虹裏img歴史資料館

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21/10/04(月)19:21:29 「キタ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1633342889561.jpg 21/10/04(月)19:21:29 No.852816474

「キタサン、同棲するか」 俺は平素を装いながらキタサンに問いた 「同棲!いいですね!是非是非!」 キタサンも普段通り気軽にOKを出した…が 「同棲かあ…同棲…!?」 言葉の意味に気がついたのか顔が真っ赤に染まった 「どどど同棲!?トレーナーさんと!?」「おう。そろそろ次に進もうかと思って…」「そっ、それなら!この紙にサインをください!!!」 手渡されたのはキタサンと親父さんのサインが入った婚姻届だった 用意周到過ぎるだろ! 「待て待て待てい!それは同棲の次の段階だろうが!」「一緒に暮らすなら籍を入れようと入れまいと同じですよね!」「そ、そりゃそうだが…」 俺はキタサンを真剣な眼差しで見つめた 「まず、一緒に暮らそう。そしてお互いの悪いところ見て、妥協点を探りたいんだ」「でもネイチャさんが言ってました!男の人にはそうやってズルズル結婚を引き延ばして結局お金が無くなったり適齢期逃したりする頃にポイ捨てするような人も居るって…」 ネイチャ!余計なことを!

1 21/10/04(月)19:22:38 No.852816845

「俺がキタサンにそんなことすると思うか?」 両肩を掴んでやった 「そんな風には…」「最近お互い忙しくて、一緒にいる時間が減ってただろ?それもあって聞いてみたんだ」 俺が要望したことだが、キタサンは様々な仕事をしていた ファミレスから始まり、ドラマに特撮、声優や歌のお姉さんまで どんどんタレントとしてステップアップし、会える機会が減ってきていた 一方俺もソダシの担当トレーナーとして彼女に付きっきりだ このままだとすれ違って行きそうな、そんな不安がよぎったのだ 「確かに一緒の時間が減ってきてますね…」「だろ?今なら一緒に暮らしても仕事で自分だけの時間を作らざるを得ない。むしろその方がいいと思うんだ」「ど、どうしてですか?」「べったりし過ぎるとお互いに依存し合って外に出れなくなる事もあるみたいだ」

2 21/10/04(月)19:23:25 No.852817116

これはゲキマブ先生の対ウマ娘恋愛相談動画の受け売りだった レースを引退し同居し始めたウマ娘がこれまで以上にトレーナーにベタベタし、昼夜問わず求められるままにうまぴょいした結果一 外に出なくなり買い物も通販、仕事も辞め二人してレースの賞金を食い潰しながら引きこもるカップルが多発している、と そうならない為にもお互いに自立し、また、外で他の人と話す機会を作る状況を維持した上で同居した方がお勧め、と 「そっ、そうかもしれませんね…」「だろ?だから今がチャンスと思ってね」「…」 「急な話で悪かったな。また今度で良いから返事を聞かせてくれ。俺はどちらでも一」 「します…」 「む?」 「私、トレーナーさんと同棲します!」 勢いよく立ち上がったキタサンが全速力で去っていった あ、こりゃまたマンションの鍵が開いてるパターンだな…

3 21/10/04(月)19:23:55 No.852817321

帰宅するとすでに荷物の片付けを済ませたキタサンが三つ指突いて待っていた 「不束者ですが宜しくお願いします…」 「て、手際が良過ぎる…」 家具から小物まで全て2人用に変えられていた また親父さんの仕業か… 「お風呂にします?ご飯が先です?それとも…♥あいたっ!?」 俺はキタサンを小突いてやった 「こらこらまだ籍を入れたわけじゃないんだから」 「だって…」 「その前にまず、することがある」 「?」 俺は1冊のノートを取り出した 「共同生活する上での取り決めとお互いの妥協点洗い出しノートだ」 俺はキタサンをリビングルームに引っ張っていった

4 21/10/04(月)19:25:13 No.852817750

「さ、まずはお金の管理から話し合おう」 俺はテーブルに先程のノートを広げた 「お金ですか!そうですね…やっぱり将来の妻である私が財布の紐を一」「済まない。収入と貯金はそれぞれで管理する形にしてもらえないか?」「えーどうしてですか!?」 「まず、以前A5の和牛を一頭買いで用意してくれたことがあっただろ?」「はい!トレーナーさんを喜ばせたくて!」 「そこだよ!」「!?」 「キタサンは俺のことになると金銭感覚がマヒする不安が有るんだ」「あのくらい私の賞金で一」 「その沢山お金を抱えているから、ってところだよ。良いか?普通の人は月に大体20万程でやりくりしながら生活しているんだ。実家やトレセン学園での感覚の間は任せられない」「…」 キタサンが少し暗い表情を浮かべた 言い過ぎたか…? 「これから一緒に生活して、大丈夫そうだって判断したらそのときは任せるから、な?」 俺はキタサンの頭をポンポンしてやった 「…わかりました。絶対に認めさせます!」 うん。流石だ 俺はノートに『お金:それぞれが管理』と記した

5 21/10/04(月)19:27:41 No.852818560

そうやって家のことでそれぞれの担当決めをし、 次はお互いに不安視していること・譲れないことを書く段階となった 「では、今からお互いに思ってること、これだけは譲れないことを洗い出そう」「はい!」 「早速で悪いが…ソロぴょいは許してくれ」「ひょええ!?」 キタサンが飛び跳ねた 「だ、だってトレーナーさん、私が居ますよね…?」「そりゃ居るさ。でもそれとソロぴょいは関係ない」 「じゃあ私は何なんですか!未だにぴょいも認めてくれないですよね!?家政婦か何かですか!?」 「良いパートナーだ。それに定期的なソロは因子の更新が出来て受胎率も上がる」 「受胎…!?ってことはトレーナーさん、まさか…♥」「ああ、お互いに気が向いたらぴょいするか」 キタサンが飛び跳ねて喜んだ

6 21/10/04(月)19:28:14 No.852818745

「遂に…遂にトレーナーさんと…♥た、沢山子供を作りましょうよ…♥」「まあまて、子供は籍を入れて式が終わり、余裕が出来てからにしたい」 「は、反対です!私は今すぐにでも生ぴょいしたいです!」 「こ、子供一人に付き2000万教育費がかかるんだぞ?あと子供が出来たら自分だけじゃなく二人の時間も無くなるぞ?」 「で、でも!私は今すぐにでもトレーナーさんの子供を産みたいんです!」 顔真っ赤にして怒るキタサン この子供っぽさも惹かれた一因だ

7 21/10/04(月)19:28:27 No.852818830

俺はキタサンを抱きしめてやった 「あっ…♥」 「怒らせて悪かったな。きっとそう言うと思ったからこそ、不安であったり譲れなかったりすることの議題として出したんだ」 「そう、だったんですね…♥」 キタサンはゆっくり目を閉じる 落ち着いてくれたみたいだ 「この議題…結論は先にしよう…」 「はい…♥」 「でも、これだけは決めさせてほしい…」 俺はひとしきりキタサンを抱きしめたあと、 『喧嘩は抱きしめた合ったら終わり。白黒ははっきりさせなくても良い』とノートに記した…

8 21/10/04(月)19:29:25 No.852819169

同棲を始めるキタサンが書きたくなりました 今夜は初夜も投稿予定です お目汚し失礼しました

9 21/10/04(月)19:32:12 No.852820168

ちょっとキタちゃん掛かり気味すぎる…

10 21/10/04(月)19:33:10 No.852820514

キタちゃんが凄い掛かってるのいいよね…

11 21/10/04(月)19:39:27 No.852822730

ナカダシちゃん

12 21/10/04(月)19:43:33 No.852824139

トレーナーがソロぴょいしてるときキタちゃんもこっそりヤってるといいですね

13 21/10/04(月)19:54:50 No.852828223

>ナカダシちゃん i 訴

14 21/10/04(月)19:58:29 No.852829606

ソダシちゃんずっとニヤニヤしながらトレーナーさん煽ってそう…

15 21/10/04(月)20:01:45 No.852830798

>>ナカダシちゃん >i >訴 さいていさんが悪いよ……

16 21/10/04(月)20:10:16 No.852834138

お互い想い合ってるのいいよね

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