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21/10/13(水)01:14:24 泥の我が王 のスレッド詳細

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画像ファイル名:1634055264224.jpg 21/10/13(水)01:14:24 No.855794626

泥の我が王

1 21/10/13(水)01:24:43 No.855797057

泥の見たい王系サーヴァント

2 21/10/13(水)01:27:26 No.855797633

一番見たいのはしんどい我が王が救われるところ…

3 21/10/13(水)01:31:35 No.855798497

夢を見ている。記憶処理、情報整理という便宜上での夢を見ている。 それは記憶の混濁にも近いもの。本来「私」という存在が知るはずのない、私を巡る物語……その結末を垣間見る。 白亜の城に純潔の王。幾度と無く足を運び、時にはその白亜を血で穢し、時には膝を付いて忠誠を誓った。 懐かしさすらも覚える円卓に集う王。傍らには相変わらずの笑顔を浮かべる。胡散臭い宮廷魔術師。 花のような笑いとともに彼は告げた。他でもない私の死を、遠い島にて因縁の果てに、呪いによって死した私の顛末を。

4 21/10/13(水)01:32:13 No.855798648

騎士王は何を思うだろうか。一度は円卓の騎士として、忠臣として、湖の乙女の敵として見た私の死を、どう思うだろうか。 逆光に陰るその顔が、魔術師の言葉を受けて持ち上がる。僅かに照らされるその表情は、唖然とも。驚愕とも。あり得ない、とでも言いたげに。 「――――“あれ”は、死ぬ生き物だったのか?」 喜ぶわけでも嘆くわけでも、悲しむわけでもなく。騎士王はただ驚きを隠せぬように言葉を零した。 ああ。その、見たこともないような王の表情を見て、私はどこか喜ばしい気持ちでいた。 あの仏頂面の騎士王様に、少しでも「驚き」という人間味を与えられたなら……いや、きっともっと単純なことで。

5 21/10/13(水)01:32:27 No.855798683

思い知ったか。私が見たかったのはその顔だ。何をしでかそうとも変わることのなかったあの顔が、私のせいで歪んだという事実だけで……それだけで満足だ。 白亜が霞む。見たこともないようなあの顔が、朧気に消えていく。面白い夢を見たと、胸のすく思いで微睡むと―――― 「いやあ、僕も面白いものを見させてもらったからね。これはその御礼だ。気に入ってもらえたかな?」 ――――微睡みの中で唯一はっきりと、明確に届くその声に。私が返した言葉は……さて。なんだったかしらね。

6 21/10/13(水)01:35:27 No.855799320

誰だろう

7 21/10/13(水)01:37:25 No.855799728

逸話的にはベイリンだな 島で兄弟と決闘して死ぬ死の予言 湖の乙女との敵対

8 21/10/13(水)01:40:27 No.855800341

もっと感情思い出せ…熊耳ぴこぴこしろ…

9 21/10/13(水)01:49:57 No.855802383

とりあえずざっとZeroシナリオにネタを投げた

10 21/10/13(水)01:55:55 No.855803565

おつ

11 21/10/13(水)01:57:50 No.855803944

なるほどアヴェンジャーの動きはこういう感じ

12 21/10/13(水)02:07:09 No.855805794

おーパパが殺すのは白井君か 地元のヒーローが無意味に死ぬのは映えそうだ

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