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21/11/04(木)21:13:38 タケシ... のスレッド詳細

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21/11/04(木)21:13:38 No.863320498

タケシっていいやつだよな! 今回は前回の続きで、俺がタケシにとある提案をしたんだ!その条件として、タケシを宥めることになった! その後シンジが現れたんだ!一体どうなるのか、キミの目で確かめてくれよな! 前回が気になる人や初見の人はいもげのログで「タケシっていいやつだよな」で調べてみてくれよな! タケシはシンジのポケモンのコンディションが見たいようで、シンジに見せてくれと頼んだ! するとシンジは、あっさりと了承してくれた!「お前たち!出てこい!」ポンッ 「エレブー、リングマ、ヤミカラス、マニューラ、ドダイトス、そして新顔のブーバーか…」 「どうだ?」「う〜ん、すこし惜しいなぁ」「何!?」「ねぇタケシ、それってどういうこと?」

1 21/11/04(木)21:14:02 No.863320687

「いやな、ヒコザルのコンディションからして、市販のポケモンフーズしかあげてないと見たから…」 「ああ、その通りだ…俺はバトルの特訓以外は適当に処理してる、食事なんてただの作業だ!」 「なんだと!?ポケモンの食事の為に一生懸命努力しているブリーダー全員を」 「バカにするような発言を、タケシの前でするなよ!」 「…すまない、失言した」「いや、いいさ…それでもコンディションがいいな!見事なものだ」 「当然だ、管理の方はアニキがやってるからな…」「お兄さんか!通りで…」 「で?俺は他に何が足りない?」「焦るなよ、たまにはポケモンと共に過ごしてみろ」 「ポケモンと共に、過ごす…?」「そうすれば、足りないものが見えてくるはずだ」

2 21/11/04(木)21:14:25 No.863320853

「わかった、やってみよう」「それとただのポケモンフーズじゃポケモンたちが可哀想だ」 「たまにはお兄さんじゃなく、シンジ自身がポケモンたちの好みに合わせてみたらどうだ?」 「アニキのようにか…」「ん?何か言ったか?」「いや、何でもない…早速教えてくれ」 そしてシンジはタケシを連れて、まあ正しくは逆だけど!連れて行き、 ポケモンセンターの近くにある大きな木がある丘で、ポケモンフーズの調合をしていた! 俺はタケシにくっついて、様子を見ていた!「ところでお前!なんでここにいる?」 「え?俺か?」「今日はこいつにポケモンフーズの作り方を習うために俺はいるんだ」 「邪魔するならどっか行け!」「邪魔なんかしないさ、多分だけど…サトシはお前が気になるんだよ」

3 21/11/04(木)21:14:49 No.863321015

「? お前気づいてないのか?こいつはお前が気になっているだけだぞ?」 「ははは、まあそれでもいいじゃないか!さあ、サトシは無視して講義開始だ!」 タケシは折り畳みテーブルを出して、いつも通りポケモンフーズを調合し始めた! 俺は地味に「無視して」と言われて、軽くショックを受けていた! 「すり鉢は三個あるから、どっちか使ってくれ…」「おい、こんなことで本当に強くなれるのか?」 「なれるさ!ポケモンバトルは信頼が大事だ!お前たちのポケモンを見てみろ!」 「ドダイトスは寝てたり、リングマやマニューラは日向ぼっこしたりしている…」 「ポケモンたちの自分らしさを引き出すのがトレーナーだ…!」 「いたずらに虐めてたら引き出せるものも引き出せない!と、俺は思うぞ」 「まあお前みたいに、ポケモンの限界までを引き出そうとするのも悪くないだろうけど…」 タケシはシンジの頭を撫でようとしたけど、シンジに止められた!

4 21/11/04(木)21:15:15 No.863321197

「悪くないならいいだろう?」「でも、たまにはリラックスさせて接してみるのも悪くないぞ」 「…そうかもな」このときシンジは見たこともない表情をしていた!口元が笑ってたんだ! 今となっては見慣れた表情(かお)だけどな!だけどこのときはびっくりしたんだ! 「だが、やはり今の俺に必要とは思えない!ポケモンたちは出したままにするけどな…」 「おいシンジ!今日は俺とポケモンフーズの勉強をするんじゃなかったのか!?」 「………わかったよ、やればいいんだろ」「ああ!約束だからな!」 そしてタケシの熱血特訓が始まった!「まずポケモンフーズとは、ただ食べさせるだけじゃダメだ」 「ポケモンの好みの味やタイプ向きの味つけがあるわけで…」「そんなことより…」 「そんなことだと!?ポケモンフーズの奥の深さがわかっていないようだな!」 「というわけで、入門編だ!人間向けの味付けのポケモンフーズだ!食ってみろ」

5 21/11/04(木)21:15:38 No.863321381

さすがのシンジも躊躇してたけど、覚悟を決めたのか、ガブッと食(い)った! 「…うまい」「だろ?まずはポケモンと同じ目線で立つ為にも、ポケモンフーズを勉強するんだ!」 「タケシ!俺にも食わしてくれよ!」「…これはブリーダーになる気のないやつに食わせるものじゃない」 「なんだよ、まだ怒ってんのか?」「ああ!全然怒ってるぞ」シンジが信じられない顔をして言った! 「お前も怒ったりするんだな…」「まぁな、それじゃあ再開するぞ!」 そしてタケシがシンジにポケモンフーズの講習をさせて、三時間が経ったとこだった! 「じゃあそろそろ昼飯にするか!朝余ったごはんで、おにぎりを作ってみたんだ!食べるか?」 「ああ、それじゃあもらおう」「もちろん中身はポケモンフーズ!」「なに!?」 「ではなく、人間用の食べ物だから安心しろよー」「紛らわしい冗談を言うな!」 シンジはタケシにデコピンした!「ははっ、それじゃあ午後からもビシバシ行くからな!」

6 21/11/04(木)21:16:02 No.863321575

「うまいな、この握り飯…」「ははっ、そうだろう?じゃあまた後でな!」 俺がシンジの方を向くと、シンジは珍しく口元が笑っていた!やっぱりタケシの側にいると落ち着くみたいだ けど俺は、タケシをやるもんかと、シンジを馬鹿にした顔で去っていった! 「なぁタケシ、シンジについていくつもりがないから、ブリーダー知識を教えてんのか?」 「ははっ、どうだろうな…ただ、シンジのポケモンたちが少し可哀想だったから教えたんだ!」 「そっか!タケシっていいやつだもんな!」「ああ、そういうことだ」 俺たちは、コンテストの練習をしてたヒカリと合流して、ポケモンセンターで昼ごはんを 食べた! そして食べ終えると、タケシはシンジのもとへ走っていった!俺もついていった! するとシンジは、ドダイトスに寄りかかって、目を瞑って休んでいた!

7 21/11/04(木)21:16:32 No.863321785

俺が呼ぼうとすると、タケシが「シーッ」と人差し指を口に当てた! 「おーい、シンジー?」タケシが小声で呼ぶと、「なんだ?起きている」とシンジは返した 「そうか!悪いが休憩時間はおしまいだ!次はポケモンフーズの作り方を教えるぞ」 「やっとか!わかった…」「まずここにすべてのタイプのポケモンフーズがある!」 「それを使って、まずお前の相棒のポケモン向きの味を作ってみろ!」「ふっ、面白い」 「俺も鬼じゃない、だから、すべてのタイプや複合タイプのポケモン用を試食させてやる!」 「それじゃあ、相棒はどいつだ?」「ドダイトスだ…付き合いも長い…!」「そうか」 「じゃあまずくさタイプのポケモン用を作ってみろ!それがレッスン①だ!」 「ああ、それじゃあ見本を頼む」「ああ、わかった!まず作り方だけど…俺のやり方だぞ?」 「市販のポケモンフーズと、そしてポケモンフーズのプレーン、つまり人間用のふたつを混ぜるんだ」

8 21/11/04(木)21:16:57 No.863321939

「人間用だと!?」「そうだ!結局のところ、ポケモンが作るポケモンフーズなんてないからな」 「人間が作るしかないんだ…」「そうだな」タケシもシンジも真剣で、俺が割り込む隙がなかった! 「あとはそのポケモンが好きな香りのものや、ポフィンを砕いて混ぜたり、アレンジするんだ!」 「それでできたのがコイツだ!これは市販のとプレーンを混ぜたものだ!」 「もちろん配合比率があるから、ポケモンごとによって少しずつ変えていくんだ、食ってみろ」 「少し草っぽい、野生の匂いがするな…」「ああ、ちなみにじめんタイプのは味見し過ぎると腹を壊すぞ」 「最初は味見しまくるのが日常だ!けど、じめんタイプのは土っぽい味がくどいんだよ」 「だから腹を壊すのか…ブリーダーってのは、大変なんだな」「だからこそやり甲斐があるんだ」

9 21/11/04(木)21:17:27 No.863322162

「そうか…俺に教えてるのは、俺に作らせて、ついてこないってことでいいのか?」 「さあ?どうだろうな…でもなシンジ、俺はお前の役に立ちたい!それだけだ」 「なら、もっと教えろ」「じゃあ、ヒントをやる!お前がやる気を出してくれたからな」 「大抵のポケモンはタイプの60~70%と残りはプレーンで満足するんだ!単タイプの場合だけどな!」 「だから、まずはそれを作ってみろ!俺も見本で作ってやる!」 すると、タケシは慣れた手つきで、ポケモンフーズをビンから出し、5~6個をほぐした! 「まず、ある程度のポケモンフーズを出して、ほぐすんだ!その後目分量でプレーンを入れる」 「ただ、シンジの場合、目分量がわからないだろうから、ストップは言ってやるがな」

10 21/11/04(木)21:18:04 No.863322438

「そのあと、プレーンの粉末をさっきの3~4割入れて、出来上がりだ!これが基本だ」 「これはでんきタイプのだ!エレブー、食べてみろー…」タケシはエレブーに優しく接した! エレブーはタケシのポケモンフーズを食べると、とっても喜んでいた! 「な!ポケモンが喜ぶと、トレーナーも嬉しいだろ?」「…そういうもんなのか?」 「お前はハングリー精神が強いからな…でも誰にだって、ご褒美は必要だろ?」 「フッ、そうかもな…」このときは気づかなかったけど、シンジはタケシの前だと結構笑うみたいだ! ~ポケモンDP編その⑤つづく~

11 21/11/04(木)21:18:28 No.863322603

今回はここで終わりだ! ポケモンフーズの作り方は、ラクライの回をベースに妄想して書いてるぜ! サトシの出番が少ない?多分気のせいだぜ!ホントを言うと、入れるシーンがないんだ! ごめんな!言うなれば、シンジ弟子入り編だからな!別々にすればよかったと今更ながら思うぜ… まあ、タケシと仲良くなるシンジを楽しんで見ていてくれよな! それと初投下から一か月以上経ってたんだな!さっき気づいたぜ!でも一か月記念はないぜ!ごめんな! ついでに今日のポケスペは18禁だけどこのスレが落ちたら投下するつもりだぜ! あと、シチュエーションを募集してるぜ!○○が○○と○○するみたいなのでも大歓迎だ! 希望待ってるぜ! それと荒らしはいつも通り消すからよろしくな! それじゃあまた後でな!じゃあな!

12 21/11/04(木)21:19:15 No.863322944

おつかれ ところで昨日ポケスペの方投下してたっけ?

13 21/11/04(木)21:19:18 No.863322972

お疲れ様

14 21/11/04(木)21:21:46 No.863323952

>おつかれ >ところで昨日ポケスペの方投下してたっけ? 昨日は自分でも認められないほど途中だったから投下しなかったんだ! あと投下希望した人が居なかったんだ!ごめんな! >お疲れ様 ありがとな! あとふたりとも応援してくれてありがとう!励みになるぜ!

15 <a href="mailto:sage">21/11/04(木)22:05:35</a> [sage] No.863340726

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