ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/10/25(月)16:58:16 No.860011053
満天の星空、煌々と輝く満月、ピンと張り詰めた空気。 トレーナーさんのお部屋は真っ暗で、窓から射し込む月明かりだけが私たちを照らしています。 これから始まるのは初めての……交尾。 快楽目的である遊びのセックスではなく、種を残すための本当の生殖行動。当然ゴムなんてものはありません。 薄布一枚すら脱ぎ捨てて産まれたままの姿になった私とトレーナーさんの影が近づき…唇が触れます。 「ん……ふぅ…」 永い永いキス、このまま時間が止まってしまえばいいのに。 ぬるり、とトレーナーさんの舌が侵入してきます。ここから先は初めての領域。 舌先が触れ、形を確かめ合うようにお互いを舐ると、ピチャピチャと湿った水音だけが部屋に響きます。
1 21/10/25(月)16:58:42 No.860011118
「ん…ぷぁ…れろ……」 端から唾液が零れるのも気にせずひたすらに舌を絡ませ合う。 何分間こうしていたのかは分かりませんが、口を離すとお互いの舌を透明な糸が繋いでいました。 「あ……」 肩に置かれていたトレーナーさんの手がするりと下にスライドされます。 滑るように鎖骨を経由して、トレーナーさんの手が私の胸に触れる。 優しく労わるように指が膨らみに沈んで、ガラス細工に触れるような手つきで突起を撫でられると弱い電気のような快感がゾクゾクと背中を伝います。 「ふぅ……っ…ぁ……ん…」
2 21/10/25(月)16:58:59 No.860011195
決して乱暴ではない。だけどわざとなのか優しすぎる手つきにもどかしさが募ります。 そんな私の意図を汲み取ってか、トレーナーさんの片手がするりと下半身に伸びていき… 「ふぁ……っ」 ぐちゅり、と秘部に指が一本差し込まれました。 思わず漏れ出た声にトレーナーさんが少しだけ意地悪そうな表情を浮かべます。 「濡れてるね」 「……はい…」 男の人特有の太くて硬い指が私のナカの形をじっくりと確認するように動く。 太腿までべっとりと垂れていた愛液は指が曲げられる度に更に勢いを増し、床に落ちていきます。
3 21/10/25(月)16:59:23 No.860011289
「一人でする時はどうしてる?」 「……下着越しに…入口の近くを…なぞるように…」 「じゃあ奥を触ったことはないんだ」 「……はい…トレーナーさんが…初めてです…」 「……嬉しいな」 「ひう…っ!」 浅い所を撫でていたトレーナーさんの指が更に深く、Gスポットを刺激します。 これまでに独りでした事はありますが、そんなのとは比べ物にならない程の快感。自分ですら触れたことの無い領域をトレーナーさんに支配されていく。 ……だけど、少し意地悪なトレーナーさんに私も悪戯心が湧いてきました。 ずっとお腹の辺りに感じていた硬さと熱、既に準備万端になったトレーナーさんの生殖器を撫でるとトレーナーさんの身体が小さく跳ねます。
4 21/10/25(月)16:59:42 No.860011342
「くっ…」 「とても熱くて…火傷してしまいそう…」 指でリングを作り、ゆっくりとトレーナーさんのを扱く。時々キュッと締めるように力加減を変えると正直に反応するのが愛おしく感じます。 トレーナーさんは私の膣内を掻き回し、私はトレーナーさんの生殖器を扱く。 自然と私たちは再び口付けを交わしていました。 「れろ……ちゅ……とれーなー…さん…」 「カフェ…」 「気持ちいい…ですか…?」 「あぁ…」 扱く速度を徐々に上げていくと、先端からトロトロと透明な粘液が溢れてきます。 ビクビクと脈打つ頻度も高くなり、トレーナーさんの絶頂が近い事が分かって… あっ……私も……
5 21/10/25(月)16:59:59 No.860011389
ぴたり。絶頂寸前の所でお互いの手が止まります。 ……きっとどちらも考えている事は一緒。 私はベッドに腰掛け、純白のシーツの上で仰向けに寝そべります。 「トレーナーさん……出すなら…こっちで…」 私に出来る精一杯の誘惑。 震える指先で性器を開き、濡れそぼった花弁をトレーナーさんに見せつけます。 ゆっくりとトレーナーさんが近づく。 ベトベトになった生殖器が妖しく月に照らされて… 「行くぞ、カフェ」 「来て…ください…」 入口にあてがわれた生殖器がずぷぷっ…と中に沈み込む。
6 21/10/25(月)17:00:20 No.860011457
「んはぁ……っ!」 「キツ…っ」 初めては痛いと聞いていましたが…私が十二分に濡れていたからか、それともトレーナーさんとの相性が良いのか、或いはその両方か。 破瓜の血がじわりと滲みますが、不思議と痛みはありませんでした。 感じるのは圧迫感と異物感、そして幸福。 「んうう……っ!」 挿入されただけで身体が悦んで、小さく絶頂してしまいました。 「トレーナー…さん…動いて…良いですよ…」 「待ってくれ…今動いたら出そうで…っ」
7 21/10/25(月)17:00:38 No.860011520
射精感を鎮めようとトレーナーさんが苦悶の表情を浮かべます。そんな様子が愛おしくて、ついグリグリと腰を動かしてしまいます。 「ちょっ…カフェ…ホントに出るから…っ」 「ごめんなさい…でも…腰が止まらなくて…」 「カフェ…!」 トレーナーさんが私の腰を掴む。 そのまま抜けてしまうギリギリまで腰を引いて…またゆっくりと最奥に… ぐちっ…ぐちっ…と湿った淫靡な音が響いて、一突きごとに二人の輪郭がぼやけていくような感覚。 ドロドロに溶け合って、一つの影になってしまうような…
8 21/10/25(月)17:00:53 No.860011566
「カフェ…カフェ…っ」 「トレーナーさん…トレーナーさん…っ」 もはやまともに話せるほどの理性も溶け落ち、お互いを呼びながらひたすら快楽を貪る。 何度目のストロークかは分かりませんが、お腹の中でトレーナーさんの生殖器が膨らんでいるような感覚を覚えます。 「イキそう…ですか…っ?」 「あぁ…!」 「一緒が…良いです…!」 獣のようにお互いの唇を合わせ、身も心もひとつになる。 少しだけ早くなったストロークが一瞬止まり、一気に私の一番奥を貫いた。
9 21/10/25(月)17:01:12 [終わり] No.860011632
「ぐっ……うぅ…っ!!」 「あぁ…ぁ…っ!!」 トレーナーさんの腰に足を絡ませ、一滴も零さないように身体を密着させる。 激しく脈動したトレーナーさんの生殖器からドプドプと温かい命の源が私の最奥に注がれるのがハッキリと感じられました。 「好き…っ…大好きです…トレーナーさん…っ」 「俺もだ…愛してる…カフェ…」 心地よい倦怠感に身を任せ、何度目か分からない口付けを交わす。 今の私たちは獣、夜はまだこれからですよ……トレーナーさん。
10 21/10/25(月)17:04:24 No.860012263
カフェが普通のか弱い女の子って感じで可愛いな…