虹裏img歴史資料館

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21/10/19(火)21:41:46 今私は... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1634647306455.png 21/10/19(火)21:41:46 No.858115853

今私は、トレーナーさんの部屋にいます。 別に深い意図があるわけではなく……。 トレーニング用品の購入ついでに、休憩がてらコーヒーでもどうか、ということでした。 「最近練習しててね。カフェの口に合うといいけど」 そう呟きながら、キッチンへと消えていったトレーナーさん。 私はというと、初めてのトレーナーさんの部屋に興味津々で……。 「……トレーナーさんの……香りがします……」 腰掛けていたベッドに顔を埋めると。 大好きな匂いに包まれて、頭がぽーっとしてきます。 「……誰が来ても、トレーナーさんが私のモノだと分かるように……」 そんな不純な動機から、猫のように頭を擦りつけて私の匂いを残します。 トレーナーさんと自分の匂いが混ざった空間で悦に入りながらも。 「……何をやっているんでしょうか、私は……」 どこか、冷めた気持ちも同居していました。

1 21/10/19(火)21:42:09 No.858116060

すると隣にいたお友だちが、くいくいと袖を引っ張ってきます。 「どうしたんですか……そんな慌てて……」 引っ張られるがまま、トレーナーさんの本棚を見てみると、一番目立つ位置に置かれていたのは……。 「……シチーさんが表紙の、モデル雑誌……」 頭を金槌で殴られたような衝撃に襲われました。 慌ててその雑誌を手に取り、ページをめくります。 シチーさんやカレンチャンさんを中心に、今をときめく人気ウマ娘たちが大きく特集されていました。 「……トレーナーさんも……男性ですからね……」 綺羅びやかな娘たちに目がいってしまうのも仕方ないかもしれません。 そう、頭では分かっているのですが……。 「……私の……トレーナーさんなのに……」 胸の奥からどろりと、良くない感情が溢れてくるのが分かります。

2 21/10/19(火)21:42:33 No.858116241

「カフェ、そろそろコーヒーでき……」 そう言いながら部屋に入ってきたトレーナーさんは、私の姿を見て絶句しました。 正確には、私の手元の雑誌を見て。 あっけらかんと開き直って、明るく話題でも振ってくれればこちらも適当に流せるのですが。 「えと……カフェ、その……その雑誌は……だな……」 後ろめたそうな態度を見て、もう、我慢ができませんでした。 私はトレーナーさんのシャツを掴むと、勢いよくベッドへと引き倒して。 「か、カフェ!?」 「……トレーナーさん……この本、どういうことですか……?」 ベッドに押さえつけてウマ乗りになりながら、先程の雑誌を隣に叩きつけます。 「……トレーナーさんは……私よりも、この娘たちの方が……」 「ちょ、ちょっと落ち着いて、カフェ……」 「駄目です……駄目ですよ……あなたは私のトレーナーさんなんですから……」 自分でも、自身が掛かっているのが手に取るように分かります。 けれど、止まれない……一度タガが外れてしまっては、自分では……。

3 21/10/19(火)21:42:53 No.858116417

「匂いをつけるだけでは……足りないみたいですね……」 「カフェ、何を……つッ……!」 トレーナーさんの首元に噛みつきます。 僅かに歯を立てて、微かに血が滲むように……。 それを優しく舐めとり、強く吸います。 「ぁ……駄目だ、カフェ、それは……」 「……ふふ……何が、ですか……?」 「カフェにそんなことされたら……変な、気持ちに……」 「……いいんですよ、トレーナーさん……あなたは私の、私はあなたの……モノなんですから……」 二人の身体から漂う、コーヒーの香り。 香ばしいその匂いが互いの思考を狂わせ、ほろ苦くも甘い世界へと引きずり込んでいきます。 細い体で抱きしめると、トレーナーさんは動揺しつつも、私の髪に埋もれて荒い吐息を漏らしていました。 「そう……いっぱい息を吸って……私を、取り込んでください……」 その体の中の不純物を、吐き出すように。

4 21/10/19(火)21:43:12 No.858116593

するとトレーナーさんも、私を抱きしめてきて。 「違うんだ、カフェ……」 「何が、ですか……」 「その雑誌を、買ったのは……36ページ……」 真っ赤に上気した表情でこちらを見つめて、トレーナーさんが息絶え絶えにつぶやきました。 言われて、そのページをめくってみると。 「……ぁ……」 「……恥ずかしくて、言えなかったんだ」 そこに写っていたのは、有マ記念勝利後のインタビューに答える、私の姿でした。 「もしかして……」 振り返って、もう一度本棚を見てみると。 よく見るとどの本や雑誌も、見覚えがありました。 この本棚は、丸々全て……。 「そこ……カフェの本、集めてる棚だから……」 顔を手で覆い、トレーナーさんはこちらに目を向けられない様子でした。

5 21/10/19(火)21:43:31 No.858116740

どうにも胸が、熱くなって。 「……トレーナーさん……私に夢中じゃないですか……」 「……悪いかい」 そんなわけ、ないじゃないですか。 理性で堪えるのに必死なトレーナーさんを見ていると……私も、もう……。 制服のボタンを、上から一つ、一つと外していって。 「! それは駄目だって、カフェ!」 「……そうですね……イケナイこと、ですよね……」 お互いに口ではそう言いつつも、私もトレーナーさんも、期待と熱に浮かされた気持ちは止まらなくて。 「……んっ……んむ……」 力任せに奪った唇は、何の抵抗もしてきませんでした。 「……ちゅ……ん……はぁ……」 そのまま両腕を押さえつけて、舌を絡めて。 唇を離すと、わずかに糸を引いて。 トレーナーさんを征服するように、熱のこもった目で舌舐めずりをしてしまいました。

6 21/10/19(火)21:43:46 No.858116855

「……ここまで来てしまいましたから……」 この先も、いいですよね……? 言葉に出さず、視線でそう訴えると。 トレーナーさんも最早制止しようとはせず、脱ぎかけた私の制服に手をかけました。 「知らないぞ、どうなっても」 「……ふふ……それは私の台詞ですよ……」 そう言って、トレーナーさんに覆いかぶさって。 淹れてもらった、コーヒーの存在も忘れて。 私たちはただ貪るように、ひたすらに互いを求め合いました。 そして、私たちが終わりない情事に耽っている間。 お友だちは恥ずかしそうに、ずっと窓の外を眺めていました。

7 21/10/19(火)21:44:02 No.858116974

明日からいよいよシナリオ解禁だからしっとりカフェも今日までかもしれないねぇ だから今日くらい乱れたまえカフェ

8 21/10/19(火)21:45:19 No.858117609

あいつらうまぴょいしたんだ!

9 21/10/19(火)21:46:18 No.858118063

ウワーッ!? 友達いる前で!?

10 21/10/19(火)21:48:12 No.858118881

これには友達もほっこり

11 21/10/19(火)21:50:00 No.858119777

>ウワーッ!? >友達いる前で!? 逆に友達がいない時っていつなんだよ!?

12 21/10/19(火)21:51:04 No.858120238

>>ウワーッ!? >>友達いる前で!? >逆に友達がいない時っていつなんだよ!? 自動的に羞恥プレイだねぇ…… 素敵な趣味じゃないかカフェ

13 21/10/19(火)21:51:12 No.858120293

友達は二人の子供として生まれるために待機してるんだよ

14 21/10/19(火)22:08:43 No.858127766

気ぶりお友だちかもしれない

15 21/10/19(火)22:23:48 No.858133834

>友達は二人の子供として生まれるために待機してるんだよ ディザ「そして生まれたのがアタシってわけよ」

16 21/10/19(火)22:32:14 No.858137041

ウワーッ! シナリオ解禁後も乱れそうな気がする!

17 21/10/19(火)22:34:14 No.858137840

カフェは性癖狂わせ隊隊長だからな……

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