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21/11/19(金)23:04:20 No.868259621

とある野原に少年が二人立っていた。 スタンドマイクが人数分立てられており、漫才が始まろうとしていた。 『ど〜もど〜も!』 「パール&!」 「ダイヤモンドです〜!」 『ポケモンと言えばぁ〜!』 「最近気になっているポケモンがいるんですよ〜。」 「どんなヤツなんです?」 「鷹のように鋭い目つきで〜。」 「高いところに居座ってて〜。」 「それはムクホークですかね?」 「いやいや、その後図鑑で確認したんですけども、」 「何だったんです?」 「コリンクでした。」 「ただ高い所で目を凝らしてただけじゃねーか!」

1 21/11/19(金)23:04:49 No.868259780

「今日はここまでな!」 「うん!じゃあね~。」 ダイヤとパールは二人共野原を離れていった。 一日に最低一回はこなすルーティーンワークである漫才の練習をしていたのだ。 それを終わらせたパールの方は真っ先に家に帰っていったが、ダイヤはそうではなかった。 彼の目当ては新たに販売されるというチーズケーキであった。 財布をしっかり首に掛け、足取りを軽くして向かっていった。

2 21/11/19(金)23:05:02 No.868259845

店から出てきたダイヤの足取りは重かった。 目前で売り切れたのだ。 もはや並んだ事自体を後悔していた彼だったが、ふと前を向いた途端声が出そうになるくらいの衝撃に見舞われた。 赤い髪。 ワンピースのような独特な服装。 ギンガ団のマーズである。 「な……なんで……」 彼の頭の中は白くなっていった。

3 21/11/19(金)23:05:16 No.868259912

その後ダイヤは家の自室に籠もって、何故彼女があの場所にいたのかを考えていた。 「見間違い……じゃないよね……」 彼は冬場に入ったにしては妙に暑い日差しはしっかりと記憶していた。 「そもそもシンオウに住んでたのかな……」 あのアカギとの別れ際、別にどこへ行ったとも明かされていないのを思い出した。 とにかく明日、探す事にしよう。と決心したダイヤであった。

4 21/11/19(金)23:05:28 No.868260004

しっかり次の日にマーズを見かけた場所に来たダイヤ。 そこはハクタイの森だった。 かつてロトムと触れ合った経験から、何かを隠すのにはうってつけと判断したダイヤは真っ先に森の洋館に歩を進めた。 しかし、 「ったく……こんなところに鍵を落とすなんて……」 これまた聞き覚えのある声が発されたのを感じた。 攻撃される可能性を加味して恐る恐る覗くと、クロワッサンのような髪型の青年が居るのを確認した。 かつての戦いでパールと戦ったサターンである。 「鍵」と喋っている辺り例の洋館を当面の間仮の本拠地にしているのだろう。とダイヤは察した。

5 21/11/19(金)23:05:44 No.868260102

まさにその時である。 がくっ。 と言う音と共にダイヤの膝が崩れ落ちた。 そのまま地面に伏せたダイヤが後ろを見ると、探し人に出会う事が出来た。 「……あははっ!やっぱり面白いわね!」 ダイヤは無意識下に笑みを浮かべていた。

6 <a href="mailto:s">21/11/19(金)23:06:11</a> [s] No.868260253

って感じでダイヤとマーズが再開してるところを見たいでスパーク!!!

7 21/11/19(金)23:11:03 No.868261856

またダイマズ「」か!

8 <a href="mailto:s">21/11/19(金)23:12:14</a> [s] No.868262288

>またダイマズ「」か! 名を覚えて貰えておいて光栄でスパーク! せっかくの発売日なのにこんな少量の文しか用意出来なかったうおー!

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