虹裏img歴史資料館

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21/10/05(火)19:55:51 (・・・... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1633431351563.jpg 21/10/05(火)19:55:51 No.853133732

(・・・い) (・・・しい) キタサンと生ぴょいしてから、頭の中に妙な声がするようになった (・・・欲しい) (・・・が欲しい) 何かを欲しがってる? 理解出来ない現象が、ただただ不気味に思えた 『7人の悪魔ウマ娘』序章

1 21/10/05(火)19:56:31 No.853133990

「それはきっと『ウマ娘との同体化』ですよ」 サトトレが嬉しそうに話に乗ってくれた 「本当に良かったですね~うちのダイヤも相当心配してましたよ?キタちゃんいつトレーナーさんと結ばれるかって」 「なんか小っ恥ずかしいなあ…それで『同体化』って?」 「ウマ娘と結ばれた男性に起こる現象と言われてますよ~!彼女達のスキルや能力の一部を得られるみたいです」 「ああ、だから急にレース用スキルを使えるようになったのか」 俺は初夜のことを思い出していた 怒ったキタさんに散々レース用スキルで攻められた最中、俺もスキルを発動させていた あの時同体化が起こっていたのか… 「なんか昔やったエロゲみたいだな。チリチリチリ」 「でも頭の中で声がするなんて?そんな事は無いはずなんですけどね~」 「ふむ…」 「ウマ娘にはまだまだ秘密があるみたいですから、気にしないほうがいいですよ~」 「まあそうしておくわ」 俺はサトトレと別れ、帰宅の準備をした…

2 21/10/05(火)19:57:14 No.853134316

「それにしても…」 家に帰ったらキタサンが待っていてくれる そんな生活がこんなにも早く訪れるとは 道すがら足取りも軽くなった 「あっ!トレーナーさん!」 買い物袋を抱えたキタサンが道路の反対側から声をかけてきた 「お、買い物帰りか」 「はい!夕食の支度です!今日はスッポンが安かったです♥」 彼女の手にはジタバタ動くスッポンが… うわ、今夜も寝かせてもらえないのか!? 「そっちに行きますね!」 勢いよく道路を渡り始めるキタサン と、曲がり角から大型トラックの姿が現れた 「あ、ま、待て!キタサン!」 「え、あ、キャアアアアア!!!」

3 21/10/05(火)19:57:33 No.853134453

ふと、まるで子供のように微笑みを浮かべたまま眠れる森の少女になるキタサンが浮かんだ 何でもないようなことが幸せだったと思う 何でもない夜の事、二度とは戻れない夜

4 21/10/05(火)19:58:21 No.853134796

「力、欲しくない?」 暗闇の中に見たこともない栃栗色の髪をしたウマ娘が立っていた 「力…?」 「そう!大好きな人を危機から守れるそんな力!」 「そりゃ、欲しいが…このパターンって大体何かしらの代償が必要だろ?」 「勿論!あたしの復活に手を貸して欲しい!」 口元をゆるませるウマ娘 復活…?なんだコイツは? 「あれ?別にいいよ!断っても」 「むむ…」 「 で も そ う し た ら 」 笑みが邪悪な物に変わった 「あなたの大切な人、眠るどころかミンチになっちゃうかもね♪キャハハ!!」 俺に選択の余地は無いってことか…

5 21/10/05(火)19:59:15 No.853135179

「分かった…俺はどうなってもいいから…力を貸してくれ…」 「そうこなくっちゃ!じゃあとっておきのスキルを貸してあげる♪」 「スキルだと…!?」 「そう!とっておきのやつ!いい?いくよ!」 【…the rest nowhere.】

6 21/10/05(火)20:00:17 No.853135619

「バッキャロー!急に飛び出して来んなバカ!」 トラックからの怒号で意識が戻った 気がつくと俺はキタサンを抱えて道路の反対に立ち尽くしていた 「あ、あわわわ…」 子犬のように震えるキタサン 「だ、大丈夫だったか…?」「は、はい!私はなんとも!」 彼女の目線の先にぺったんこになったスッポン… そしてアスファルトの上には何かが横切ったような熱く赤い線が走っていた…

7 21/10/05(火)20:00:49 No.853135845

「…」 無言で俺を見つめるキタサン 「ま、まさかあの線って…」 「は、はい!トレーナーさんです!引かかれそうになったとき凄い猛スピードでトレーナーさんがやってきて、私をここまで連れてきてくれました!」 これがアイツの言う…力…? 「もう絶対に飛び出すなよ…」 キタサンの頭をくしゃくしゃと掻き上げる 「ほ、本当にごめんなさい!」 「たくっ…お前さんは俺のこととなると視野が狭くなるんだから…」 「えへへ…♥」 まあキタサンが助かったし良しとしよう 俺達はしっかり手を繋いで家路を急いだ…

8 21/10/05(火)20:02:18 No.853136466

ほの暗い闇の底からいくつもの光が覗く… 「遂に見つけたぞ!」 「おう!オレたちの出番だな!」 「どんなお肉が味わえるかな~」 「うふふ…腕がなりますわね…!」 「わたしは彼女さえ倒せれば…」 「ボクは、全てに復讐を…!」 「おーほほほほ!わざわざこの国に戻ってきて差し上げたんですから…!」 「全ては”ママ”の為に!」 「「「「「「「「皆殺しだあ!」」」」」」」」

9 21/10/05(火)20:06:14 No.853138119

昨日頂きましたコメントを拝見し、バトル物を書いてみたくなりました お目汚し失礼しました

10 21/10/05(火)20:09:03 No.853139279

独特だな…その…文体が…

11 21/10/05(火)20:11:38 No.853140352

何が始まるんだよ!?

12 21/10/05(火)20:21:45 No.853144617

つまんね…

13 21/10/05(火)20:23:27 No.853145269

私はいいと思う

14 21/10/05(火)20:29:32 No.853147825

想像の赴くままに書いたんだろうというイマジネーションと気概を感じる 読んでる方が恥ずかしくなってくる文体はさておき

15 21/10/05(火)20:35:06 No.853150124

15年前くらいのナデシコとかネギまとかのSSって大体こんな感じのが多かった気がする

16 21/10/05(火)20:44:56 No.853154376

その日に思い浮かんだ話をここに投稿して様々なコメントを頂けるのが本当に嬉しいです 皆様いつもお付き合い頂きありがとうございます!

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