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    21/09/29(水)23:18:03 No.851141947

    ※両方ふたなりです!

    1 21/09/29(水)23:18:51 No.851142246

    ボクとドトウはほぼ同じ走りの適正を有するために同じレースに出ることが多く、ほとんどの場合遠征先では同じ部屋に宿泊する。二人は仲が良いし一緒に過ごすことで良い影響を与え合うこともあるだろう、とお互いのトレーナーが示し合わせた結果だ。恐らくは経費が云々といった大人の事情もあるのだろうと聡いボクは察したが口には出さなかった。 実際、ドトウと同じ空間で過ごす時間はとても刺激的だ。彼女はいつも想像の埒外の出来事をボクにもたらす。具体的にはお風呂のお湯を張ったと思ったら水風呂だったとか誤ってボクの服に着替えてしまうとかだ。ボクの一日はドトウの愉快な演出によって更に彩り豊かなものになる。

    2 21/09/29(水)23:19:16 No.851142405

    その日のレースはボクが1着、ハナ差でドトウが2着だった。 最終直線、視線はゴールだけを捉えているのに、すぐ隣を走るドトウの呼吸と足音、鼓動の音、勝ちたいという感情までもが手に取るようにわかり、譲るものか、勝利を手にするのは覇王たるこのボクだ、と沸き立つ闘争心を全身に滾らせ、無我夢中で地面を蹴り──ほとんど同時にゴールインした。わずかな差でボクが勝ったことがわかると、ボクとドトウ、二人だけを捉えていた耳が世界の音を取り戻し、視界は開け、筆舌に尽くしがたい興奮がわっと込み上げた。 ウイニングライブが終わってもなおレースの高揚は抜け切らず、日が沈んでホテルの部屋に戻ってからもじっとしていられずに鏡の前で迸る情熱を舞踏にぶつけていた。気分が鎮まらないのは舞い踊るボクを嬉しそうに眺めるドトウも同様のようで、そわそわと落ち着きなく尻尾を揺らしていた。

    3 21/09/29(水)23:20:04 No.851142689

    ベッドに腰掛けて爪の手入れをしていると、シャワーを済ませたドトウが隣に座り、控えめに尻尾を絡ませる。 「オペラオーさん……えっと、そのぉ……明日はおやすみなので~……」 夜伽の合図だ。初めはお互い探り探りだったが、枕を共にするたびに少しずつ隠していた情動をさらけ出すことへの抵抗も薄れ、今ではこうしてあのドトウが積極的にボクを誘うまでになった。そうなる過程でひとつ知ったことがある──ドトウは性欲が強い。 慎ましやかでありながらも貪欲さを失わぬところは紛れもなく彼女の美点だ。しかし普段は控えめなドトウが見せる本能を思わせる一面に毎回どきりとさせられるのも確かだ。 「その、いい……ですかぁ」 これから繰り広げられるソワレを無意識に期待してか鼓動が早くなる。 「許そう、ドトウ。存分に踊り明かそうじゃないか」 「オペラオーさん……」 ドトウの顔が近付き、唇が触れ合ったかと思うと舌がぬるりと口内に侵入してくる。くちゅ、ぴちゃ、と音を立てながら、息継ぎすら惜しいように舌を絡ませあう。 情欲をそそる水音と感触は毒のように少しずつ思考を痺れさせ、持て余していた高揚感によって本能が暴かれていく。

    4 21/09/29(水)23:20:40 No.851142908

    ──ある時、ベッドで「ボクは美しいかい」とドトウに問いかけたことがある。太陽の眩しさを問うかのような愚問だが、そう問わずにはいられないわだかまりがボクにはあった。 ボクはボクのあらゆる点における美しさを知っている。しかしそれは理性あってこその話だ。理性を放棄し、本能を剥き出しにしたボクは──ボクの中の獣は、果たして普段のボク同様に美しいのだろうか? そんな恐れを察してか、ドトウは数秒間黙考したのち、ボクの目をまっすぐに見て、オペラオーさんはどんなときも美しいです、と力強く言った。自身の根幹を揺るがしかねない判断をひとに委ねたのはボクらしからぬことだと自責の念に駆られもしたが、他ならぬドトウが言うのならば、と安堵し、否定的な疑念が肯定的な確信に塗り変わったのも確かだ。──考えてもみれば当然だ、なぜなら走っているボクは美しく、そのボクは"走りたい"という本能的欲求に従ってターフを駆けているのだから。 ボクは本能すらも美しい。 そう確信してからは、ボクたちはこうして更に深く求め合うようになった。

    5 21/09/29(水)23:21:26 No.851143176

    前戯を終え、すっかり理性が溶けきってしまったボクたちは、快楽を貪り尽くさんとその先へ進もうとする。 こっちがいいです、と言いベッドで仰向きになり熱を孕んだ瞳でボクを待つドトウにそっと口付けをし、蜜を溢れさせる秘部に剛直をあてがう。腹の奥の方が疼く。 「……いいかい?」 「は、はいぃ~……」 握った手から緊張と期待が伝わってくる。ゆっくり、少しずつ腰を押し進め自身を突き入れていくと、喰らい付いて離さないかのように膣壁がひくつき、快感がぞくぞくと背筋を駆け上がる。呼吸が荒くなっていく。こつんと最奥に到達し、先端から根本までが余すことなくドトウに包まれる。 「オペラオーさん……っ♡」 動くよ、と声をかけてから、ねだるように腰を揺らすドトウに合わせて律動をはじめる。ざらついた一点を擦り上げるとドトウの表情が淫らにゆがみ、一際高い嬌声を漏らしたと思うと中がきゅっと締め付けられ、視覚から聴覚から触覚から肉欲が煽り立てられる。 お互いの呼吸と鼓動が溶けて一つになるようだった。レース中の個が研ぎ澄まされた感覚とは正反対のはずなのに、どうしてか似たような高揚感を覚えてしまう。

    6 21/09/29(水)23:22:30 No.851143535

    少しずつ抽送が早まっていく。ぐちゃぐちゃと擦れ合う粘膜の感触に脳を支配されてしまいそうだった。あつい。自然と涙が出る。きもちいい。自身がびくびくと脈打つのを感じる。きもちいい。ボクの絶頂が近いことを察したドトウがぎゅ、とボクを抱き寄せ、喘ぎながら懇願する。 「あぅ、なかっ♡なかに、くださいぃっ……♡♡」 「ドトウっ、待ちたまえっ……♡待っ……♡♡」 ドトウに全身でしがみつかれ、隙間なんてないくらいに体が重なると、その胸の質量と柔らかさ、腹に触れる屹立したものの感触が官能に訴えかけてくる。限界が来る。外に出さねばと思うのに、腰にまわされたドトウの脚が、精を欲するようにうねる膣の感触が、そして何より快楽を求めてしまうボク自身の本能がそれを許さない。 きゅ、とひときわ強く締め付けられ、深い快感が背筋を駆け上がる。なにかがこみ上げてくる。止められない。

    7 21/09/29(水)23:23:40 No.851143954

    「やっ、でちゃ……ッ♡♡出ちゃ、ああぁっ♡♡♡」 頭が真っ白になったかと思うと体がびくりと震え、跳ねた尻尾がドトウの爪先に触れると同時に、精液がどぷり、ごぷっ、と堰を切ったように吐き出されていく。 「~~ぁ…………っ♡♡♡ぁ、あ……♡出て、ますっ……♡オペラオーさんのせーし♡わたしの、なかにぃ……♡♡」 胎に白濁を注がれながら甘い絶頂に震えるドトウの剛直もまたびゅくびゅくと精を吐き出し、互いの腹を濡らしていく。中も外も体液に塗れながら、しばらく繋がった状態でただ荒い呼吸を繰り返していた。 自身を引き抜くと、胎に収まり切らなかった精液がこぽりと溢れ、シーツに滴り落ちる。 ドトウに種を植え付けたことを改めて認識させられて、原始的な支配欲が満たされていく。連鎖的に脳に刻み込まれた快感やレースの高揚感がまた呼び起こされる──目を覚ました獣はまだ大人しくなりそうにない。たちまち硬さを取り戻したものに気付いたドトウは、恍惚とした表情で、希うように言った。 「オペラオーさん、そのぉ……も、もういっかい……♡」

    8 21/09/29(水)23:24:16 No.851144179

    そうして夜もすがら交わり、お互いの体液にまみれた体を洗い流すために入ったはずのお風呂でも結局3回まぐわい、寝床に戻るといつの間にか泥のように眠っていた。目を覚ましたのは昼過ぎだ。トレーナー君から「はしゃぐ気持ちもわかるが、夜ふかししすぎて生活リズムを崩さないように」といった旨の忠告のメッセージがスマホに送られていた。ドトウの方も同じような内容が送られていたようで、ごめんなさいごめんなさい、私がたくさんねだったせいで、と泣きそうな顔で謝られた。 ドトウは性欲が強い──が、ともすると、それに際限なく応えてしまうボクもボクなのかもしれない。

    9 21/09/29(水)23:24:57 [おわり] No.851144426

    オペドトと両ふたぴょいが性癖なので書いた書きたいもの全部盛り込んだらとっ散らかった 一般にフケたウマ娘同士の行為はヒト同士のそれより長時間にわたるというのはご存知の通りだけどレース後なんかは特に本能が刺激されるせいでよりヒートアップしてしまうといいと思う 誰かそういう設定でふたぴょい文書量産してください

    10 21/09/29(水)23:26:02 No.851144833

    ウマ知らないけどいいと思う

    11 21/09/29(水)23:33:59 No.851147435

    私性合 ありがとう…

    12 21/09/29(水)23:34:46 No.851147729

    いいね!実にいい!

    13 21/09/29(水)23:35:04 No.851147850

    ありがたい…

    14 21/09/29(水)23:36:38 No.851148404

    ドトウに自身の美しさを問う場面がいい… 自分のアイデンティティに関する答えを相手に委ねたのに信頼関係を感じた…

    15 21/09/29(水)23:53:41 No.851153939

    ドトウは射精の直前に腰をホールドするかしないかで言ったら絶対にするよね…

    16 21/09/29(水)23:55:44 No.851154640

    イチャイチャシーンも良いし本番の実用度が高くてとてもよかった

    17 21/09/29(水)23:56:05 No.851154749

    日によってお互いに役を決めるのいいよね…

    18 21/09/30(木)00:09:52 No.851159648

    ふたなりド性癖なので嬉しい ふたなりカップル最高

    19 21/09/30(木)00:10:24 No.851159852

    ドトウはべろちゅーしながら脚でオージの腰をホールドする 俺はドトオペのえっちする場所の壁紙だから分かる