ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/10/27(水)21:34:28 No.860740504
「落葉焚き?」 「はいぃ〜。」 いつものようにトラブル──……今日は中庭に積んであった堆肥袋をぶち撒けた後始末、をしているとドトウからそんな提案をされる。 「落葉焚き、かぁ。」 再度言葉を反復する。 「ど、どうでしょうか〜……?」 「別にいいよ?最近冷えてきたしね。」 「!本当ですかぁ〜!あ…でもオペラオーさんとアヤベさん誘わないとぉ〜。」 「?ドトウが1から思いついたの?」 「は、はいぃ……。変でしょうか〜…?」 「ううん、違うよ。でも…少し驚いたかな。」 「ごめんなさい〜……変な提案しちゃってぇ……。」 「いいんだよ。」
1 21/10/27(水)21:34:43 No.860740611
そう掛け合いつつもなかなかどうしていいじゃないか、という気持ちも湧いてくる。 多分、少し汗ばんだ身体に吹き付けた風が冷たいからだ。 「じゃあ……やるための準備、一緒にしようか。学園に申請したり……焚き火台用意したり、だね。」 「……焚き火台ですか?……あ!そうですよね~、芝の上だと焦げちゃいますぅ!」 「うん、そういう事も含めて……トレーニングの後に、考えよう。」 「はいぃ~!」 数十分後、中庭を後にしつつ、秋を越え冬になる途上の青空を見ながら数日後のイベントを思案するのだった。 「楽しみだね。」 「……!はいぃ!」 なんて会話をしながら。
2 21/10/27(水)21:35:18 [s] No.860740908
タイシンの落葉焚きとかの見てたらこんなのしか浮かばなかった反省はしてない
3 21/10/27(水)21:37:02 No.860741748
そうそうこういうのでいいんだよこういうので
4 21/10/27(水)21:38:07 No.860742240
トラブルが起きるフリでしかない…
5 21/10/27(水)21:38:21 No.860742343
ほのぼの時空いい…
6 21/10/27(水)21:39:51 No.860743014
いや普通こういうのがおもい浮かぶはずだから…
7 21/10/27(水)21:40:17 No.860743208
俺は好きだぜこういうなんてことない日常
8 21/10/27(水)21:41:17 No.860743624
なんですかボヤ騒ぎにでもなるっていうんですか
9 21/10/27(水)21:41:32 No.860743715
>なんですか火事にでもなるっていうんですか
10 21/10/27(水)21:45:25 No.860745370
いや普通こう言う展開になるよな…なんでトレーナーが式神展開してんだろうな?
11 21/10/27(水)21:47:05 No.860746144
さわやかでいい話のはずなのに何か物足りなく感じるのは何故?UEが出ないから?
12 21/10/27(水)21:49:11 No.860746990
>さわやかでいい話のはずなのに何か物足りなく感じるのは何故?UEが出ないから? 落ち葉焚きの様子が足りない
13 21/10/27(水)21:54:56 No.860749559
>さわやかでいい話のはずなのに何か物足りなく感じるのは何故?UEが出ないから? 出なくていいんだよ!!!
14 21/10/27(水)22:02:40 No.860752546
トレーナーが手綱引っ張ってたら大丈夫だろう
15 21/10/27(水)22:16:34 No.860758462
穏やかに過ぎていく時間を楽しむのもいいよね…
16 21/10/27(水)22:17:42 No.860758903
数日後── オペラオーにアヤベさん、そしてそのトレーナー達と焚き火台を囲む。適当に設置しておいた野外用のテーブルにはジュースやらりんご、さつまいも等が置いてある。 主催者のドトウはと言えば── 「えっとぉ……これでいいですかぁ…?」 未だに不安な様子だった。 「じゃ、準備したのを最後に確認しようか。」 念には念を入れて用意しただけあっておそらくは大丈夫だろうが……なにが起きるか分からない、というのも正直な所である。 「…!わかりました~。……えっとぉ……──」 そうやってノートに書いた必要な物リストと照らし合わせながら確認しているドトウ。その脇にはこれでもか、と積まれた落ち葉がこんもりと塊を形成していた。 「──大丈夫、ですぅ!」
17 21/10/27(水)22:18:01 No.860759030
自信満々に胸を張り宣言するドトウにそれぞれトレーナーと談笑していたオペラオー達も向いてくる。 「じゃ、火、点けるよ。」 着火剤をバーナーで炙り火を点ける。ぽわっとした火に少しづつ小さな薪を焚べていく。 「落ち葉だけだとね、湿気ってるから火が消えちゃうんだ。」 怪訝そうな顔をするドトウやアヤベさんに説明(オペラオーコンビは撮影会をしている)しながら段々と火を大きくしていき── 「よし、これなら大丈夫かな。」 そうそう消えない大きさになった所で落ち葉を入れた。 普通の焚き火とは違う燃え方の白い煙が細く静かに上がっていき青色が薄い秋空に吸い込まれて消えてしまう。
18 21/10/27(水)22:18:38 No.860759266
「秋だなぁ……。」 「はいぃ……。」 「……だねぇ。」 「…だなぁ。」 「そうね。」 「そうだな。」 なぜだか全員しんみりとした気持ちになる。
19 21/10/27(水)22:18:56 No.860759372
そんな空気を変えようとしたのか 「ではドトウ!焼き芋をしようじゃないか!リンゴでもいいよ!」 「……オペラオー……貴女……。」 「は、はいぃ!今のご用意しま──」 オペラオーの声に反応して動き出すドトウと呆れるアヤベさん。 「じゃ、こっちは火を見てますか。」 「そうしましょうか。」 「そうするか。……暖かいな。」 アルミホイルを巻く担当達の後ろ姿を見ながらトレーナー達は暖を取るのだった。 そんな秋の日。
20 21/10/27(水)22:19:21 [s] No.860759543
即席ですがお納めください
21 21/10/27(水)22:21:25 No.860760403
そうだ 普通の落ち葉炊きはこういうもんなんだ
22 21/10/27(水)22:22:20 No.860760759
平和だな…
23 21/10/27(水)22:22:54 No.860761006
こういうゆったりした一場面見るの好き
24 21/10/27(水)22:23:57 No.860761442
完全に保護者になったトレーナーとのゆったりした日常いい…
25 21/10/27(水)22:24:53 No.860761811
ありがたい…