21/10/05(火)01:00:54 泥の深夜 のスレッド詳細
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21/10/05(火)01:00:54 No.852945149
泥の深夜
1 21/10/05(火)01:02:04 No.852945411
小さいパーシヴァルのやつな fu404172.txt
2 21/10/05(火)01:07:53 No.852946721
なんなの?今日はちびぱー祭りなの?
3 21/10/05(火)01:08:46 No.852946900
今日というか昨日か一昨日あたりからちびぱー祭りしてる
4 21/10/05(火)01:12:43 No.852947729
無垢な少女はかわいい
5 21/10/05(火)01:13:56 No.852947985
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/little%20si%28star%29 古いちびぱー
6 21/10/05(火)01:15:31 No.852948297
ゴリスタンとぱっしーは男女の関係じゃなく師弟関係って感じがするって誰か言ってたけど なんというか一番しっくりくる例えが田舎育ちの世間知らずの妹と都会育ちの垢抜けた姉だ ゴリスタンは男だけど
7 21/10/05(火)01:21:54 No.852949494
むっロウヒにぴくるーが追加されている
8 21/10/05(火)01:22:26 No.852949587
もうモザイク市から2年過ぎてるのか
9 21/10/05(火)01:28:57 No.852950834
このゴリラ色気あるなぁ
10 21/10/05(火)01:47:38 No.852954579
トリパーの関係いいなぁ いろんなこと教わってそう
11 <a href="mailto:1/3">21/10/05(火)02:36:48</a> [1/3] No.852962911
「痛い、痛いです!リアーセさん!もっと優しくしてください!」 擦り傷切りだらけのパーシヴァルは半裸に剥かれ手当てを受けていた。 「なに言ってるの、傷なんだから痛いのは当たり前。騎士見習いなのですから我慢なさい」 傷を清潔な布で拭い、磨り潰した薬草を塗り、麻の包帯を巻き付ける。 パーシヴァルより一回り年上の女性、師グルネマンツの娘であるリアーセは手慣れた様子で手当てを進めた。 リアーセの顔立ちは整っており長い銀色の髪の女性らしさを際立たせている。 口を開くと出てくる凛とした雰囲気は女性らしさとは相反するように見えて、むしろリアーセの魅力を引き立てるスパイスとなっており、同じ女性ながらとても魅力的に見えた。 「はい、お仕舞い! 父様も貴女も気合い入れすぎね……」 最後の包帯を巻き終えるとリアーセはぽんっとパーシヴァルの頭を叩き、呆れたように呟く。 「き、恐縮です…」 「もう!私といるときは難しい言葉遣いしなくて良いのよ?」 慣れない様子で頭を下げたパーシヴァルの態度が不満らしく、リアーセは頬を膨らませる。 「そう言われましても…」 困ったような顔のパーシヴァルをリアーセはじーっと見詰めた。
12 <a href="mailto:2/3">21/10/05(火)02:38:31</a> [2/3] No.852963136
「うん、そう! それがいいわ!決めました!」 やがてなにか決めたようにニコニコと笑みを見せるリアーセ。 「何が、ですか?」 「パーシヴァル。 父様が貴女に騎士の基礎を教える間、私は貴女に身だしなみを、教えて上げる」 困惑するパーシヴァルにリアーセは満面の笑みで答えた。 こんなに上機嫌なリアーセは始めてだ。 「貴女はどうも野暮ったいの!このすべすべの肌、さらさらな髪! 磨けばきっと美人になるのに!」 リアーセはパーシヴァルの頬二の腕、胸、太股の辺りを執拗に撫でる。 やがて満足したのか髪を手で鋤くと大きく頷く。 「ひゃっ! り、リアーセさん!私は騎士です!」 くすぐったくて小さく悲鳴を上げたパーシヴァルは精一杯の反論をする。
13 <a href="mailto:3/3">21/10/05(火)02:39:08</a> [3/3] No.852963208
「騎士だからこそ、身だしなみを整えなさい! 貴女、ここに来たときみたいな格好でキャメロットに戻るつもり? 折角父様が騎士としての礼節を教えても見かけが悪ければ全て台無し。 人は見掛けじゃないなんて、言うけれど第一印象は見掛けが8割よ」 「そう言われると…そうかもしれません…」 リアーセの勢いに押されて思わず頷くパーシヴァル。 騎士ケイや門番に見掛けをバカにされたのは確かだった。 「では決まりね! お化粧セットに洋服もいるわね! あー、楽しみだわ!」 受かれながら部屋を出ていくリアーセ。 それを見送りながら面白がってるだけなのでは?と思うも、口に出す勇気は当時のパーシヴァルにはなかった。