虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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21/10/14(木)02:51:40 ID:r5rNg38o キタ━━━━━... のスレッド詳細

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21/10/14(木)02:51:40 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856144706

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

1 21/10/14(木)02:52:37 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856144813

 ふと、話が途切れたタイミング。今までのあたしだったら30分は途切れず喋ってたでしょうけど、この時は5分もかからなかった気がします。 「で、だ」  人と目を合わせるのは得意じゃないあたしですが、トレーナーさんは別です。  その真剣な目は、すごく力強くて。用意されてた背もたれのない丸椅子で、あたしは背を伸ばし―― 「辛いなら答えなくてもいい。……また、やられたんだな?」  ――この人は、分かってくれてた。

2 21/10/14(木)02:52:48 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856144831

「っ、うぇ、えぐっ……あた、あたし、あだじっ……!」  たったそれだけで、涙が止まらなくて、自分だけで背負わなくていいんだって。自分でも訳わかんなくて、ありがとうとか何でわかったのとか、言いたいことが何ひとつ出てこなくて。 「……わかるさ」  優しく、でも力強く抱きしめられて。少なくともこの時までは。

3 21/10/14(木)02:53:06 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856144873

 ・・・・・・・・・ 「俺がやったんだから」  あたしはきっと、トレーナーさんが好きでした。

4 21/10/14(木)02:53:23 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856144916

「……は、ぇ?」  たった一言が頭の中をぐちゃぐちゃにかき回す。理解したくないのに、言葉が脳みそにしみこんで意味に変わる。  俺がやった。  トレーナーさんが、やった。  あれは、トレーナー、さん。  じゃあ―― 「最初のも、二回目のもそうだ。俺がやった」  あたしを知り尽くしたトレーナーさんは、まるであたしの頭の中が見えてるみたいな、最悪のタイミングで追い討ちをかけてきました。

5 21/10/14(木)02:54:01 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856145012

「ひ、ぁ、やっ……」  ぼすっ、と、柔らかい衝撃が来て、気づいたらベッドの上に転がされていました。 「と、れーなー、さ、何を――ひぃ!?」  突き出されたものは、男性向けのソレで見るのと同じくらい大きくて、脈打って、反り返っていて。何をされるのか、あまりにも分かりやすくて。 「ずっとこうなる日を待ってた……」  濁った目で、狂ったように輝く目で睨みつけられて、あたしは、ピクリとも動けなかった。 「俺の気も知らないで……スカートのガードが甘い時、トレーナー室で着替え出した時……何度このまま押し倒してやろうと思ったか……!」

6 21/10/14(木)02:54:28 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856145067

 怖い。目の前にいるヒトが怖い。突き出された欲望が怖い。 「えぐっ、ぐしゅ、おねがい……トレーナーさん、いつものトレーナーさんに戻ってください……こんな、こんなのやだぁ……」  両手で目を塞いで、できたことはそれくらい。  怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い怖い――

7 21/10/14(木)02:55:49 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856145232

          ・・・・・・・  助けて、助けてよ、トレーナーさん。

8 21/10/14(木)02:58:19 ID:r5rNg38o r5rNg38o No.856145532

「――ぁ」  あたしがそう思ったのと、トレーナーさんのが入ってきたのは同時でした。  はじめてだったから、ぶちぶちって、裂けるみたいな音がしたのに、全然痛みを感じなかった。 「ぁ、はは」  だらんと手が落ちて、多分、レイプ目ってやつになってました。  覆いかぶさられて、両腕やおっぱいを掴まれて強引に出し入れされて。時々動きが止まったと思ったら、何かがあたしの中に入ってくる。  どれくらい続いたのかわかりません。その間あたしは、ただ、何も、何もしませんでした。  何も感じないように、何も見ないように、ただ、心を空っぽにしていました。

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