21/10/24(日)01:58:50 私だけ... のスレッド詳細
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21/10/24(日)01:58:50 No.859486783
私だけに限らないだろうが、休日というのは得てして忙しいものだ。休暇を楽しむにしても、雑事を片付けるにしても。東奔西走することを求められるし、こなすはずのタスクの枝は知らないうちに青々とした葉で生い茂る。一般的な社会人である私もその例には漏れず、休暇を返上して積み重なった幾つもの"するべきこと"に取り組んでいた。 「ん……あ、ふう……」 それもようやく一段落。なんとか買い物までを終えた私は、スカートの裾がはためかないように気をつけながら歩き出す。大丈夫、目指す場所はここからそれほど遠くはない。このまま何も起こらなければすぐに到着するはず。しかし、私の望みはそうやすやすとは叶わない。目的地に向かって十分ほど歩いたところで、思わぬ人物が私の目の前に現れた。 「あら! こんなところで会うなんて、久々ねえ!」 「……えっ、あっ! せ、先輩どうもこんにちは。お久しぶりで……もないような気がしますけど」 「そうだったかしら?! にしても相変わらずのサイズ感! ちっちゃカワイくてキュートねえ~!」 「もうっ、それは……気にしてるんですからやめてくださいよっ」
1 21/10/24(日)01:59:36 No.859486954
「あはは、ごめんなさいね。というか……久々はともかく奇遇ってカンジよ私? こんな休日にキャピタルオブトウキョーのブルジョワジーなホテル街で会うなんてさ。はっ、もしやもしや~……?!」 「あはは、そういうの、じゃないですよ」 「なんか歯切れ悪くな~い? コイツはなにか重大な秘密が隠されてると見たわ! ま、お姉さんは詮索なんて野暮な真似しないけどね。休暇を楽しみなさいな!」 「相変わら……あぅ……ず、ですね。マルゼンスキーさんとの関係は……良好ですか?」 「ん~? 妙なコト聞くわね。でもまあ、そこそこね。いやああの子はやるわよ~! ちょびかし年下ってのもあるけど、なんか親近感湧いちゃってねえ! 私メッチャ期待チューよ!」 「なら私も……頑張らなきゃっ! 先輩とマルゼンスキーさんには負けませんからね」 「嬉しい挑戦状貰っちゃった、期待してるわよ~! そういや唐突だけど、そっちはトレーニングとかコミュニケーションとか。順調?」 「あ、あはは。まあ、そこそこ、ですかねえ?」 「何分あまり例のないことだからね。飛び級までした才媛がトレーナーに、なんて」
2 21/10/24(日)02:00:41 No.859487167
「わ、私の専攻は人体力学と人間工学ですから。研究するにはもってこいだったんです。でも、まさか。でしたね。形でとった資格を活かすことになるなんて、当時は思ってもいませんでしたし……」 「ふふふん、可愛い奴めえ。でも、あんまりにも意外よ。ある種華やかで残酷とも言えるこの業界に足を踏み入れる気になるなんて……ねえ、一体何がキッカケだったの?」 「えと、それは……」 「あーっ、お・ね・え・ちゃあ~ん!」 ぞくん。背中を伝う、落雷に酷似した激烈な刺激。努めて平静を装いながら、声のした方へと振り向いた。ああ、間違いなく、カレンだ。私たちのチェックインしたホテル、そこに併設されたドラッグストアから出てくるのが見えた。当然、片手にぶら下げた大きなビニール袋も、見えた。 「じ、じゃあ、その! また今度ゆっくりお話しましょうね先輩!」 「あーら連れないわねえ。でもま、担当さんがいらっしゃったなら、しみったれた世間話もオシマイね。オバンは去るわ! それじゃ、バーイ!」
3 21/10/24(日)02:02:56 No.859487758
先輩は別れの挨拶を私に告げると実に美しく去っていった。ウマ娘のトレーナーは、担当に似てくるとかよく言うけれど、あの人はまさしくそれだと思う。密接に隣り合う者たちはみな長く連れ添うことで、互いに即した形になるよう自身……いいや他者をも変形させていく。摂氏千度を臨むような"熱"の訪れるタイミング。ふいごなど存在しない現実においてそれが予測困難なことを除けば、人と人の関係性とは炉にくべた鉄とイコールだろう。関係性は感情と信頼という熱によっては鋳溶かされ、叩き延ばされたのちにやがて形を定める。鉄でもなんでも熱いうちに叩くべき。一度固まってしまえば、大元が出来上がってしまうのだから劇的な変化なんて起こしづらい。経年による変化だってかすかなもので、表層が欠けたり角が取れたりするとかその程度だ。大元が変わることなんて滅多にない。互いに貼り合ったレッテルは、ちょっとやそっとのことでは剥がせない。タイミングを逸した時点で固定化された形に、もはや取り返しなどつくはずもなく。 とどのつまり、私はもう――
4 21/10/24(日)02:03:52 No.859487970
「お~ね~え~ちゃんっ。ね、聞こえてるよね? カレン待ちくたびれちゃった。お・ま・ち。いーっぱいしたんだよ?」 カレンはウサギのように跳ね回りながら私の元へとやってくる。そしてそのまま手慣れた足運びで私を路地裏へと連れ込んだ。微笑みを絶やさず、常にカワイクを至上とする彼女。その姿は一見するなら普段通り。寧ろ普段よりもカワイさに満ち溢れてすらいる。だが、それなりの期間を共に過ごしてきた私にはわかる。待ってたと口にする言葉の端々に、険……いや鋭い棘のようなものがあることが。 「ひゃっ……!」 「ふふ、ひゃっ、だって。ごめんね、カレンの手つめたかった?」 ごめんねと宣うその口は、形だけの謝罪を終えたらしい。身をよじって逃げようとしても、無駄。ロマンス映画ヒロインかの如く、私の背後から脇の下を通すような形で肩口を掴まれ、身じろぎ一つ出来ない形で抱き留められていた。 「んんっ、うぅ~……」 「うふふ……かわいい。カレンとは別の意味で、かわいいね、お姉ちゃん?」
5 21/10/24(日)02:04:33 No.859488135
耳をくすぐるような囁きから逃げようとすれば、ひたり。指先の肉感的でない部分、恐らく爪を首筋に当てられた。そのままうなじのラインを沿うように、ネイルを外したカレンの、たおやかでいやに冷たい爪の先で撫でられていく。背筋から脳天を突き抜けていく、ぞくぞくなんて言外の感覚が、私に抵抗するための気力を呼び起こした。 「やあっ、やだっ、カレンやめて、こんなとこで……っ!」 「ふふっ、やぁ~だ。あ、そうだ。やっぱりやめてあげる」 「えっ……?」 私を縛り付けていた拘束があっさりと解ける。一旦カレンから距離をとって居住まいを正す。息を大きく吸って、ゆっくり吐いて。意を決してカレンの方を向けば、彼女はひどく艶っぽい薄桃色の瞳を細めて、含みのありそうな微笑みを浮かべていた。 「もっと~……してほしかったんでしょ?」 「違うっ、違う! でも、なんで急にって、そう思ったのっ!」 「はいはい、そういうことにしておいてあげるね。とりあえずね、確認しなきゃって思ったから。してあげたくてもしょーがないの」 「それで、何……?」 「まずこれ、カレンが持ってるの何かわかる?」 「……わかる」
6 21/10/24(日)02:06:30 No.859488564
「もういっこ。お姉ちゃん、メモに書いたのちゃんと買えた?」 フラットな声色でそう言われ、"するべきこと"を思い出し、さあっと血の気が引いていく。 「……ばかにしないで」 子供扱いするカレンに抗議の視線を送るも、『プライベート』だからか全く相手にしてもらえない。 「こら、めっだよ。怒っちゃだーめ。でもね、いが~い。お姉ちゃんのことだから、やっぱりジュニアなお洋服なんて買えないよ~ってメッセージ送ってくるかなって思ってたから。まあいいや、袋なんていくらでも誤魔化せるし、レシート見れば買えたかどうかなんてすぐ分かるもんね。ほら、みーせーて?」 財布に忍ばせておいたレシートを手渡すと、カレンは購入物の羅列へとさっと目を通し、すぐに満面の笑みを浮かべた。 「ふむふむ……うん、よーくできましたっ。年中さんくらいにはれべるあーっぷ、かな?」 「でね、その……カレン、えと、あの……」 「ん~? ……くんくん、あーなるほどね。それで、どうしたの?」 「あの、その……」 「だからなあに、お姉ちゃん?」 「もう、もうおしまいにしよ……?」 「えー、なにを?」 「何って……恥ずかしいよ、こんな……」
7 21/10/24(日)02:07:50 No.859488881
問いかけを無視してカレンは路地裏に私を残し先に行こうとする。 私は彼女を振り向かせるために、制服の裾をぐいと引っ張った。 「ん~? だ~か~ら~、何が恥ずかしいの?」 「だって、こんなの……私、赤ちゃんじゃ……」 「あれ~? カレンと一緒にお散歩してたとき、泣きながらおもらししちゃったのはどこの誰……だったかなあ?」 「そ、それはあ……! 関係、ない……もんっ」 「だーめ。ダメだよ、お姉ちゃん。じゃあ確認しよっか。ほら、スカートの中、見せてみて~……?」 私の身体はカレンよりも一回り以上小さい。胸元、いいや腰のくびれやヒップラインはおろか、顔つきですらお世辞にも大人のそれとは言い難い童顔さだ。本来の歳頃として見られたことなど一度もなく、良くて中学生下手すると小学校のちょっと発育の良い中学年程度に見られてしまうことだってある。アニメか漫画にしかいないような身体的特徴は、周りから猫かわいがりという庇護を享受できる代わりとして、私に相応のコンプレックスを抱かせるに至った。発育は人それぞれなのだから、仕方のないことだと分かってはいる。
8 21/10/24(日)02:08:56 No.859489127
そもそも私の肉体的な年齢は、社会に出ている一般的な大人よりも幾分か若い、というか年経ていない。それだって事実だ。ちんちくりんで貧相な自分の身体に、発育の良い身体への恨めしさがあるのは事実だけど……だけどもだ。それを理由に、不必要に、しかも歳下の担当の子に。スカートをたくし上げることを命令されるなんてあり得ない。理屈にならない。絶対にいやだ。 「……しらない」 「こらっ!」 諫めるような叱りの声は私以外が聞いたなら、きっと可愛らしいものとしか認識されないだろう。高圧的な印象は一切感じられないし、怒気をまとわせて詰め寄っているわけでもないからだ。姉妹がじゃれあっている、よくある光景のひとつとして苦笑される程度だろう。しかし、至近距離で面と向かって、何より私に向けて耳にすると、あまりにイロが違う。自分でも驚くほどの恐怖心に全身が支配される。射竦められた小動物のように身体は震え、じんわりと視界が涙色に染まっていく。 「うっ、あぅ……」 「あちゃー、ごめんね、お姉ちゃん。泣かないで、大丈夫だよ、こわかったね~……よしよーし」
9 21/10/24(日)02:12:26 No.859489972
自分が情けなくて仕方ない。なのに涙は止まらない。本物の幼子のようにぐずり、泣いて、カレンに慰められていれば。身体が勝手にぶるりと震えた。 「やっ、やだっ、あ、あっ」 「おっと~?」 秋口の風は冷たく、我慢することを難しくさせる。尿意を感じたらすぐにでもトイレに行かないと間に合わなくなりがちな私の身体だけれど、ここは東京駅のホテル街。コンビ二や店なんていくらでもあるから、駆け込めるトイレはそれこそ山のようにある。けれど、カレンがそれを許してくれない。手を押し付けて我慢したくても、両手はカレンに取られている。当然ここから動くことも出来ない。私に出来ることはやだ、やだと口にしながら涙を浮かべることぐらい。数分もしないうちに僅かに零れだす程度から変わり、底面を叩くような水量へと変化して。 「あ、あぁぁ、あぅあぁあ……」 腰の引けた体勢で、全身を震わせながら。我慢の限界を迎えた私から、おしっこが出て行って。身に着けた『下着』へともの凄い勢いで広がっていった。
10 21/10/24(日)02:13:34 No.859490221
「あっ、ああ、ううぅ~……! うっ、うぅぁああ~ん……」 「あ~、出ちゃったんだ、お姉ちゃん。ほら、泣かないで~。ね、今なら、上げられる?」 泣きべそをかきながらこくんと頷く。ここまで来れば私はもう母親に手を引かれる幼児と同じだった。私の中にほんの少しだけ残った羞恥心が、周りにバレないよう気を配らせてくれる。周囲を確認して、今なら、だいじょうぶかも。私は言いつけに従って静かに、ゆっくり、スカートの裾をたくし上げていく。 「はずかしい、はずかしい、はずかしい……っ!」 瞳が潤んでくるのが分かる。何をしなければいけないとか、学術体系的な話とか。いつも考えているようなことは、今一時の恥ずかしさによって全部上塗りされていく。嫌だと言って許してくれるようなカレンじゃないって知っている。上げたくない、でも上げなきゃ一生このまま。諦めと抵抗のせめぎ合いは、カレンのこぼした溜め息によって、諦め側に傾いた。ゆっくり、ゆっくり、勿体ぶるかのように。たくし上げられたスカートの中から現れるのは。
11 21/10/24(日)02:14:19 No.859490387
大人の女性が穿くようなレースの鮮やかなパンティーでもなければ、私の体形にひどくマッチしてしまうお腹まで覆うような幼いパンツでもなく。もこもこと全体のフォルムに、お腹を覆うギャザー部分。表面部分には小さなリボンと花の意匠が散りばめられた、ほんのりピンク色で子供っぽい柄の紙おむつだった。 「わあ~……まっきっきだね、水風船みたいにたぷたぷになってるし。ほんとうにいっぱいでちゃったんだね」 おむつがどうなっているのかなんて角度的に私からは見えない、というか見たくない。私にわかるのは内股を擦れる水っぽく不快な紙とも布ともつかない感触と、腰を覆うステッチ部分が出てしまう前よりも下がっていることぐらい。だからカレンの言を信じれば薄黄色く染まってしまっているのだろう。恥ずかしさで目の前がちかちかしっぱなしだった。 身体的特徴を差し引いても、私は元々トイレがかなり近い。間に合わなくて漏らしてしまうのは滅多にないが、不意に来る寒気や簡単に訪れる膀胱の限界によってちびってしまうことは多いため、パンツにはいつも尿取りパッドを付けている。
12 21/10/24(日)02:16:09 No.859490739
不安を解消してくれる代わりに、薄手のショーツなんて頑張っても穿けない。それどころか小さな体格も相俟って、私が穿くのは大体子供向けの、厚手のものばかりだった。だからって―― 「私……おむつなんて……やだ……」 「何言ってるの? 口答えなんて出来ないんだよ? お姉ちゃんにはこれが必要なんだもん」 「でもぉ……!」 「それで? お姉ちゃん。さっきの抜きで何回おもらししちゃったの?」 カレンの冷徹な詰問から逃げるように目をそらす。 「えと……二……回だけ……」 「こんなに出てるのに? うそだよね? ほんとは?」 ぐにん。カレンは私の大事なところ、おしっこをたっぷり吸って重たくなったおむつの、たぷたぷになってしまっている場所を、この状況とはあまりにも不釣り合いな美しい指先で強く押した。指先一本とはいえウマ娘の力。かかる圧力は相当なものだからこのままじゃ、ギャザーの端から染み出してしまうのも時間の問題だった。 「やっ……! やだぁ……!」 「はーやーくー……」
13 21/10/24(日)02:17:00 No.859490927
責め苦から苦れるように身をよじるも、カレンがやめてくれる気配はなかった。むしろ、私が嫌がるのを待っていたかのように、強く、さらに強く押される。パッドを何枚か入れているとはいえ、所詮は子供用のおむつとパッド。想像よりも吸収量に乏しいそれは、複数回のおもらしで既に用を為さなくなっていたのだろう。いじめるように押されていた、吸収ポリマーとギャザーで出来た堤防はいとも簡単に決壊した。トイレで出さないといけない、ほんの少し生暖かい液体が太ももの内側をつうっと伝っていく。 「うっ、うぅ……もう、やめてよぉ……!」 「それじゃもう一回だけ聞くね? お姉ちゃん、本当は何回?」 「やっ、もうやだっ、三回、三かいっ!」 「うふふ、はーい……よくできましたあ」 どこかで拭い去られることもなく、白い靴下の上部を薄黄色く染め上げていく。見えたわけではないけれど、足を伝って靴下のところで不快な感触が留まったから、多分そうだと分かってしまった。カレンは嗜虐的だ、二人でいるときは特に。 「ふむふむ……ちらっ」 「やっ、何するのっ?!」
14 21/10/24(日)02:17:26 No.859491041
お腹を覆うギャザー部分をぐっと引っ張られ、秘しておかなければならない部分が外気に晒される。おしっこを吸ったおむつとは言え、身に着けた部分から離されると落ち着かないものだ。カレンはたくし上げたスカートのその下に顔を埋めている。嫌だ、止めて。そう伝えられればいいのだが、現実私にはなす術などないのだ。彼女が満足するまで 観察が終わったのか、カレンに引っ張られたおむつの部分がぱん、と音を立てて戻れば。じっとりとした温もりと重たさが不愉快な感触と共に下腹部へと帰ってきた。 「いやあ、お姉ちゃん。本当にいっぱい出したんだね。ここまでとは思わなくてカレンびっくり。外側だけでもまっきっきだから一応中はどうかなって見てみたら……白いとこ一つもなかったもんね。しかもたっぷたぷ。ちょっぴり吸いきれてなかったし。でもそうだよね、たっくさんお茶飲んだもんねえ。おトイレ間に合わなくて仕方ないかもね。あはは」 カレンは私のたぷついたおむつをぽんぽんと叩いて、目を閉じて耳を澄ませている。何をしているのかと思ったが、おむつの水音を聞いているのだと理解して、恥ずかしさのあまり涙がこぼれそうになる。
15 21/10/24(日)02:17:58 No.859491178
「もう、やめてよぉ……カレン、こんなことやめよ? ねえ……」 私の懇願など意にも介さず、すんすん、匂いを確かめるように鼻を鳴らして、蠱惑的にすら映る微笑みを向ける。 「しーっ。おっきな声出したらバレちゃうよお姉ちゃん? それににおい……ふふっ、あかちゃんよりおしっこくさいから他のひとも気づいちゃうかも?」 「……うるさいっ!」 「あーあ、すぐ怒ったり泣いたりしちゃうし。おむつ穿いたりおもらしもしちゃうし。これじゃあかちゃんと一緒だね」 何て横暴な言い振りなんだ、カレンからの言いつけで穿いているのに。頬を膨らまして怒りたくなったが、そんなことをすればあの子の思うつぼだ。 「カレンのせい、だもん」 「なあに、カレンのまね? お姉ちゃんはお姉ちゃんなんだから、甘えるふりしちゃだめでしょ?」 「ちがうもん……」 「違うって何がなのかなあ。ねえ、お姉ちゃん。お姉ちゃんって何歳だったっけ?」 「じゅう、はち……」 「ふ~ん……ふふ。そうだよね、カレンとみっつかよっつしか違わないんだよね。ふふ……かーわいっ」
16 21/10/24(日)02:20:09 No.859491719
カレンが上唇をぺろりと舐める。思考の定まらない私は気付かない、カレンの匂いが変わったことになど。 「んむっ……!? んっ、んぅ……あぅ……」 骨の髄を溶かし尽くすような、深く粘度の高い口付けが私を犯す。口内を蹂躙する舌と唾液と愛の欲。自分の目が、とろんとしていくのが分かる。長くはないそのキスは、私の思考を乱し狂わせるのに十分すぎる熱量を帯びていた。 「ふぅ……うふふ、あかちゃんにはもったいないキス。おいしかった? えへへ、そっかあ。お姉ちゃんの顔で丸わかりなの、かわいいね。あのね、カレンね、お姉ちゃんにいっこだけ言っとくね。お姉ちゃんがどれだけ、どれだけヘンタイさんでもね、カレン別にいいの。やっと見つけた私だけの王子さまでお姫さまだもん。絶対に離さないし、見限ったりもしない。ね、この意味賢いお姉ちゃんなら分かるよね?」 今のカレンは捕食者だ。ぎらつく瞳で私を射竦め、強靭な肉体で私を束縛したのちに、毒牙持つ蛇の如く獲物に食らい付き、味わいながらじわじわ飲み下す。カレンの行き着いてしまった姿を想像して、ぶるり、また身体が大きく震えた。
17 21/10/24(日)02:21:39 No.859492063
「カレンっ……」 「なあに?」 「おむつ……早く、かえて……」 「へえ、そんな頼み方なの?」 見下したような、格付けは済んだとでも言わんばかりの眼差しに懇願など一蹴される。まともに取り合ってもらえるわけもなく。私は、カレンがもっとも望んでいるだろう言葉を差し出す。 「おねがいします、カレン、おねえちゃん」 「うふふ……ふふふ、それじゃ~あ……」 目の前を遮る長方形の物体。書かれている文字を読めば、それはホテルのカードキー。 「かえたげるから、ホテル。行こっか?」 なけなしのプライドを完膚なきまでに破壊するカレンの微笑みに。私は差し出された手を取って。幼女のように袖に縋って、彼女に引かれるように歩みを進めていく。どうしてこうなってしまったんだろう。そう考えることも出来ないまま、スカートの上からおむつを押さえて、よちよち歩きしか出来ない惨めな格好のまま私はホテルのロビーをくぐった。
18 <a href="mailto:s">21/10/24(日)02:25:33</a> [s] No.859492908
カレンに…管理されたくて…合法ロリと組み合わせて…長々と性癖出して…すみません…自分がシコれるように書いたんでシコって寝ます…
19 21/10/24(日)02:25:55 No.859492979
ウワーッ!?倒錯してる!?
20 21/10/24(日)02:26:38 No.859493149
すごく熱意を感じる…好きだよこう言うの
21 21/10/24(日)02:28:28 No.859493474
おもらしプレイとはまたこれは… でも2人が幸せならOKです
22 21/10/24(日)02:29:15 No.859493584
文字数の圧がすごい…
23 21/10/24(日)02:41:03 No.859495357
文字量もすごいけど二人の関係の倒錯っぷりが自分の好みすぎて感謝しかない… 本当にありがとう…
24 21/10/24(日)02:47:05 No.859496236
めちゃめちゃ良かった… 手玉に取られてる感じが凄くていい…
25 21/10/24(日)03:01:18 No.859498206
年下の女の子にオムツ替えられる気分はどうですか? 感想を述べてください!
26 21/10/24(日)03:03:09 No.859498442
考えたらカレンチャンって結構体格いい方なんだよな…
27 <a href="mailto:s">21/10/24(日)03:13:26</a> [s] No.859499630
fu459797.txt ふう…ちょっと誤字脱字とかあったから加筆修正させていただいた カレン優位のおねロリおむつおもらしなんて私以外に需要あるのかと思ったら意外とあって嬉しいね…へへ…