21/10/24(日)23:20:55 とある... のスレッド詳細
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21/10/24(日)23:20:55 No.859828884
とあるマンション、その一室にある浴室では二人の男女がシャワーを浴びていた。女はシリウスシンボリ、男はそのトレーナーである。彼らは、あるプレイのため身を清めていた。それは 「今日は足でしてみたいんだが、構わないよな?」 というシリウスの言葉から始まった。
1 21/10/24(日)23:21:24 No.859829144
浴室から出て体を拭くと、二人は服も着ずに寝室へ向かった。男勝りなシリウスはずんずんと歩みを進めるし、負けず嫌いな面があるトレーナーもまたずんずんと歩いていた。寝室に入ると、トレーナーは仰向けに寝そべった。シリウスは太ももの間に座り、彼の逸物を足の指で軽く撫でた。 「なんか……変な気分だな」 トレーナーも同感だった。彼女のフケを解消するために今まで行ってきた行為は肉体を貪るように絡み付かせながら行う性交だったが、今は少し体が離れている。そもそも、フケの解消なら性器への刺激が効率的では?とトレーナーが質問すると、シリウスは肩をすくめた。 「分かってないな。こういう楽しみで発散したい気分なんだよ」 乙女心というのは難しいものだ、トレーナーには理解が難しかった。ふに、ふに……と踏まれると少しずつ肉棒が硬くなってきた。しかし半勃ちほどにもならない。せいぜい甘勃ちだ。
2 21/10/24(日)23:22:13 No.859829498
「なんか違う。なんか……」 ああ、こうすればいいのか、と一人で納得したシリウスはトレーナーに体を起こすよう指示した。トレーナーは言われた通り起き上がり、ベッドの上に座っているような姿勢になった。そんな彼に、シリウスが膝立ちで近付く。 シリウスはトレーナーの背後に回り、その魅惑の身体を押し付けた。トレーナーの背中に乳肉が密着し、血流が急速に股間へ集中した。半勃ちほどになったそれに、シリウスの両足が迫り……竿の部分を土踏まずで包み込んでしまった。 「これだな……アンタも、私の身体をたっぷり味わえて満足だろ?」 耳元を襲うハスキーボイスで、背筋に甘い快感が走った。それを見逃すシリウスではない。ニヤリと笑ったかと思うと、トレーナーの右耳に吐息を吹き込む。未知の感覚に、トレーナーは悶えた。 「素直でいい身体だ……たっぷりもてあそんでやるからな」
3 21/10/24(日)23:22:50 No.859829835
ゾクゾクとした感覚に翻弄されている隙に、陰茎にも悦楽が与えられる。ギリギリ触れるくらいの場所に調節された両足が、僅かな空気と共に肉棒を扱いているのだ。かと思えば、次の瞬間には足指が亀頭を包み込んで揉み込むように刺激する。そしてこの間絶え間なく右耳は刺激されていた。 「我慢せずに……私とアンタしかいないんだ。もっと喘いでいいぞ……」 あっという間にコツを掴んだのか、シリウスはもう言葉だけでトレーナーを容易によがらせていた。快楽電流から逃れようにも、両腕にしっかりとホールドされた体では抵抗はできない。その上、体を動かすたびにシリウスの双丘がトレーナーの背中で自在に形を変え、彼の気力を奪う。 もはや逃れることはできなかった。緩んだ彼の口端からは僅かに涎が垂れ、鎖骨を濡らした。 ボルテージは急上昇している。イっ……と彼が声を漏らしたところで、シリウスは足の動きをぴたりと止めた。
4 21/10/24(日)23:23:18 No.859830025
「おいおい、勝手にイくなよ。『イかせてくださいお願いします』、だろ?」 その言葉を吐いた後でシリウスは後悔した。トレーナーは「……言わん……」と声を発し、押し黙ってしまった。 思えば初めて出会った時もそうだった。その日のうちに出さなければいけない書類を風に攫われたトレーナー。その書類を手にしたシリウスが「返して欲しかったら上手にオネダリしてみな」と挑発したら、彼は「じゃあいい」とだけ言って印刷室へ走ったのだ。シリウスはあの時、ぽかんとした顔を浮かべていた。 「オネダリすれば、すぐに天国よりも高い場所を連れてってやるよ」 返答は変わらなかった。このトレーナーは自分がお願いすると9割9分聞き入れてくれるのだが、自分からは決して願わなかった。頑固な意地悪者だ。
5 21/10/24(日)23:23:36 No.859830172
一方、トレーナーにも考えがあった。彼はこの歪んだ関係に終止符を打つべきだと考えていた。フケの解消は本来単独で行うべき行為だ。それに、この関係のせいでフケが起こるペースが早まっている。彼女の競技人生のためにも、この関係はやめるべきだった。たとえ自分が、彼女以外で興奮することができなくなっていても、だ。 「アンタはいつもそうだ……私のことが嫌いなのか?」 返答は否。彼はシリウスシンボリのことを誇りに思っている。その内に秘めた才覚を、是非発揮して欲しいと常々思っている。
6 21/10/24(日)23:24:14 No.859830480
ちょうどいい機会だ。彼は海外遠征計画について話すことにした。日本ダービーに出走した後すぐに海外に飛ぼうと思っていること、そこから転々と長期間に渡り海外のレースに出ようと思っていること、現地のトレーナーに彼女を任せようと思っていること……そこまで話した時点で、足裏が彼の肉棒を抱擁した。 「今、私が力を入れれば。アンタを一瞬で竿無しにできる」 トレーナーは口を閉じた。理由は分かっている。 「アンタ以外に私のトレーナーはいない。アンタがそれを認めるまで、絶対にイかせてやらない」 臨むところだ、と彼は返した。シリウスはその言葉を聞いて、少し息を吐いたようだ。 「逆か。アンタは、焦らされるより搾り取られる方が辛い」 突如、シリウスの足が躍動した。肉棒の各所を的確に刺激する……カリ首、根本、亀頭の先まで……トレーナーは下唇を思いっきり噛んで快楽に耐えた。
7 21/10/24(日)23:24:45 No.859830711
「……イ、け」 冷たい声が鼓膜を揺らした次の瞬間、シリウスはトレーナーの耳に接吻し、息を吹き込んだ。全身が脱力したトレーナーはシリウスに体を預け、肉棒の封を外す……勢いよく白濁が噴き出し、彼女の脚をふくらはぎまで汚した。 大絶頂後、トレーナーは口内に鉄の味がしていることを悟った。視線を下に向けると、下唇から出血している。噛みすぎたのだ。 「……なんで、そこまで頑固なんだ」 彼女に顔を向けて、お前のためだ……と言う前にトレーナーは唇を奪われた。シリウスの舌が血を舐め取り、嚥下する。少しの静寂の後、唇を離した。赤混じりの銀糸が二人の口内を繋いでいる。 「とにかく、アンタ以外に指導されるなんて認めない。私は一生、アンタのウマ娘だ」 その言葉を咀嚼したトレーナーは、言葉を漏らした。それが、お前の望みか、と。
8 21/10/24(日)23:24:56 No.859830794
「そうだ。一生のお願いだ。アンタなしじゃ、私は成立しない」 トレーナーは押し黙り……また力を抜いた。体がずり落ちる。彼女の太ももに頭を預け、目を合わせた。彼女の目はいつだって真剣だ。虚言を吐くことはない。分かった、と伝えた。俺はお前の、一生のパートナーだ、と。 シリウスは表情に笑みを戻し、トレーナーの前髪を撫でた。それでいいんだ、それがいいんだ……と、彼女はトレーナーの頭を抱き締めた。
9 <a href="mailto:s">21/10/24(日)23:26:12</a> [s] No.859831377
おわり シリウスシンボリの回し蹴りの映像が見つからなかったので怒りの足コキ怪文書を日曜夜にお届けに参った Giant Stepを聴きながら書きました
10 21/10/24(日)23:27:55 No.859832196
仕事が早い タイトルホルダーを名乗ろう
11 21/10/24(日)23:29:26 No.859832859
このシリウスの独占欲いい…
12 21/10/24(日)23:41:58 No.859838800
いい…
13 21/10/24(日)23:44:14 No.859839963
悔しいくらい上手い…
14 21/10/24(日)23:47:05 No.859841239
この後普通に結婚してそう
15 21/10/24(日)23:47:57 No.859841654
いいよね血が混じるの
16 <a href="mailto:s">21/10/24(日)23:50:40</a> [s] No.859842732
血はセクシーな体液だと思う
17 21/10/24(日)23:54:39 No.859844280
ハロウィンイベントで吸血鬼のコスプレして本当にトレーナーの首に噛みついて来てちょっと流れる血を舐め取ってほしいウマ娘一位になりましたありがとうございます
18 <a href="mailto:s">21/10/24(日)23:56:37</a> [s] No.859845104
>ハロウィンイベントで吸血鬼のコスプレして本当にトレーナーの首に噛みついて来てちょっと流れる血を舐め取ってほしいウマ娘一位になりましたありがとうございます いい… 他の子たちには甘噛みくらいで済ませるのにトレーナーだけは強めに噛んじゃうんだ…
19 21/10/25(月)00:00:18 No.859846550
そういえば次の週末はハロウィンですね
20 21/10/25(月)00:12:13 No.859851227
新作キター 素晴らしい作品をいつもありがとう…
21 21/10/25(月)00:13:35 No.859851759
イケッって耳元で囁くのが似合うウマ娘暫定一位…
22 21/10/25(月)00:19:05 No.859853779
スレッドを立てた人によって削除されました 「原神」始めるなら今! 原神――冒険はついに新たな舞台へ
23 21/10/25(月)00:19:11 No.859853809
良い関係だ…