虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 21/10/01(金)00:28:35 No.851496116

──オペラオーさんと一緒のレースに負けた日の夜は、たいてい私が抱かれる側にまわります。オペラオーさんの一番近くでいい走りができた達成感や幸福感と一緒に、それでも勝てなかったというくやしさまで湧いてきてしまって、高揚感に混ざって心をざわつかせるその感情を、他でもないオペラオーさんに塗り潰してほしいからです。 「オペラオーさん……、ほしい、です」 何度も体を重ねるうちに、こうしてベッドの上で仰向けになって欲求をさらけ出すことにも抵抗がなくなってきました。恥ずかしくないといえば嘘になってしまうけど、恥ずかしさが霞むくらいにオペラオーさんを欲する気持ちが抑えきれないのです。 「ああ、悦楽の園にいざなってあげるから、安心してボクに身を委ねたまえ」といつもの調子で言うオペラオーさんの表情は、ほんのわずかに本能を滲ませていて、それでも私の目には美しく映ります。

2 21/10/01(金)00:29:23 No.851496352

「ドトウ、いいかい」と声をかけてくれるオペラオーさんに頷きで返すと、もうすっかりとろとろになって受け入れる準備を整わせたそこにオペラオーさんのものがあてがわれ、くちゅり、ずぷ、と肉をかきわけて侵入してきます。 体内に自分以外のものが入ってくる感覚は何度経験しても慣れないのに、すっかりオペラオーさんのかたちを覚えてしまったそこが、先っぽから根本までをきゅうきゅうと締め付けて、もっと気持ちよくなりたいと催促します。ふうっ、とオペラオーさんが吐息を漏らしてゆっくりと腰を引くと、粘膜が擦れ合う感覚がぞくりと体中を駆け巡り、再び腰を突き出すと、ぐりゅ♡って気持ちいいところが押しつぶされて。 勝手にはしたない声が出て、羞恥心と快感で頭がぐちゃぐちゃになりそうです。 オペラオーさんの熱を孕んだ瞳が私を捉え、「ドトウ」と吐息混じりの声で私を呼び、オペラオーさん、と少し震えた声で返すと、スイッチが入ったみたいにお互いを貪欲に求め合いはじめます。

3 21/10/01(金)00:29:54 No.851496537

こんな関係になって少し経ったころ、最中にオペラオーさんが「ボクは美しいかい」と聞いてきたことがありました。 私はきょとんとしてしまいました。オペラオーさんはいつだって──レースできらびやかな存在感を放ちながら走る時も、歌劇を披露してくれる時も、私のドジを笑って許してくれる時も、眠っている時も、こうして二人で気持ちいいことをしている時も、とっても綺麗で、私のあこがれで、大好きなひとです。だから、オペラオーさんはいつだって綺麗です、と思ったままのことを伝えると、オペラオーさんははっとした顔をしてから、安堵したみたいに頬を緩めたのでした。

4 21/10/01(金)00:30:24 No.851496727

だんだんとオペラオーさんが切羽詰まったような表情になっていきます。 ぱちゅぱちゅと肌のぶつかる音がすこしずつ早くなって、快楽がじわりと脳を支配していきます。 なかにほしい。みたされたい。本能がそう訴えかけてきて、しがみつくみたいに腰に脚をまわし、全身で密着します。余裕のなさそうなオペラオーさんの顔が近付き、たまらなくなって唇を触れ合わせ舌を絡めると、全身でオペラオーさんを喰らい、全身がオペラオーさんに喰らわれているような錯覚に陥って、自分がまるで原始的な獣になったかのようでした。 ぐちゅぐちゅと粘ついた水音が繰り返されるたびに最奥をこつこつ突かれて、早く中に欲しい、と飢えた胎の入口がかぷかぷといやらしくひくつくのがわかります。抽送のたびにオペラオーさんのお腹に擦られたことで刺激を得た私のおちんちんがとろとろとだらしなく精液を吐き続け、私のお腹を濡らしていきます。 言葉もなく、吐息と嬌声だけが重なって。 そうして、いちばん強い快感の波が私たちを飲み込みました。

5 21/10/01(金)00:31:15 No.851497000

「ふ、うぁっ♡～～っ……♡♡♡」 「ぁあ、あ…………っ♡♡♡」 びゅーっ♡どぷ♡びゅるる♡って、おなかに精液が注がれるたびに真っ白な多幸感と甘い快感が頭をいっぱいにします。絶頂にひくつく膣が、まだびくびくと脈打っているそれから精液を絞り取ろうとします。こんなのはしたないって思うのに、一滴残らず注いでほしいと動いてしまう腰を止められません。 もっと、もっとほしい。私の体を塗り替えてしまうくらいにたくさん種を植え付けて、ひとつになった証を残してほしい。もっと強く支配してほしい。そんな感情が湧いてきて、ふとオペラオーさんを見ると、紫の瞳には本能を思わせるぎらつきが残ったままで、射精を終えたばかりのはずのものが、なかで少しずつ硬さを取り戻していました。 もういっかい、と口を開くのすらもどかしく感じ、オペラオーさんのくちに舌を差しこんで続きを催促します。短い耳がぴくりと動いて、応えるように私の舌を絡め取り、唾液を交換しあって、息が苦しくなってもまだ貪るように口付けを交わし続け、そうしてその日は時間も忘れてずっと体を重ねていました。

6 <a href="mailto:おわり">21/10/01(金)00:31:46</a> [おわり] No.851497176

遠征相部屋本能ふたぴょいなオペドトのドトウ視点も書きたかったので書きたいところだけ勢いで書きました あんまり言葉も交わさずにナメクジの交尾みたいなねっとり具合でやっててほしい 別の日のオペラオー視点 fu391562.txt

7 21/10/01(金)00:37:37 No.851499248

むっ！シコれていいねぇ…

8 21/10/01(金)00:38:02 No.851499385

連日見れるとは思わなかった ありがたい…

9 21/10/01(金)00:38:22 No.851499493

双方生えてるの良いね…

10 21/10/01(金)00:39:45 No.851499964

とんでもない量の射精しそう

11 21/10/01(金)00:43:48 No.851501331

オペラオーからすると切羽つまった問題だけどドトウにとってはオペラオーの美しさは揺るぎないものだと確信している描写がｷﾃﾙ…

12 21/10/01(金)00:44:55 No.851501656

地の文メインだと没頭してる感じが出ていい…

13 21/10/01(金)00:49:18 No.851502960

私 性 合 ありがとうございます

14 21/10/01(金)01:08:39 No.851508248

ありがたい…オペラオーに突かれて気持ち良すぎてところてんしちゃってるドトウいいですね…