿呆に違いない。 幼同婚なんていう訳の分からない風習を聞いて、二つ返事で了承できる精神がきっと私と根本から違っている。 何を見て、何を考えて『うん、よし』と言ったのか、今でも私は分かっていない。 窓の外では雪が溶けて地面に還った後、若葉が芽吹いて来ており。 時折涼し気ながら、春を予感させるような風が吹いている。 それでもまだ外に出て何処かに行くには寒すぎますし、そういった気分でもありません。 ですが、可能なことならそっと逃げ出してしまいましょうか、なんて私は時折考えます。

2 21/11/25(木)06:01:44 No.870043842

それでも冬を超えて、私により親しげになった少女は私を背後から、何か熱の籠もった様な雰囲気で私を見ていました。 春休みということもあるのでしょうが、家に居場所はあるけれども、逃げられずに居る夫というものの気分を味わっています。 そんなものは大抵はありません。 だってそういう時は夫は乗り気でしょうし、疲れ切っているならば寝れば良いのですから。 ですが今求められている事と、私自身の事を考えれば当然おかしいと思えるでしょう? だって、8歳と6歳ですよ? 小学校に元気いっぱいに通う子供と、幼稚園もそろそろ卒業かという子供が夫婦なんておかしいと思いませんか? ですが私の、正しくは彼女と私の保護者はそうは思わなかったようです。 『うん、よしすればいいじゃないですか』 そう言って私の記憶のずん姉様が頷きを返しながら、私を笑いながら見ています。 晴れやかな笑みには一切の曇りはなく、まるで自分が正しいことを確信しているように見えました。

3 21/11/25(木)06:01:57 No.870043847

『で、ですが……まだ』 私がそういった所で、背後から少女が私に飛びついてきます。 『良かったね、きりたん』 『あ、あぅ……』 背後からそう言って無邪気に抱きつく彼女は、遠慮というのをまるで何処かに置いてきたようです。 以前はそんな事をしなかった、無垢でおとなしい子だったのに……。 それからというものの、早いほうが良いと言って姉様が少女のご両親にご電話されて、ご両親もノリノリで荷物を離れに運んできました。 私の衣服や生活用品も箱詰めされ、気がつけば旅行かばんとダンボールが部屋に詰め込まれてあっという間に部屋に持ち込まれていきます。 私はそれを指をくわえて見ていたわけですが、拒否をするわけにも行かずあっという間に離れに少女と二人で押し込まれてしまいます。 ああ、さようなら平穏な日々。 恐らく学校が始まればそういう日々も落ち着いてくるでしょうが、今の時期はまだ春休み。 そう、まだ春休みなのです。

4 21/11/25(木)06:02:20 No.870043861

先程まで一緒に眠っていた少女の、妙な色香を思い出して私は悶々としています。 彼女の望みというのは、それは恐らく一緒の生活でしょう。 ただそれは友達ではなく、恋人としてのそれ。 ……少しだけ欲深くなった少女は、一体私に何を望むのか。 「きりたん」 「はぃ?!」 そんなことをつらつらと考えていると、背後からまだ幼気の残る少女が私の名前を呼びました。 振り返って彼女を見ると、少女は以前とは違って明るい笑みを零します。 つばをごくりと飲み込んで、彼女の顔を見ながら私は少し引きつった笑みを浮かべました。 「え、えっと、どうかしましたか?」

5 21/11/25(木)06:02:42 No.870043875

そう言うと、彼女は手に持っている生地を二つ掲げます。 片方はピンク色の寝間着と、もう片方は……なんですかこの薄い布。 「……こっちは寝間着ですけど、もう片方のそれはなんですか」 「……え? キャミソールだよ?」 「……キャミ……え?」 困惑する私に、彼女は笑みを零しました。 「ふふふ……今日はね、寝る時この二つを着るよ」 「え……あ、はぁ……え、それがどうかしたのですか?」 彼女にそう言うと、少女は少しだけ目を細めながら近づいてきます。

6 21/11/25(木)06:03:04 No.870043891

「これはね、風習の一部なんだよ」 「……え、はぁ……」 私がそう言っていると、彼女は私の顔を見ながら微笑みました。 ……え? 私も今日寝る時の衣服を言うんですか? 「え、えっと……あの……」 「ね、私もきりたんがどんな服着るのか、知りたいな」 そう言って少し上気した顔で言う少女に、思わず小さく悲鳴をあげてしまいます。 「ぇ……ぁ……」 「……ね、夫婦だから、知らないと駄目なんだよ?」

7 21/11/25(木)06:03:19 No.870043893

そういう彼女は、私ににじり寄りながら笑みを浮かべました。 この時の彼女から以前は感じたことのない圧に、私は思わず窓際の壁に追いやられます。 「……い、何時もの寝間着……です……」 「……ふぅん」 そう言いながら、彼女はキャミソールを床の上に置いて私の首筋を指でなぞりました。 少しだけ外の空気で冷えた彼女の指が私の肌に触れると、小さな声が漏れてしまいます。 そう言いながら彼女は私の首筋に顔を近づけて、囁くように呟きます。 「ぁぅ……」 「下着は……?」 「……ス、スポブラ……」 「……ありがとう、きりたん」 「ど、どう、いたし、まして……」

8 21/11/25(木)06:04:10 No.870043928

私はしどろもどろになりながら、微笑む彼女に何故か謙譲語を返してしまいました。 違うのでは? そんな事を思いますが、彼女は特に気にせずキャミソールを床から持ち上げて部屋へと戻っていきます。 ……貞操の危機を感じながらも、今一拒絶感がないのは深刻です。 「……ただの、友達だと思ってたんだけど」 そんな事を言いながら、私はその場に座り込みました。 私の駄目な所は人の好意に弱いところかもしれません。 彼女が私を好いている事に気がついてからは、殊更に駄目です。 もし彼女が本気で望むなら、ついつい流されてしまいます。 「はぁ……」

9 21/11/25(木)06:04:30 No.870043938

私は自分の顔を両手で覆いながら、ため息をつきました。 恥ずかしさと彼女自身からの好意、そして自分自身の気持ち。 どれもこれも今一折り目が付けられず、またこうして思考に浸ってしまいます。 即ちそれは一種の現実逃避でしか無いのですが……。 「ま、まぁ……まだ逃げれるから」 何処に? なんてふと思い浮かんだ言葉を、私は口の中で噛みつぶしました。 これからの生活どうなってしまうのでしょう? ですが、誰も答えてはくれません。 「……取り敢えず、晩御飯を受け取らないと」

10 21/11/25(木)06:04:44 No.870043943

私はそう言って部屋を出ました。 まだ子供ですから、料理は姉様が作ってくれます。 いずれは自分でするようになるかもしれませんが、今はまだ姉様からありがたくご飯を受け取りに行くしか無いのです。 ……おのれ。 ─── 「……ね、今日は一緒に寝ても良い?」 「ケホッ」 思わず食後に飲んでいたお茶にむせてしまいました。 むせたお茶を、テーブルの上に備え付けている布巾で拭いていると、ちゃぶ台を挟んでこちらを見ている少女がもう一度口を開きました。 「一緒に」 「わ、わかりましたから……一緒に……まあ、良いですけど……」

11 21/11/25(木)06:08:27 No.870044069

つづき:fu556834.txt まとめ:fu556835.txt 6万弱書いてるのに百合インピオ始まらないんだけど、どうなってんの? 今日はここまで

12 21/11/25(木)06:15:07 No.870044303

素晴らしい……

13 21/11/25(木)07:05:12 No.870046713

幼同婚本気で調べたわ…

14 21/11/25(木)07:05:51 No.870046753

良い…

15 21/11/25(木)07:56:55 No.870050935

こうして架空の風習を広めることで、ゆかきりを広めるタイプのミーム汚染

16 21/11/25(木)08:07:34 No.870052200

東北では一般的な風習

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