21/10/18(月)22:55:21 ◯月◯日 ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1634565321492.jpg 21/10/18(月)22:55:21 No.857823523
◯月◯日 後輩のコントレイル君(ウマ娘ですが)が天皇賞(秋)の勝利を目標に猛特訓に励んでいました。 先輩として私は当時勝利した時のノウハウや心構えなどを教えていると、【他人のシナリオで株をあげる女】ことキングヘイローさんがやってきました。 彼女も一流のアドバイスよ!と言いながらあれやこれやとトレーニングは大盛り上がり。 気がつけば日はとっくに沈み、辺りは暗くなっていました。 急ぎ私たちは食堂へと向かいましたが、すでに閉められている状態でした。 フジ寮長に頼み込みキッチンを使わせてもらえるようになり、私達はなんとか夕食にありつけることになりました。
1 <a href="mailto:s">21/10/18(月)22:55:45</a> [s] No.857823677
さてここで問題が発生。 誰が料理をするかということです。 私は人並みに料理は出来ますがキングさんはともかく、コントレイル君は育ちの良いお嬢様でろくに包丁を持ったことすら無いようです。 となると必然的に私が厨房に立つ事になりました。 続いてメニューですが何でも良いと言いながらも一流のメニューだのあれはすりおろして欲しいだの、なんだかんだ言うものだから私もついつい火が入ってしまいます。 「わかりましたから二人は大人しくゲームでもして待っていてください!」 そう言って私は自室へと食材を取りに行ったのでした。
2 <a href="mailto:s">21/10/18(月)22:56:08</a> [s] No.857823834
「お、遅かったじゃねぇか。ってエプロン着けて何してんだ?」 と部屋に帰るなりシップが私が買っている漫画の雑誌から顔を上げて声をかけてきました。 これまでの経緯を説明し、何を作ればいいのが悩んでいることを言うとシップがこれ使えウインクしながら瓶詰めを私に手渡してきました。 「オイルサーディン?」 「あぁ、ゴルシちゃんの手製だぜ」 シップにお礼を言ってキッチンに戻り早速調理へと取りかかります。 冷凍のご飯を3人分レンジで温めておき、熱したフライパンにオイルサーディンを一気にドーンと放り込みます。 そのまま混ぜていきペースト状になり火がある程度入ったら醤油と料理酒を投入して臭みを取って味を整えます。 丼にご飯を盛り、刻み海苔をまぶした後にオイルサーディンを乗せ、オイルサーディン丼の完成です。
3 <a href="mailto:s">21/10/18(月)22:56:23</a> [s] No.857823926
お盆に3人分を乗せて食卓を囲みます。 流石はシップ手製のオイルサーディン。 非常に美味ですね。 キングさんもコントレイル君もペロリと平らげてくれて美味しかったと言ってくれて非常に満足の行く結果でした。 二人とわかれて部屋に戻るなりシップが私に言ってきました。 「アタシの分は?」 「もちろん」 と彼女に夜食を提供した私でした。