虹裏img歴史資料館

1 21/11/13(土)23:43:49 No.866366706

「お願いっす！おっぱいを揉ませてほしいっす！」 …　…　… 「急に何を言い出してんだこの駄馬……」 「………え？わたしも言われてるの？」 「落ち着きなさぃ……ひかるぅ……。何があったかまずは説明しなさぃ……」 膝、手、額、そしてポニーテールの先端を地面に擦り着け懇願する煌里　ひかるを前にプロミストブラッドの三姉妹は三者三様に困惑した。 「っす……。……でも、ここは何も聞かずにひかるにおっぱいを揉ませてほしいんすよ！！」 「ダメに決まってんだろ駄馬！！」 「いくらひかるの頼みでも、それはイヤ！」 明確な拒否反応を示す二人、次女の大庭　樹里と三女の笠音　アオ。 その二人と違い、長女である紅晴　結菜だけは黙って俯いて何かを考えこんでいた。

2 21/11/13(土)23:44:29 No.866366921

（ひかるがこんなことを頼むなんて何かがあったに違いないわぁ……それに……） 「っす……！」 （あんなにも必死な顔……目には涙を浮かべてまで……ここで私たちが断ったらひかるはどうなってしまうのかしらぁ……） 「わかったわ……ひかるぅ……」 「ほんとっすか！？」 「姉さん！？」「姉様！？」 尻尾があったらはちきれんばかりに振っていただろうひかる。実際に。勢いよく立ち上がり長いポニーテールは喜びを表す尻尾のように振れていた。 反対に困惑の表情を浮かべ抗議するように結菜を見る樹里とアオ。 「落ち着きなさぃ……」 「落ち着いていられるかっつーの！」 今にも暴れ出しそうな樹里を窘める結菜。 「そうだよ！」 いつもなら結菜につく割合が圧倒的に高いアオも樹里に同調する。その二人を結菜は説得する。 「……ここでもし私たちがひかるを拒絶したらどうなってしまうのかしらぁ」 「どうって……」

3 21/11/13(土)23:45:28 No.866367242

「きっとひかるは、私たち幹部以外にお願いしにいくでしょぅ……。それだけならまだしも、最悪私たちに拒絶されたショックでソウルジェムが濁ってしまうかもしれないわぁ……」 「考えすぎじゃねーのか……」 「ここで私たちが止めなきゃいけないのよぉ……」 樹里とアオの二人は結菜の言葉を聞いて少し沈黙した。 「……わかったよ」 「わかっちゃうの！？」 樹里の意外な返答にアオは驚く。 「ありがとぅ……。ただし、あなたたちに害は及ばせないわぁ」 「「えっ…」」 「ここは、長女である私が揉ませるわぁ。……だけど、恥ずかしいからあなたたち二人は向こうを向いててほしいわぁ……」 「……わかったよ」「うん……」 長女として、プロミストブラッドを治める立場としての結菜の決意に、二人は従うしかなかった。 そしてその決意を、長女を支える次女として、三女として、見守ろうと、いや見守るなと言われたので目を逸らして応援しようと思った。 「ひかるぅ……。こっちに来なさぃ……」 声を掛けられると、お預けを喰らっていた犬のように待たされていたひかるが三姉妹の元に近づいてきた。

4 21/11/13(土)23:46:47 No.866367670

「っす……。ご迷惑をおかけするっす……」 「いいわよぉ。ひかるの悩みを解決するのも私たちの務めだものぉ……」 「それじゃあ……！」 「いいわぁ……気が済むまで……」 「それじゃあ、アオさん！失礼するっす！」 ひかるは低空姿勢から、アオの豊満な胸部へ向かって浮かび上がるように、タックルの要領で下から胸をわしづかみにしようとした。 「え？」 「えっ、ちょ、ちょぉぉぉぉ！？ま、待って！？」 「お、おい！なにしてやがんだこの駄馬！」 困惑する三姉妹。ひかるの決死のタックルはアオが偶然伸ばした手に遮られ失敗に終わった。 ………

5 21/11/13(土)23:47:40 No.866367962

正座させられる馬。別室で作戦会議に入る三姉妹。 「……一体どういうことかしらぁ……」 「……まあ、姉さんは乳、ねえからな」 「……」 「で、でも！わたし嫌だからね！？」 「わかってるっつーの。……ここは樹里サマに任せておけって」 一人消沈する結菜を他所に、会議の結論は意外なほどすんなり決まった。 そう、結論は……。

6 21/11/13(土)23:48:08 No.866368150

「おい馬！……来な」 次女、樹里は上着を脱ぎ捨て、言った。 「樹里サマが揉ませてやる。どうだ、意外と『ある』だろ？ニヒッ」 ひかるはワイシャツの上から、意外とある樹里の膨らみを見定めた後…… 「……チェンジっす！」 と言い放った。 「アァ！？」 覚悟を決めていた樹里は、当然怒る。しかし、ひかるにも言い分があった。 「樹里さんのおっぱいは硬そうなんすよ！ひかるはアオさんのでっかいおっぱいがいいんす！どうせなら、でっかいおっぱいを揉むのがロマンってもんっす！樹里さんのじゃ満足できないっす！」 「こいつ！」 抗議するひかる、怒る樹里。状況は泥沼の様相を呈する。これを治められるのは、もはや樹里の暴力かアオのおっぱいしかなかった。 しかし、組織内での暴力……というよりもしものことでの戦力減はどうしても避けなければならない。 もはや、アオのおっぱいに頼らざるを得ないのだった。

7 21/11/13(土)23:48:41 No.866368334

……… またも正座させられる馬。別室で作戦会議に入る三姉妹。 「……あとは任せた、妹」 「長女としても、お願いするわぁ……」 「やだーーーっ！！」 目に涙を浮かべてイヤイヤするアオ。 「いいから……。私に秘策があるわぁ……」 アオの肩にそっと手を置き、耳元で結菜は囁いた。 「へ……？」 ………

8 21/11/13(土)23:49:18 No.866368539

「ひかる～？」 「……っす」 「ひかるがそんなワガママ言う子だとは思わなかったな～」 「でも、仕方ないじゃないっすか……！ひかるだって、ひかるだって……！アオさんが、アオさんが悪いんすから！」 「クスッ。わかったよ～。だから、今回だけだからね？わたしだって恥ずかしいし～……」 「……いいんすか！？」 「今回だけ、服の上からだからね～……」 「ふ、ふおおおおお！！失礼するっす！！」 ガバッ、と。アオの背後に回り込んだひかるは下から持ち上げるようにアオの豊満なおっぱいを揉んだ。

9 21/11/13(土)23:49:56 No.866368773

「ふおおおおお……」 揉んだ。 「柔らかいっす……」 揉んだ。 「そしてちょっと重たいっす……」 揉んだ。 「ひかる～……楽しいの？」 「楽しいっす！！」 「そうなんだ……」 「アオさんは、揉まれて何か感じないっすか？」 「えっ？う～～ん……あ、あは～ん……」

10 21/11/13(土)23:50:32 No.866368990

……… 「んっ……ふぅ……」 「……おい、姉さん？大丈夫か？」 「え、えぇ……大丈夫よぉ……」 「こんなことで対象変更の魔法使うなよな……」 「仕方ないわぁ……プロミストブラッドの中での……んっ♡　……問題は、私、長女の責任でもあるんだものぉ……」 「つーか、今回のは『問題』なのか……？」 ………

11 21/11/13(土)23:51:14 No.866369242

（ガチャッ） 「ふ～ぅ、スッキリっす！！長女さん、次女さん、三女さん！ありがとうございましたっす！！」 「そ、そぅ……それはよかったわぁ……」 「あ～、サイアク！もう絶対やらないからね！」 「お疲れだったな……妹、姉さん」 スッキリした顔のひかる、羞恥と怒りの顔のアオ、上気した顔の結菜、気の毒そうな顔の樹里。 「ところでひかるぅ……。そろそろ教えてもらえるかしらぁ……。なんで急にこんなことをしたくなったのかしらぁ……」 「えっ……なんでってそれは……」 「ヒマ、だったっすから……」 「「そんなオチあり？」」 おしまい

12 21/11/13(土)23:52:14 No.866369575

やはり結菜さんは土下座すればヤらせてくれるタイプ…

13 21/11/13(土)23:53:20 No.866369980

>やはり結菜さんは土下座すればヤらせてくれるタイプ… ミスド以外の面々が土下座したところでこん棒で殴られて地面にめり込むだけだと思うっす

14 21/11/13(土)23:54:53 No.866370461

対象変更がこういう使い方できるのかわからないっす

15 21/11/13(土)23:55:51 No.866370775

>さっきのスレを見て思いついた 筆早いな！？

16 21/11/13(土)23:58:30 No.866371639

>>さっきのスレを見て思いついた >筆早いな！？ つっても結構経ってるっすよ？ プレイバック笠音アオだから５～６時間経ってるっすよ

17 21/11/14(日)00:07:16 No.866374608

アオっぱいはいいものだからね…

18 21/11/14(日)00:24:27 No.866379916

本当に土下座するやつ初めて見た

19 21/11/14(日)00:28:55 No.866381180

ひかるくんはこういうことする

20 21/11/14(日)00:30:30 No.866381601

方向性はなんであれマギレコの怪文書増えて欲しい