21/10/07(木)21:55:57 ※えっち... のスレッド詳細
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21/10/07(木)21:55:57 No.853820575
※えっちだよ 天地全てが桃色の空間。床は羽毛のように柔らかく、私はそこに寝そべる。開放感が己を包み、あらゆる欲求がむき出しになる感覚がある。 無性に刺激される欲望。普段が抑圧されているからか、反動のようにそれは大きく、大きくなっていく。 はちきれそうに。 気がつく。私は服を着ているけれど、こんなものは必要ない。ここでは誰も見ていないのだから、脱いでしまいたいくらいだ。 己の裸体は、誰にも見せてはいけないもの。女優という職業に於いて、私の肢体は商品だから。…あるいは、誰かは私という存在を性的欲求のもとに消費するのかもしれない。 そういったものから身を守るために布切れを纏うのであって、その必要がないなら、私だって。 溺れてしまいたい欲が、ある。 纏う服を真中から引きちぎる。脱ぎ捨てられた服は、糸切れになって霧散する。
1 21/10/07(木)21:56:22 No.853820746
暑い、熱い。身体が火照り、更なる開放を求めてしまう。 胸を覆うブラジャーを、耐え切れず解いてしまう。秘部を包むショーツとパンツも、この柔らかい空間なら必要ない。 背筋を疾る背徳感。私は生まれたままの姿になった。 でも、まだ。更なるナニカを求めてやまない。気づけば目の前に鏡が現れ、恥ずかしげもなく裸体を晒す私自身を映し出す。 「はーっ、はーっ…」 耐えられない。まだ、物足りない。鏡に映る黒白の少女を、私を包む肉の殻を。 犯して、穢してしまいたい。 それは確かに、私自身の欲求だった。それに従い私は敏感な部分へと手を伸ばす。 膝を立て、鏡に向かってヴァギナを見せつけるような体勢になる。指を当てると、淫靡な水音がした。 「ふーっ、ふーっ…」 ちゃぷ、ちゅぷ。 荒れた息の音は、いつもの私ではないみたいで。果てるために、より感度の高い場所を探る。ただ快楽を求めるだけの浅ましい行為。それはより獣に近づけたようで嬉しかった。 快楽に潤い目の焦点が合わなくなる。鏡に映る肢体は何度か跳ねるが、それもはっきりとは捉えられない。
2 21/10/07(木)21:56:37 No.853820848
けれど既に私の意識は、犯す指先と犯される膣に集中していて。瞳にそれが写らなくても、快感の輪郭から己のはしたない姿を見てしまう。 「…んっ…んっ…あっ…ぁん…!」 ぴちゃり。空いた手の先端をクリトリスに当てた瞬間、迸る快感で身体が仰反る。あられもない声が漏れてしまう。己の存在が低俗に堕ちていくのを実感し、背徳感が気持ちを掻き立てる。更に、更に尖った先端を擦り上げる。 「…きちゃう…イく…!」 そうして、私は果てようとした。その瞬間。 景色が桃色から暗転し、妖しいピンクへと腐り落ちる。 「…え…?」 まるで内臓のようなその色。私は戸惑わずにはいられない。 そして、気づく。己の肢体が自由を奪われ、固定されていることに。快感をこれ以上自分に与えられない状態。 両腕と両脚が、腸のような肉の根に固定され拘束されていた。 私は磔にされ、股を濡らす愛液は肉の地表に吸い込まれていく。 「これは…」 非現実的な状況に転移しても尚、私の獣欲は収まらず。身を捩り快感を求めるも、四肢を封じる触手は私にそれを許さない。
3 21/10/07(木)21:56:53 No.853820947
「はぁ…はーっ…」 汗が垂れる。快感を求められなくなったのに、それと裏腹に思考は更に淫らに染まる。 「…誰か…」 助けて欲しい。正常な思考なら、そう言うはずなのだろうが。 「気持ち良く、してください…」 色欲に狂う私は、そう願ってしまう。そして。 ぐちゅり、ぼこり。その声に呼応して、地表の肉が盛り上がる。私の腕ほどの太さになったそれは、グロテスクな形状へと変化する。腟内の襞に引っ掛けるための、亀の頭部のような。…本物を見たことはないけれど、それは勃起したペニスに酷似していた。 分かる。解ってしまう。快楽だけしか考えられない私は、それが何をしようとしているのかわかってしまう。 「…くだ、さい」 喉が渇いて、懇願は掠れる。 「…それを、腟内にください」 そこまで乞い願うと、肉の棒は私の下へ潜り。 どすん、と。肉塊は私を、ヴァギナから脳天まで貫いた。
4 21/10/07(木)21:57:18 No.853821105
「…んっ…」 瞼を開く。汗ばむ身体を感じ取る。服は着ているし、身体を包んでいるのは布団だ。 寸刻遅れて、私は先ほどまでの"夢"を思い出す。…自慰を行い、異形に犯される夢。快楽に溺れるだけの夢。こんな夢を見るのは、私がそれを求めているから?初めての感覚に、顔が熱くなる。けれど意識がはっきりした今、求めるものはそれだけではないと分かる。 私が純潔を捧げ、気持ち良くしてあげる相手がいるとすれば。私を快楽で包み、愛してくれる人がいるとすれば。 それは君しかあり得ない。愛し合うならば、私は君とがいい。そうでなければ嫌だ。 …あまりにも乙女すぎるかもしれない。肉欲まで恋に染めてしまっては、コウノトリを信じるような子供を笑えないかもしれない。 けれど、私はそれがいい。…だからあんな夢を見たのは罪だ。 私が夢に見るべきは、君との幸せな愛の営みだった。例えば聖書に語られるアダムとイブのように、楽園に二人きりでも愛し合えるような。 ウロボロスの蛇のように、互いを互いに喰らい続けるような。 そんな愛が、欲しい。
5 21/10/07(木)21:58:16 No.853821469
君は果たして、それほどまでに私を求めてくれるのだろうか。二人三脚はあくまでトレーナーと担当の関係。そうだとしたら悲しいけれど、そうであるのが当然で。 それ以上を求めてしまう私は罪深いとしても。私は既に肩まで罪科に浸かっているのだから。 君を求めたい。君に求めて欲しい。私は違わずそう願い続ける。 黒の純情。其は、深く苦くて、甘い。
6 <a href="mailto:こんかいはおわりです">21/10/07(木)21:58:39</a> [こんかいはおわりです] No.853821596
初期カフェのまとめPDF fu411453.pdf
7 21/10/07(木)21:58:47 No.853821645
むっ!!!
8 21/10/07(木)22:02:35 No.853823043
語彙力が無いからいい…以外言えない…
9 21/10/07(木)22:02:38 No.853823063
ありがたい…
10 21/10/07(木)22:35:36 No.853835203
起きたときすごいじっとりしてそうでこれは…いい…