21/10/02(土)23:47:49 ランド... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1633186069333.jpg 21/10/02(土)23:47:49 No.852197022
ランドソルでも有数の高級住宅街 指折りの権力を持つ貴族や大商人の邸宅が建ち並ぶ区域、そのど真ん中を突っ切るように整備された道を僕たちは歩いていた 「緊張しているの?」 隣を歩く最愛の人、レイが僕の顔を心配そうな顔で覗き込んできた 僕がぎこちなく頷くと、レイは薄く微笑んだ 「私も今すごく緊張してる。だってこんなこと……初めてだから。両親に真っ向から立ち向かうなんてね」 その言葉を聞き、僕は思わず固まった 「きっと二人は私たちを許さないだろうね。絶対に」 レイの真剣な横顔を見た僕はゴクリと唾を飲み込んだ
1 21/10/02(土)23:48:13 No.852197189
僕たちは今、途方もなく巨大な敵に立ち向かっている ある意味、今まで僕がレイと一緒に立ち向かったどんな魔物よりも強敵になり得るかもしれない だが負けるつもりはなかった 絶対に勝ってみせる 勝たなきゃいけないんだ 「……本当に、上手くいったらいいんだけどね」 そう言って目を伏せたレイの手を僕は咄嗟に掴んだ 「えっ……」 レイの小さな右手を両手で包み込み、その綺麗な紅色の瞳をしっかりと見つめて言い放った 「大丈夫。僕たちなら、二人ならきっと大丈夫」 一瞬レイはキョトンとした表情を浮かべたが、僕の言葉の意味を理解した瞬間、クスリと笑みを零した 「……キミはいつも私が欲しいものをくれるよね」 「だって、僕もレイからいろんな貰ってるから」
2 21/10/02(土)23:48:56 No.852197482
「……ありがとう……本当に……」 レイは目尻に滲んだ涙を指先で拭き取ると、僅かに紅潮した頬をピシャリと叩いた 「そうだね。ここで躊躇うなんて私らしくない」 レイはそう言って頷いて、僕の手を強く握り締めた 「もう私は一人じゃない。これからはずっと、キミが側にいてくれる」 僕とレイは再び歩き出す 目的地——敵の牙城はすぐこの道の突き当たりにまで迫っていた 「いい? 二人の前では……いや、家に足を踏み入れた瞬間から堂々とすること。そして—— 『娘さんを僕にください』って、ちゃんと誠心誠意伝えること。頑張ってね?」
3 21/10/02(土)23:56:09 No.852200248
いい…
4 21/10/02(土)23:58:20 No.852201047
エッチな話だと思ってすまない…
5 21/10/03(日)00:01:05 No.852202111
別荘でアヘらせまくったり露出させたり口の中に入れたまま連れ回す話かと…
6 21/10/03(日)00:01:43 No.852202358
いい話だ…
7 21/10/03(日)00:01:56 No.852202439
町中でエッチするのかと
8 21/10/03(日)00:02:43 No.852202772
>『娘さんを僕にください』って、ちゃんと誠心誠意伝えること。頑張ってね?」 ここまで来たのか…
9 21/10/03(日)00:03:21 No.852203072
>町中でエッチするのかと そういうのも書きたいけど上手く書けない……
10 21/10/03(日)00:03:36 No.852203174
背景がピンクだからチクショウ!
11 21/10/03(日)00:04:09 No.852203414
まるでレイ様がエッチみたいじゃん!
12 21/10/03(日)00:05:34 No.852204023
>>町中でエッチするのかと >そういうのも書きたいけど上手く書けない…… 書きたいものを書いて一方書けるものも書いてバランスがいいじゃないか
13 21/10/03(日)00:42:37 No.852218317
前回のツムギの話からなら諦めたのか