虹裏img歴史資料館

1 21/10/13(水)21:11:04 No.856030078

「まあまあ…いいじゃないかサトシ、ヒカリに付き合ってやっても…バトルはその後でもできるさ」「まあタケシがそう言うなら…」 どれだけタケシ好きなのよ…という顔をヒカリはしていたけど俺は「何だよその顔！嫌なら付き合ってやらないぞ！」と言った 「あ、やりますやります…じゃあ審判タケシね」「えっ、コンテストバトルに審判って必要かな？」「もしものときの秘策として居てもらわないと困るの！」「？　まあわかった、審判は俺がやろう」 「じゃあごはん食べ終えたらすぐね！」「「えっ！？」」「ちょっと待ってくれよヒカリ、今日は川が近いから久しぶりに食器を洗おうとしてたのに…」「そうだよ！タケシにだって事情があるんだ！それに俺のエイパムのコンディションの確認もまだやってないし…」 「あーもう、わかったわ！だけど出来るだけ早く終わらせてきてよね！」「「わ、わかった」」

2 21/10/13(水)21:11:34 No.856030280

「じゃあタケシ、手伝うぜ！」「おう！助かるなぁ！二人なら30分もかからなさそうだ」 「ちょっと待ったー！それならあたしも手伝うわ！」「何なんだよヒカリ！待つって言ったり手伝うって言ったり…」「だって！あたし一人ぼっちになるじゃないの！」 「コンテストはポケモンたちとやるものだってさっき教えただろ！な、ピカチュウ！」「それでも仲間外れは嫌なの！！」 「自分勝手なやつだな！カスミみたいだぜ！」「おいおいサトシ、流石にそれは言い過ぎだろ…ハハハ、まあいいか！それじゃあヒカリも手伝ってくれ！サトシは洗い残しが目立つからなぁ…」 「ふふ、ありがとうタケシ！」俺はタケシとふたりっきりになれずガッカリした後にヒカリに言った！「まあいいか、そのかわり足引っ張るなよ！」「足引っ張ってるのはサトシじゃないの？」 「なんだと！？」「はい、そこまで！サトシはコップ！俺は茶碗と皿！ヒカリはポケモンのフードボウルを洗ってくれ！ほら、スポンジだ！」

3 21/10/13(水)21:12:05 No.856030542

「「あ、おう」うん」俺たちの喧嘩はタケシのおかげで有耶無耶になった！だけどコップって…俺はショックだったから淡々と、一生懸命にコップを洗った！「こうなったら新品みたいにピカピカにしてやる！な、ピカチュウ！」 タケシの横で洗ってるヒカリは驚いていた「タケシって洗うの上手いのね！」「まぁな、けどヒカリも中々やるじゃないか」「えへへ、ママの手伝いをよくやってたからかな…」 俺はなんだかふたりがいい感じなのに嫉妬して言った！「コップ洗い終わったぜ！」「おお、サトシにしては上手く洗えてるな！」「サトシにしてはって…」俺はタケシの台詞にずっこけた 「アハハハハ！」ヒカリとポッチャマが口を揃えて笑っていた！俺は怒ったけど近くにタケシがいたから怒りを抑えこう言った「コンテストバトルの練習は楽しみにしてろよ！ヒカリ！」 ヒカリは返した「もちろん！」ヒカリはフードボウルを全部洗い終えたようで「あたしも終わったからタケシを待ってましょう」と言ってきた

4 21/10/13(水)21:12:30 No.856030699

「そうだな」俺は怒りを呑み込みタケシを広間の方で待った！「ヒカリはタケシのことどう思ってるんだよ？！」そう言うとヒカリは少し照れて言った 「頼りになるお兄さんかな！ポケモンのことに詳しいし、料理ができて仲間想いのかっこいい人ってカンジ！」俺はヒカリのことを見直して「そうなんだよな！」と同意した 「タケシっていいやつでカッコいいんだよな！おまけにポケモンの治療や好みの食事もわかってるし、料理上手だからポフィン作りも上手かったもんな！それで俺たち仲間のことだけじゃなくてみんなのポケモンのことも想ってくれるしそれに…」 タケシの事を俺が喋ってヒカリが黙って聞いていたとき、タケシが戻ってきた「ハハ、俺の話か？」「ああ！タケシっていいやつだよな！」「まあ、そうかもな」「おまけに…」 「そーこーまーでー！もうタケシの魅力はわかったからコンテストバトルの練習やろうよ！」 「望むところだぜ！」「じゃあ俺も一応審判しよう」「やった！ポッチャマ！チャームアーップ！」

5 21/10/13(水)21:12:52 No.856030835

「頼むぞ！エイパム！」ポッチャマはシールの演出で泡を纏って登場した！エイパムは普通に登場した！「それではサトシのエイパムとヒカリのポッチャマとの試合を始めます！試合時間は五分！では始め！」 「エイパム！スピードスターだ！そして出したスピードスターをスピードスターで打ち消すんだ！」エイパムがサトシの指示通りにするとスピードスター同士が打ち消され綺麗な結晶が辺りに散りばめられた！ 「なかなかやるじゃない！でも、それじゃあ一次審査のアピールね！二次審査のアピールを見せてあげる！ポッチャマ、バブルこうせん！打ち消し合うギリギリで攻撃して！」 バブルこうせんがエイパムを襲った！そしてエイパムに当たったあと、襲ってきた泡と相殺し合って綺麗に弾けた！ 「おおー、いいバブルこうせんじゃないか！エイパムもいい演技だ！」と、タケシが褒めた！

6 21/10/13(水)21:13:21 No.856031044

「次はパワーを集中させてつつくこうげき！」「エイパム！きあいパンチでつつくを相殺しろ！」 今度はエイパムがきあいパンチをポッチャマのくちばしにクリーンヒットさせ、エフェクトが途切れキラキラとしたエネルギーがエイパムを纏った！ 「よっしゃ！いいぞエイパム！」「なかなかやるじゃない！バブルこうせん！」「エイパム！きあいパンチでバブルこうせんを打ち消すんだ！」先ほどとは違う感じにバブルこうせんの泡が弾けた！ 「エイパム！かげぶんしんからのスピードスターでポッチャマに集中砲火！」「ポッチャマ！がまん！」 スピードスター同士が打ち消しあいながら弾ける結晶を出しつつも、ポッチャマにダメージを与えていた 「今よ！がまんのエネルギー！発射！」「逃げろエイパム！」

7 21/10/13(水)21:13:56 No.856031286

サトシの指示は届かずに、エイパムにがまんが命中してギリギリのところで踏みとどまった 「両者、そこまで！いいバトルだったぞふたりとも！」「「えー、もっとバトルしたかったな…」」「タイマーで五分経ったんだから仕方ないだろ」 「まあいいか、付き合ってくれてありがとサトシ」「ああ、こっちもサンキュなヒカリ！エイパムに付き合ってくれて」 「それじゃあサトシ、俺たちもやるか！」「そうだな！戻れ！エイパム！いけ、ピカチュウ！キミにきめた！」「いけ！ウソッキー！」 「それじゃ、審判はあたしね！」「「ああ」」俺とタケシがハモった 「先手必勝！ウソッキー！すてみタックルだ！」「やっぱりそうくるか！ピカチュウ！アイアンテールだ！」 すてみタックルとアイアンテールの威力は互角に見えたが僅かにすてみタックルが勝（まさ）ってピカチュウにダメージが入った！

8 21/10/13(水)21:14:19 No.856031437

「それならピカチュウ！10まんボルトだ！」「ウソッキー、ものまね！」ものまねででた10まんボルトのおかげでピカチュウの10まんボルトが相殺された！ 「ウソッキーも中々やるな！ピカチュウ！ボルテッカー！」「すてみタックルだ！！」ボルテッカーとすてみタックルがぶつかって、爆発した！！ 「ピカチュウ！」「ウソッキー！」爆風が吹き飛ぶとピカチュウとウソッキーが立っていた 「ウソッキー！じたばた！」「まずい！ピカチュウ、距離を取れ！でんこうせっか！」「それならすてみタックル！」「ピカチュウ！かわせ！」すてみタックルをかわしたピカチュウは距離を取った 俺は考えた（10まんボルトはものまねで、アイアンテール、ボルテッカーはすてみタックルで相殺される、でんこうせっかはほとんど効かない…どうすればいいんだ？…そうだ！）

9 21/10/13(水)21:14:42 No.856031590

「ピカチュウ！地面に向かって10まんボルトだ！」「それは午前中に見たぞ！ウソッキー、すてみタックルで距離をつめろ！」「それを待ってたぜ！ピカチュウ！10まんボルトの方向を変えてウソッキーに当てるんだ！」 「ギリギリ当たるか…？いや、ウソッキー！ものまね！」ウソッキーは10まんボルトが当たる寸前で10まんボルトを出し、相殺した！ 「なんだかすごい試合になって来たわね…」ヒカリが言った 「なかなかやるな、サトシ！さっきのは少しひやっとしたぞ！」「タケシこそウソッキーをなかなかに育て上げてるじゃないか！ピカチュウと互角とはな！」 「まあな！対ヒョウタさんのときに沢山けいけんちが入ったからかもしれないな！」 「「次で決めるぞ！！」」「ウソッキー、すてみタックル！」「ピカチュウ、ボルテッカー！」そして再び爆発が起き、爆風が二匹を巻き込んだ！

10 21/10/13(水)21:15:01 No.856031739

「ウソッキー！」「ピカチュウ！」爆風が吹き飛んだ頃、二匹とも倒れていた 「ウソッキー、ピカチュウ、共に戦闘不能！この試合、引き分け！」 「いい試合だったな！」「ああ！ハクタイジムも頑張るぜ！」俺たちふたりは握手した そして俺は抱きついた！「どうした？」タケシが聞いた「いい試合ありがとうのハグだぜ！」「ハハ、何だそりゃ」タケシが困り顔で言った するとグレッグルがボールから勝手に出てきたんだ！「タ、タケシは渡さないからな！」グレッグルにいうと頭にかわらわりを喰らいはたきおとされた！ やったな！？と思いピカチュウに命令した！「ピカチュウ！グレッグルを取り押さえろ！」だけどピカチュウは戦い疲れで思うように動いてくれなかった！

11 21/10/13(水)21:15:24 No.856031916

「こうなったら俺が相手だ！」「ま、まずい！グレッグル！ボールに戻るんだ！」タケシは急いでグレッグルをボールに戻した！ 「なんで止めたんだよ！」タケシにそう言うと「サトシ、少し頭を冷やせ」とほっぺにチュッとされた いきなり何すんだよと言おうとしたけど、タケシのてんしのキッスで俺はメロメロになってそれどころじゃなかった 後ろでヒカリが気持ち悪そうししてるのを無視してめちゃくちゃドキドキして照れながらもきあいで聞いた！ 「なんでチューしたんだよ？」「ハハ、それは守ろうとしてくれてありがとうのキスだ！さっきはありがとな」 すると俺は「ありがとう、頭が冷えるどころかむしろあったまったけどな！」「それはよかった！俺も少し恥ずかしかったからな！」

12 21/10/13(水)21:15:43 No.856032030

俺たちが照れながら会話してるとグレッグルが出てきておれたちにどくづきを喰らわせた！ 「「シ、シビレビレ…」」ヒカリが言った「やっぱりグレッグルの嫉妬は可愛いかも！ありがとうグレッグル」 タケシは一瞬で復活したけど、俺はそれでも動けないままだった！ 「くそ、グレッグルめ…」我慢しきれず、結局俺は気絶した！30分後起きると、タケシの膝枕の上だった！ 「すまんサトシ！グレッグルにはちゃんと言っておいたからな！」「ああ」俺は膝枕に気づくと起こそうとした身体を戻してグレッグルのせいで起きれないってことにしてタケシの膝枕を堪能した その後すぐまたグレッグルにどくづきされて気絶するのはまた別の話… ～DP編その②おわり～

13 21/10/13(水)21:16:40 No.856032402

この頃はグレッグルの嫉妬がヤバかった頃だな！今では完全に耐性がついてきっとドクロッグのどくづきじゃなけりゃ効かないほどのどくづき耐性になったぜ！ それと今回はバトルまみれになったけど、読みやすかったかな？ 次に書くシリーズはまたDP編だ！楽しみにしててくれよな！偏りすぎてて嫌な人は次のアンケートのときに投票よろしくな！ それとリクエストも募集してるからもし希望するシチュエーションがあったらドシドシ頼むぜ！ それじゃあここまで読んでくれてありがとう！また明日この時間で！じゃあな！

14 21/10/13(水)21:43:46 No.856044917

そういえば今回は単パートで過去最長になったって言うの忘れてたぜ！ バトルは楽しんでくれたかな？ 他にも応援のコメントとか待ってるからもしよかったらレスしてくれよな！

15 21/10/13(水)21:45:11 No.856045620

たぐいまれなるタケシへの愛を感じるよ…

16 21/10/13(水)21:52:09 No.856048797

>たぐいまれなるタケシへの愛を感じるよ… 感想ありがとな！よかったらこのパートだけじゃなくて前パートとかも覗いてみてくれよな！ いもげのログで「タケシっていいやつだよな」で検索したら多分出るぜ！

17 21/10/13(水)21:52:42 No.856049071

あ、それとここまで読んでくれてありがとな！

18 21/10/13(水)21:53:59 No.856049623

タケシっていいやつなのがわかったよ

19 21/10/13(水)21:57:39 No.856051393

>タケシっていいやつなのがわかったよ おう！タケシはいいやつな上に仲間想いでポケモン想いなんだ！ 詳しいことは過去作で説明したからきみもよかったらいもげのログで「タケシっていいやつだよな」で検索してみてくれよな！ それとここまで読んでくれてありがとな！

20 21/10/13(水)22:04:34 No.856054826

ログでタケシっていいやつだなの横に深淵って書いてたりしない？

21 21/10/13(水)22:05:45 No.856055437

全くウケてないのにここまで続けられるのは凄いよ

22 21/10/13(水)22:08:45 No.856056961

>ログでタケシっていいやつだなの横に深淵って書いてたりしない？ >全くウケてないのにここまで続けられるのは凄いよ 俺の文章は読む為の文であっても読ませる分章になってないから人気がないんだとわかってるぜ！ でもスタンスは変えられないからこれからも頑張って書いていくぜ！ 応援よろしくな！それとここまで読んでくれてありがとう！